栄冠は君に輝く

 

栄冠は君に輝く

雲はわき光あふれて
天高く純白の球（たま）今日ぞ飛ぶ
若人（わこうど）よいざ まなじりは歓呼に応（こた）え
いさぎよし微笑む希望
ああ栄冠は君に輝く

 
風を打ち大地を蹴りて
悔（く）ゆるなき白熱の力ぞ技ぞ
若人よいざ一球に一打に賭けて
青春の賛歌をつづれ
ああ栄冠は君に輝く

 
風を切る球の命に
通うもの美しく匂える健康
若人よいざ緑濃き棕櫚（しゅろ）の葉かざす
感激をまぶたに描け
ああ栄冠は君に輝く

軽快なメロディーと共に全国区で有名なこの歌を知らない人はまずいないだろう。

本来は「全国高等学校野球大会の歌」というのが正式なタイトルである。

７月５日、静岡県大会が開幕！

開幕戦は、静清工　ＶＳ　静岡東　　（プレーボール１４：５０）
予定通り試合が進めば、２５日が決勝戦とのこと。
今年は実力伯仲、１１９校の頂点に立つのはどこか？
甲子園への代表校が決まる。

熱い、熱い　青春のドラマが繰り広げられる。

やはり、母校の試合が気になる。高校時代の夏、連日応援に声を嗄らしたあの暑いスタンドが懐かしい。今でも春秋の地区大会は時々スタンドから観戦するが、本格的に登山を始めるようになってからは、夏のスタンドにはしばらくご無沙汰である。
夏の甲子園の熱戦もリアルタイムでは見ていない。（稜線にいることが多いかも）
しかしながら、高校野球は大好きだ。
その諸々の理由はきっと皆さんと同じだろうから割愛する。

                  

私は、この「栄冠は君に輝く」の歌を耳にすると　胸がジーンとしてなぜか目頭が熱くなってくる。学生時代の青春の日々や高校野球の名勝負の場面がふつふつと思い出されるからであろうか。

この歌には、夏がよく似合う。
今年の夏もまた　真剣勝負の筋書きのないドラマが展開され　輝かしい青春の１ページが書き加えられていくことだろう。

地方大会が佳境に入ると　照りつける太陽と共にもくもくと湧く真っ白な夏雲が輝く。

　いよいよ夏本番である。　頑張れ、高校球児諸君！

　精一杯のプレー、健闘を期待する！

我々　ヤマノボラーも　遠くの稜線からエールを送ろう！

そして我々も　いい夏山を謳歌したいものである。