シカゴ通信

つれづれなるままに、シカゴでの生活を記録します

論理と感情

2005-08-09 14:14:31 | Thought
日本の政治について、なかなか小気味よい分析をしているブログがあるので紹介。

http://sessai.cocolog-nifty.com/blog/2005/08/post.html#more

今回、彼は「法案は僅差で可決」と読んでいたのだが、それが外れてしまった。
いろいろ原因を分析して書いているのだが、大切なのはこの箇所。

>こうしたことは、考えてみれば当たり前のことであるけれども、雪斎は、「永田町」から離れて暫く経ったために、人間を専ら「合理的な存在」として把握するアカデミズムの作法に寄り掛かった分析をしていたようである。


しかし、こうやって自己分析し、ブログに表明することはなかなか出来ないことだったりする。(そういう意味で偉いなぁ・・・)


組織は感情の体系でもある。ゆえに、合理的行動が出来ない場合もある。(Metaな立場から見れば、それもまた合理的ということなのかもしれないが)

感情的に動かざるを得ない場合も、往々にしてあるだろう。論理と感情、この二つをいかに上手に使い分けるか、だな。。。。