カモシカさんの山行記録・旅日記etc.

山は心のふるさと。登山(アルプス~低山まで)・ハイキング・小旅行の気ままな記録です。

2週連続の八ヶ岳:バッタリ、ツクモで大展望!<前半>

2008-07-03 | 山行記録

 

 2連続の八ヶ岳

 6月14日も八ヶ岳主稜線ラウンドコース

 6月上旬、山麓から燃え上がった新緑が、山腹の白樺や唐松へと移る。

 静かな森が初々しく動き出し、まばゆい季節だ。

 

早朝の南沢の流れ。瀬音とコマドリなどの野鳥のさえずりが山の世界へと導く。

 

ヘリポート付近からの阿弥陀。見る角度が変わると当然ながら山の表情も異なる。

 

1週間前は、霜で真っ白。周囲のテントもパリパリだったが、今回は普通の山小屋風景であった。それでも気温は2℃。
この後、稜線の強風に見舞われますが、寒さを推測してみてください。

 

 

文三郎尾根を登る。直ぐに、ジグザグの急登。グングン高度を上げる。

ふりかえると、後続の登山者が登ってくる。

行者小屋が小さく見える。

北アルプスの展望も見る見る開けてくる。

 

 バックには、北アルプスがずらり

オールスターキャストで端から端まで白く輝いて並んでいる!

 

 

 文三郎登山道からの横岳・硫黄岳・天狗岳・蓼科山

 

季節はずれの強風と寒さだ。1週間前はTシャツ1枚で行動していたのに、レインウエアの上着を着て凌ぐ。

 稜線に出て、赤岳頂上を目指す。

 

文三郎登攀途中からの展望。↑権現・南ア方面。 ↓阿弥陀。

 

 山麓から始まった新緑は、見る見る稜線へと映り、萌黄色の洪水を生む。

 赤岳山頂からの展望は、←クリックで(6/7山行を参照)!

 

 残雪を抱くはるか南アルプスの展望もあり。

 6月の八ヶ岳は、梅雨時とはいえ、運よく青空が覗けば爽やかそのものである。

 赤岳山頂は油断すると強風にあおられて、飛ばされそうになるくらいだった。
 今日ばかりは寒い! 稜線の花も縮こまっている。

 

 赤岳から主稜線縦走路を眺める。↑  &カモシカ↓

 

 

↑地蔵尾根の分岐から横岳方面。  赤岳 ↓

 

お地蔵様目線で捉えた眺め!

 

 A 赤岳

 

 B 中岳~阿弥陀

 

 C 横岳、硫黄岳方面への縦走路。

  コメバツガザクラ

 日が当たって風が止むと、暑くなり、Tシャツ1枚で歩く。

 

大好きな青空と岩稜

 

振り返れば、赤岳の雄姿と二十三夜峰

 

グングン岩尾根を登る。

 

振り返り見れば、さらに小さくなる赤岳。

 

偶に行き交う登山者。ちょっぴりスリリングな岩稜歩き。

夏場の喧騒はない。

 

三叉峰が青空を突く。

 

頂に立てば気分爽快!

 

三叉峰基部より辿添尾根を見下ろす。

 

横岳のピークに憩う人たちの姿が見えるようになる。

この付近、登山道はなだらかとなり、両サイドにお花畑が広がる。

 

にわかに人影が多くなり、ツクモ目当ての登山者の激写が続く。

 

 メインのツクモちゃんの表情! あれこれ。

 

 

 

 

 

1週間前よりもはるかにたくさんの株が花をつけていたが、強風と寒さで開いた花を閉じてしまっていた。

日中、時間の経過と共に日当たりの良い場所では再び花開らいていた。

 

 

  ツクモグサがこの時期のお目当てなのは言うまでもありません。

稜線では、各種の花がようやく咲き始めたところ。

この稜線は花の種類が豊富だ。
6月下旬から7月上旬には百花繚乱のフラワーロードとなる。

 

 ウラシマツツジ

 

 

 ハクサンイチゲ

 

 オヤマノエンドウ

 

 キバナシャクナゲ

 

 

 

 キバナシャクナゲと高山蝶

 

 ミヤマキンバイ

 

 

 オヤマノエンドウとミヤマキンバイ

 

      横岳山頂からの展望

 

 赤岳、中岳。その後ろに、権現。さらに後ろに南アルプス。

 

 横岳縦走路からの大同心の眺め。

 

    山頂にて、バッタリの歓び!

 

 山に天使が舞い降りた!

 ミカエルさんとのツーショット!

 

 同郷静岡県人のROCKYさんご夫婦との1年前と全く同じ場所での再会!

 

 アヒル隊長とアヒル副隊長さんとの初バッタリ!

好展望をおかずにしてのランチタイムと

バッタリでの弾む楽しい会話と写真を撮ったり撮られたりの愉快なひと時を過ごす。

 この場所で、さらにおまけのバッタリが!(字数制限のため後半に記載)

 

  硫黄岳に向かう

 

 硫黄岳への登りから、歩いてきた稜線を振り返りみる。

 

 大同心と赤岳。

 

 広い硫黄岳山頂。

 

 爆裂火口から本沢温泉方面を俯瞰する。

 

 硫黄岳山頂にて。↑ 硫黄岳頂稜よりの展望。↓

 

 大同心・横岳・赤岳。

 

 横岳・赤岳・中岳・阿弥陀。後方に、権現、南アルプス。

 十分景色を楽しんだら、下山だ。

 ☆文字数制限のため、後半へつづく。・・・クリックで

 

 

   「みんなの夏山」、しゃべり場は こちらからどうぞ!

 

 

 

 

 

 

 

  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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4 コメント

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八ツ (やまとそば)
2008-07-03 22:30:49
景色も花も最高でした。
行きたい!!!
そして・・・
やっぱ、ジャンプも見たい!←お元気になられてから?
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Unknown (カルネ)
2008-07-04 21:42:40
以前、硫黄岳から横岳に向けてコマクサが咲く頃に行ったことがあります!
何の情報も知らずに登った初めての八ヶ岳でした。
コマクサが瓦礫に撒かれたゴミのように見えたくらい
たくさん咲いてたのを鮮明に覚えています。
 
う~ん、何年前だったかな?
7月だったような記憶があるけど・・。
山小屋がたくさんあって初心者にも登りやすいなぁ~って感じた山でした。

あれから登ってないのよね~。
今だったら・・・頑張って、もっと先まで行けるはず
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やまとそばさん (カモシカ)
2008-07-05 19:37:35
八ヶ岳はいろんな要素が詰まった山で、飽きることがありません。

>やっぱ、ジャンプも見たい!
またまたリクエスト。応じたいですが、今夏は身体が黄色信号ですから、ぼちぼちと・・・。
返信する
カルネさん (カモシカ)
2008-07-05 19:42:56
>コマクサが瓦礫に撒かれたゴミのように見えたくらい
たくさん咲いてたのを鮮明に覚えています。
云い得て妙な表現ですね。
いいタイミングでしたね!きっと夏の香りに酔いしれたことでしょう。
どのコースだったのでしょう?
>今だったら・・頑張って、もっと先まで行けるはず
すごいなぁ。私がアンザイレンされちゃおうかな?
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