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エコ検定試験・解答解説「第24回2018年度7月試験」その2

2018-10-01 10:43:56 | ビジネス・教育学習
◇今年7月実施の「第24回2018年度7月試験」の解答解説をしていきます。
◇解説において参照するページを記載していますが、東京商工会議所発行「公式テキスト」のページです。
◇公式テキストは、本年発行済みのものを購入し、参照しています。
◇また、問題の原文は記述できませんが、解説と公式テキスト参照ページと照合することで理解できると思っています。
◇毎年2回開催されていますので、12月度試験に向けて、お役に立ちたいと思います。

第3問(各1点×10問):問題の説明文に該当する適切な語句を選択る問題です。
公式テキストの索引から、問題の説明文、並びに、正答ではなかった語句の内容を理解する必要があります。ここでは正答でなくとも、次回の試験では、正答として主題される可能性があるからです。
 ア:②人間環境宣言。国連主催の初の環境問題に関する国際会議で、1972年にストックホルムで開催されています。(14P参照)
 イ:③白化現象。サンゴは、水温が高過ぎると、体内の褐虫藻が外に出て、栄養が充分に取れなくなり、弱ってゆくときに、白く透けて見えるよう
    になる「白化現象」が始まります。(92PCOLUMN参照)
 ウ:②生態系サービスに対する支払。自然界からの恵みに対して、保全活動の費用を賄うという考え方である。(99P右注釈欄)
 エ:④里地里山。奥山自然地域と都市地域の緩衝帯としての役割の説明文。(105P参照)
 オ:②燃料電池。省エネルギー技術の概要説明の語句を問う問題。(84P参照)
 カ:④環境アセスメント。事業を環境保全上望ましいものにしてゆく、環境影響評価の仕組。(188P参照)
 キ:②スマートグリッド。通信制御により電力を効率よく利用する電力網。(85P参照)
 ク:④環境基本法。基本理念を定め、それぞれの役割分担を示している環境政策の基本法。(174P参照)
 ケ:③環境報告書。ステークホルダーとの環境コミュニケーションツールです。(214P参照)
 コ:①100万ドルのキャンドルナイト。国民的環境イベントの一つで、「都市鉱山からつくる!みんなのメダルプロジェクト」同様に、地球温暖化活
    動の情報には、注目する必要があります。テキストに解説はない事項の一つです。

第4問(各1点×10問):テキストにはない、会話形式での文章の問題が初めて出ましたが、「再生可能エネルギー」の分野を理解すれば、問題文の[ ]内に、語群から文言を選択して挿入する問題ですが、特に難しい部分はないと思います。
 ア:①バイオマス。生物由来のエネルギーの設問です。(82P「再生可能エネルギーとは」参照)
 イ:⑤生ごみ。バイオマスエネルギーの資源元を問う問題です。木材、木くず、家畜のふん、サトウキビ、トウモロコシ、海藻に加えるものを、語
    群から一つ選びます。(83P右注釈欄参照)
 ウ:⑦バイオディーゼル。大豆、ナタネ油から自動車の燃料になるものを、語群から選択する問題です。(83P右注釈欄参照)
 エ:⑩二酸化炭素。再生可能エネルギーの発電時の効果の一つがCO2の抑制。(82P「再生可能エネルギーとは」参照)
 オ:⑪地産地消。地域でつくって地域で使う仕組み。(82P左注釈欄)
 カ:⑭天気。太陽光発電のデメリットの一つが、天気に左右されることを問う問題。(82P「太陽光発電」参照)
 キ:⑯固定価格買取制度。2012年に導入され、導入が大幅に増えた。(86P「太陽光発電の導入促進対策の経緯」参照)
 ク:⑳メガソーラー。太陽光発電の大規模な設備。(82P左注釈欄参照)
 ケ:㉒ウィンドファーム。風力発電の大規模な設備。(83P右注釈欄参照)
 コ:㉓国立公園。地熱発電の開発が難しい地域。(83P「地熱発電」参照)

2018年10月1日 by SHRS(シュルズ)「一級建築士、CASBEE評価員資格者、エコ検定合格」
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