シカゴ通信

つれづれなるままに、シカゴでの生活を記録します

BBCのサイト

2005-04-20 14:17:09 | Thought
これはすごいね。

http://news.bbc.co.uk/2/hi/talking_point/4436425.stm

(1)メディアとしては危険な行為。何が?マスメディアは一方通行をもって、その存在意義(競争優位性)がある。これをすることはちょっと危険。でもそれをやるBBCはすごい。

(2)英語は世界言語。書き込みのバラエティが違う。

(3)意外といい意見が多い。まあBBCがセレクトしているっていうのもあるけど。



ランチタイムの出来事

2005-04-20 04:57:34 | Daily Life
今日のランチタイム。ロシア人のD氏、E氏とコリアンのSさんと、暖かい天気の中、庭で食事をしていると、D氏がポツリ。「今の日中関係、どうなってるの?何が原因なのか説明してよ」。

隣にコリアンのSさんがいたけど、まあいいや、と思って思いのたけを話した。といっても、何かを悪者にしようという意図はなく。


戦争の話、侵略の話。そして戦後日本が償いのために国連や中国に多額の資金援助をしてきた話(でも、こういう話って皆知らないでしょう?というのも、日本は表立ってそういうことをアピールしてこなかったからね)、中国の89年の天安門事件以降の「愛国・反日教育」の話(なぜこれが必要だったかというと、国内の不満をそらすため)、情報統制されていて本当の話がまったく伝わっていないこと(ホンダが兵器を作っているっていう話がまことしやかに流れているんですよ)、日本は民主主義国家なので言論の自由、選択の自由が保障されていて、だから「愛国的」教科書を作ることもあろうが、それは民主主義国家だからだし、また、そういう教科書はマジョリティではないこと(なのにどうして彼らはこれを利用するのかわかる?)、中国にはその意味で自由はなく、情報統制されていること、実は中国政権内部の権力闘争かもしれない、ということ、反日が一つのはけ口になっていて、日本はある意味では常にスケープゴートだということ(あの国ではデモは厳しく規制されているのに、どうして今回のデモはいいのかわかりますか?)、フランスとドイツは歴史的反目がありながらも、欧州で主導的地位にあるのに、アジアではこんなんばっかりでどの国も主導的に何かを進めていこうとできない、等等。

まあ、とにかくすごく熱くなってしまったし、Sさんの反応も気になったが、彼女は「とても面白くて勉強になったし、個人と政治は別」といってくれたのでほっとした。

やっぱりSilent Japaneseじゃダメだ!!!!