「秋山の歌」
泣きに来ました 口坂本へ
辿る山道 石仏
忘れられずに 君の名呼べば
繁み飛び立つ 山の鳥
登りつめれば 大日峠
秋の気配は 増すばかり
こころ細さよ ザック重さ
恋の思いも 増すばかり
一人たずねる 勘行牧場
ここの眺めの なつかしさ
南アルプス 山また山を
見れば迷いも 晴れてくる
山の彼方の 夕焼は遠い
人の旅路は . . . 本文を読む
つり橋を渡るハイカー
おっかなびくり渡る人、涼しい顔で渡る人。
せせらぎは いつの日も 夢を謳う
その夢を追いかけて 風がひかる
つかの間の青春を
みずいろの青春を
この小さな小さな
みずのながれは 知っている . . . 本文を読む