カモシカさんの山行記録・旅日記etc.

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「任命の責任は私にある」が、「一切責任は取りません」安倍総理

2020-03-16 | 徒然

「任命の責任は私にある」が、

一切責任は取りません安倍総理

 

 

第2次安倍晋三政権発足後、不祥事や失言で、そのたびに首相が繰り返す

「任命責任は私にあります」はもう聞き飽きた。

 

というより、また一切 責任取らない気かよ! と腹立たしい。

 

いやしくも行政府の長が口にした「責任」である。その重みを自覚することなく、

口先だけで済まそうとするのであれば、無責任のそしりは免れまい。

 

任命責任を果たすとは、どういうことなのか。

 

首相は既に「任命責任は私にある」と繰り返し認めてきた。

国民が知りたいのは、その先だ。

具体的にどのように責任を取るか、である。

 

2019/11月のこと閣僚2人が立て続けに辞任した異常事態を受け、衆院予算委員会の集中審議が開かれた。 まだ記憶に新しいことである。

 

当然、野党はこの点を突いた。ところが、首相は「行政を前に進めていくことに全力を尽くし、国民への責任を果たしていく」などと答弁した。

「行政を前に進めていくことに全力を尽くす」ことは、問題を起こしたこと以前の当たり前のことではないか!

 例によって質問と答弁がかみ合っていない。「行政を前に進めていく」のは閣僚が辞めようと辞めまいと、首相をはじめ内閣に課せられた使命である。

これでは、反省はするが、今まで通りにやっていきます‐と宣言するのに等しい。

 

 驚いたのは、「適材適所と思って任命したのか」との質問に対し

首相が「それぞれの任にふさわしい人物を任命した」と答弁したことだ。

首相は「こういう結果になったことは国民におわびする」と付け加えたが、

違和感を禁じ得ない。

 

今回大問題となっている森法務相<法無が最適字だ>

政治家の資質が問われる問題と言っていい今回の森法務<無>大臣!

 

これも今までの安倍の対応と同じくだ。

 

安倍:厳重注意しといたから 適任で続投させます!

森:反省は(建前上)述べておきますが、今まで通りにやっていきます!

 

おいおい、それって国民をバカにしきっていますよ!!

 

国民に対する背信である。国会軽視も甚だしい。

 

首相が果たすべき任命責任とは何か。

 

民間は厳しく 政界は甘い「責任」。

民法715条には「使用者責任」の規定があり、他人(役員や部下)を使用する者にも、部下らの不法行為の責任が及ぶことになっています。配下の役員、社員が大きな不祥事を起こしたら厳しい処分が不可避だし、社長も退任、減俸、降格などを受けます。社長を含め、責任者は10秒も20秒も、深々と頭を下げて謝罪です。

しかし、安倍首相はあっさりと「任命責任は私に。お詫びする」で、終わりである。

 

能力に関係なく、次々に閣僚待機組から優先的に人選したり、世論受けを狙って未熟な議員を起用することなどは改めるべきでしょう。離党ないし議員辞職を迫ることも必要です。

任命したわけだから、だめな人は「罷免」しなければ安倍総理大臣は責任を取ることにはならないでしょう。

政治メディアも、任命責任という言葉が安易に使われている現状を批判し、

首相が任命責任を認めれば、問題が解決するかのような錯覚を持つべきではありません。

 

今回の森雅子法相を 擁護し続ける安倍総理。

 

「任命の責任は私にある」といつもの決めゼリフを冠しているが

 

安倍総理の述べる「責任は私にある」の言葉の意味は、だから、安倍がこのようにして責任を取りますではなく

「だけど一切責任は取りません」と公言しているのだ。

 

国民への裏切り行為、 ウソ、といわれても違いますと弁明できないであろう。

 

このパターンは今までに何十回と繰り返されている。

 

本日も国会で追及を受けた。

 

■蓮舫氏「法相、なぜ辞めさせない」[10:10]

 「3月11日、その当日に国会で東日本大震災に対するウソを言う森雅子法相。

なぜ辞めさせないんですか」

 立憲民主党の蓮舫副代表は参院予算委員会で「震災時に検察官は最初に逃げた」との答弁をした森法相の更迭を安倍晋三首相に求めた。首相は「職務を遂行していただきたい」と述べ、続投させる方針を強調した。。なぜ辞めさせないんですか」

 立憲民主党の蓮舫副代表は参院予算委員会で「震災時に検察官は最初に逃げた」との答弁をした森法相の更迭を安倍晋三首相に求めた首相は「職務を遂行していただきたい」と述べ、続投させる方針を強調した。

 

*身内の部下に対して「遂行して頂きたい」とへりくだっちゃってるよ。

 「職務を遂行させる」だろう。*

 

トラブルメーカー森法相は厳重注意で終わり?

 

任命権者の首相はそれでも続投させる意向だ。

 

今回の件において安倍総理が責任を取ると言うことは、

 

安倍政権が行った(東京高検検事長を定年延長した)閣議決定そのものを撤回することだ!

 

あの森法務<無>大臣の「逃げた」答弁だって、

 

元を正せば、

安倍政権が行った(東京高検検事長を定年延長した)閣議決定に端を発しているわけだ。

 

教科書で習う「三権分立」! 

自分にとって都合のいい解釈をして介入することは

あってはならないことだ。

この1点を以てしても 安倍総理には「憲法を語る資格はない」。

 

ましてや、「変える」などとても手を付けさせられない。

 

義務教育の教育内容を再履修し直し、「道徳」の授業も全課程を履修してからにしてくださいね。 もちろん、合格点を取ってからですよ。 赤点のままは不可です。

 

参考:既出拙ブログ記事からの抜粋

森法相逃げた」答弁

総理注意はブラックジョーク 

3/13(金) 11:43配信

ど真ん中ストレートな記事なので、是非、全国民にお読み頂きたい。

撤回すべきは

安倍政権が行った(東京高検検事長を定年延長した)閣議決定そのものだ!


 よく分からないですね。

森雅子法相の(東日本大震災の際に「検察官は最初に逃げた」などとする)答弁は到底許されないと思う。同時に、なんで法相がこういう対応に陥ってしまったのか。

これはやっぱり、安倍晋三総理が、安倍政権が、東京高検の黒川弘務検事長の定年延長という、極めて無理筋の閣議決定を行ったからなんですよ。その総理が森法相を(問題の答弁をめぐり)厳重注意する。まさにブラックジョークのような話だと思います。

 やっぱり謝罪・撤回すべきは安倍総理であって撤回すべきは安倍政権が行った(東京高検検事長を定年延長した)閣議決定そのものだと思います。(衆院法務委員会での質問で)

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