ちょっとだけよ！

地元のシンボル富士山も見えない不安定な霞んだお天気であったが、

お散歩であっても街なかではない、フィトンチッドの濃度が濃いみどり溢れる中の小道をどうしても歩きたくなった。

あまたのブログ記事を拝見するや、山歩きのいいな、いいなの思いは増すばかり。

まして今週はへばるくらいに忙しい週であったから、
なおさら自分を取り戻すためにも

フィトンちょっとだけでも自然の中に身を置いてみたかった。

 

散歩から緑に囲まれたひなびた道の山歩（さんぽ）へ、ステップ１！

 

　歩き始めてすぐに目に飛び込んできたのはこれ！

　まだ背の低い幼木ですが、明らかに街で見るツツジとは違います。

　補色のコントラスト！

　

　思わず近寄ってみる。　これは鮮やかだ！

　

　↓裏側から見ても鮮やか！

　

　

　アップで捉えると目がチカチカ！

　

　

　新緑の緑色との対極に位置する補色の赤！

　この１枚だけの色彩を見ていると南国の島にいるかのようだ。

　これだけ目お引くコンビネーションは日本の山では珍しいのかもしれない。

 

 

　足元に目をやれば、柔らかな色合いのイワカガミが

　チカチカした目を休ませてくれた。

　

　純和風の色。奥ゆかしい艶がある。

　

 

　「清楚」という言葉がふさわしい白い小さな花。

　

　名残のスミレ。　朝露を溜めて・・・・・・。

　

 

 

　少し歩いて再び目を高く転じれば、ミツバツツジが
　ピンクとも紫とも言えない独特の色調を奏でて咲き誇っていた。

　ありふれた花だが、この花を眺めているとなんだか嬉しい気分になってくる。

　ベクトルが、プラスの方向へ・・・。そんな感じに導いてくれる花。

　

　

　

　

　

　

　↑　曇り空の下、ほんのひと時、艶やかな姿を愛でることができて小さな幸せ

 

 

 

　おや、その先には・・・・・。

　偶々、ひとつの木を発見。

　

　皆さん大好きなこの花は、まだまだ蕾。

　清楚な乙女になるその時をじっと待っています。

　私も復活の日をじっと待っています。

　今度来るときは、スニーカーブルースを卒業して　長靴をはいた猫、もとい
　登山靴を履いたカモシカが逢いに行くよ。（と日記には書いておこう）