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二級建築士ブログ受験講座 「No.3」

2018-10-11 09:04:51 | ビジネス・教育学習
◇今日は、建築確認申請以外の手続き法制度に関する問題ですが、これも毎年出題されています。
◇軽微な設計変更手続きは、法6条ですが、試験分野としては、ここが適切のようです。
◇この設問は、このところ1年おきに出題され、今年(平成30年)は正答での出題です。
◇反対に、法7条の検査手続き規定が、最近でていませんので、少々気味が悪いです。
◇ただ、仮使用規定(法7条の6)が、H26改正事項なので、ここ5年で4回でています。

◇出題傾向として顕著なのが、法15条の届出規定です。
◇ここ10年で7回でていますし、うち3回は正答で出ています。
◇要因は、届け出先が「都道府県知事」にあると推察しています。
◇また提出義務が、建築工事届が「建築主」建築物除去届が「施工者」である事だと思います。
◇あと、違反建築物への措置規定(法9条)が、このところよく出ています。

◇今回演習で学生の、この問題での正答率は60%で、まずまずの出来だと思っています。
◇要因を推察すると、一つが、講義で法15条が良く出ていることを説明していること。
◇もう一つが、用途変更の工事完了後の手続きが検査ではなく、建築主事への届出であることです。
◇この2つを、講義の中でしつこく説明し、それを問題文に挿入したからだと推察しています。
◇気になるのは、演習中に分からないにもかかわらず、あまり法令集を開かない学生の存在です。
◇これでは、法規の試験で合格点は、運が良くなければ、難しいと心配しているのです。

2018年10月11日 by SHRS(シュルズ)「一級建築士、建築基準適合判定資格者」
コメント
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