■ 既存のものは古くなる。 ■～問われる株主責任～

各電力会社の株主総会が開かれている。
株主視点ではなく、”国民視点で”との心ある株主も見られたが、
”脱原発”案は大株主により否決されている。

株主とは、企業とその事業を認め積極的に支持応援し、
結果的に株主利益を得る人達です。
一方その利益享受には責任が伴う。
事業推進により社会に影響を与えることについての責任である。

福島原発事故による被害についても同様だ。
子供たちの将来にわたる健康リスクや自殺者まで出した農業等産業被害、
おそらく国家予算をも上回るであろう被害額，これらに対する責任もある。

これまでの影響、これから発生する影響この全てについての責任は一蓮托生である。

－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－

ドラッカーは、企業活動は昨日の意思決定と活動の結果であり、
ほとんどの人間は昨日作った、姿勢、期待、価値観によって
昨日の教訓を今日使おうとする。
そして昨日起こったことが正常で、そのパターンに当てはまらないものは
異常として退けるとする。

その上で、

「いかに懸命かつ前向きで勇気を持った意思決定や活動であっても、

それらが”普通の行為”、”日常の仕事”になった途端に時代遅れとなる。

未来は予想に従わない、既存のものは古くなる、あらゆる意思決定と行動が、

それを行った瞬間から古くなる。」

～「創造する経営者」

なので、企業は、昨日の通常を今日に適用することではなく、
企業活動環境を新しい現実にあわせて変化させることを
行わなければならないんですね。

紫舟さん筆

【マネジメントセミナーシリーズ】
≪経営にマネジメントを！！『基礎から学ぶ戦略的ＰＭＯ』≫
http://www.llc-intact.jp/pmosem.html

≪ピンチの中にチャンスを作る！！『中小企業緊急雇用安定助成金を利用した教育訓練』≫
http://www.llc-intact.jp/tyuusyoukigyou.html

≪【なぜ“マーケティング”を学ぶのか】「コトラーのマケーティング・マネジメント」セミナー開催！！≫
http://www.llc-intact.jp/marketing.html

∬ちょこっと、ピータ．ドラッカー∬