古今輪風@自転車ふぁん

わからない事だらけのレストア&メンテナンス備忘録

650Aランドナー

2015-07-20 07:20:29 | 日記

ランドナーが漸く乗れる状態になり、江ノ島まで試走に出ました。先日の初試走後に再度半バラ状態にしてノーメンテだった変速系にしっかり手を加え、気になっていた部分も微調整。

サイズは650A、フロントは48‐38‐28tのトリプルでリア10速、比較的新しいパーツで組まれた推定2005年頃の車体。往路はくまさんにご一緒して頂いたので向かい風の中少々ペースを上げて26~28km巡航。で、ペースを上げる乗り方は向かないなぁって早々に認識(笑)

サイクルミーティングのあとで用事があったくまさんとは現地解散。しばらく黄昏て夕方の帰路は追い風の中20~25kmでノンビリ、これがこの自転車の速度域。帰りは空気圧を少し下げてみた事もありますが、ヒジョーに快適。フリクションの10速は忙しいかなぁって思っていましたが、いやいや意外にも良い感じ。5‐6速ボスフリーのフリクションに比べると、圧倒的に軽い操作感と短いシフト間隔は当たりに入れ易くて、この辺りは現代パーツの成せる業かもしれません。INDEXの方は、申し分ありません、やっぱり楽ですねぇ。

TOKYO CYCLING CENTERですが、高価なTOEI製じゃありません。リペイントをお願いした埼玉の神様が詳しそうで色々聞いてみたところ、トップチューブのケーブル内臓工作や極々シンプルな車体番号、パイプの軽さや造りなどからは中華拠点へシフトする前の国内生産じゃないかって結論。もちろん推測の域を出ず定かではありませんが、ウソゼファー当たりDAVOSって言い方がしっくりくるみたい。

ブレーキ小物の取り付けがあべこべだったりフェンダーはポン付けでおまけに失敗した痕跡多々、他にも色々あってプロが組んだ車体には思えませんでしたが、パーツ類はやたらに高価なモノばかりで自転車を組めない素人が選んだ部品とも思い難い。フレーム含めパーツ類には使用感が殆どありませんし、整備不良で快適に乗れず早々に眠ってしまったってところかもしれない。

まだまだ調整の余地を残していますが、十分乗れる状態にまで仕上がり、レストア作業としては一応の完成。予定通り、関東地方の「梅雨明け」と同日に完成宣言となりました(*^^)v


2016年3月追記:
少し小さいと感じていたサイズ以外に大きな不満はありませんでしたが、次のツーリング系レストア車両を見つけて手放しました。

 

しっかり乗ったのは半年程の短い期間でしたが、初めての”しまなみ海道”はこのランドナーで走りました。はぁ、また行きたいな~(゜-゜)



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