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Bamboo Report

bambooのつれづれ日記
小さな山荘の四季をメインに書いてみましょう

山荘の庭,無残!

2015年02月14日 | 小さな山荘から
25日振りの日帰り山荘。少しは春が進んだかな?そしてベランダに立ち青空の下の庭を見下ろす。
山荘の庭、無惨!

ここまで荒らされた庭を見たことがない。ブロックで囲った二つ畑、その上の畑も、下の畑も、周囲の小道も果樹園も・・・葉が揃いかけたスイセン類、ジャーマンアイリス、ラムズイヤー、シャクヤク、ミント類も、掘り返された土の下になって何も見えない。狂ったような猪の所業に唖然とする。打ちのめされて・・・もう山荘への未練も消えてしまった。

ムスカリも悲しそうです


遠く北の白い山々の連なりが、『自然って優しく厳しい』ことを教えてくれました。


大寒の庭で

2015年01月21日 | 小さな山荘から
1月20日(火)

18日に自宅近くの散歩道で街路樹の根元に咲くスイセンとハナミズキの固い蕾を見て急に山荘が恋しくなった。今日も午前中はお天気良し、ということで日帰りで山荘へ。近くの三国製薬山荘に大きな鹿メが悠然と立つのを見る。あ~あ、鹿メかぁ、今から覚悟しておきましょう。山荘に入る、あれれ、猪公の臭い、大きな堀り跡!まず侵入箇所、退出箇所を確認、それから庭中を巡回しての猪公のお仕事ぶりを見て回る。見境なく派手にやってくれている。鹿メの侵入は無し、まずはよかった?!

猪公の侵入箇所  東隣境界、ブロック積みの小さな畑の横からです。凄い鼻息で防獣ネットを押し上げたのでしょう。もう猪公や鹿メの悪行に動揺しない、防獣ネットの補修はしないと決めています。でもすぐ傍に日本スイセンのたった一つの蕾やミツマタの固い小さな蕾を見つけました。彼らを守らねばなりません、鹿メの餌食にはさせません。で、久しぶりにネットの補修作業を頑張りました。


猪公のお仕事跡  この堀穴の深さは50cmほど、これは小さなお仕事跡です。彼らのお仕事の凄まじさ残酷さをお見せできないのが残念。それにしても狙いは何?大きなミミズ?球根?目的なしで無茶苦茶に暴れているだけみたい。昔の桃源郷は彼らの痕跡だらけの荒れ庭に変り果てています。


ロウバイ(蠟梅)花盛り  何もない庭に、昔と同じ景色が!


オオイヌノフグリ  小さな小さな紫青のオオイヌノフグリ一厘。荒れ庭に迷い込んだ妖精のよう。


ヤブツバキ(藪椿)  暮れに咲いた後は寒さに怖じ気てしぼんでいたヤブツバキたち、ベランダから10mほど離れた先の高い梢に赤い花を発見。あら、手前のヤブツバキにも蕾が開きかけている。いよいよ大寒、春は一進一退だね。


ビワ(枇杷)の花  果樹園のビワの花、ひっそりと賑やかに咲いている。貴重な冬の花ね。


ミツマタ(三俣)  去年、枯れてしまったミツマタの種から育ったこの株を見つけて大喜びした。
一回り大きくなったミツマタが去年の何倍もの蕾を付けている。去年は小さくて梅の木の陰に隠くれて鹿の目を逃れたのだが、さて今年は存在感が増して目立つこと目立つこと。あの素敵なオレンジ赤の花が咲くまで何があっても鹿メの食害から守りたいのだが・・・

新年の山荘

2015年01月05日 | 小さな山荘から
1月4日(日)

山荘に着くまでに5頭の若鹿を見ました。ますます元気な鹿たちの跳躍。山荘の庭の維持管理を諦めた今は彼らの出現を楽しむ私たちが居る、とはいえ、“うちの庭には遊びに来ないでね!”
山荘に着くと鹿と猪の痕跡有り無しチェック。痕跡無し、平和な山荘、来てよかった!建物内に入るとネズミの痕跡チェック。何しろうちのネズミ、とんでもない奴なんです。ティッシュぺーパーをメチャクチャ齧り散らかしたりソファーの隅に紙の巣を造ったり、オリーブオイルの出口(頭)を齧る、もちろんコロコロの黒い糞を残す。以後ペーパー類は外に置かない、食べ物は一切置かないを徹底しているのに、ああコロコロが幾つか、まだ居ついている!

ロウバイ  ロウバイの黄色の花が開いていい香りがして、山荘に春が来た!もう一本のより大きな花を付けるロウバイも後を追って咲くことでしょう。


ヤブツバキ  年末に沢山の花を散らしていたヤブツバキだが、今は固く蕾を閉ざして寒さに耐えているのでしょう、たくさんある山荘のヤブツバキと椿園の園芸種のツバキに花はなく、この木だけに赤い花が見えた。ツバキの枝が揺れてメジロ?と期待したが空振り、未だにメジロ君たちの訪問はない。昔はあんなに遊びに来たのに・・・年末に半分に切ったミカンを残してきたので探してみると、実の部分は綺麗に食べられミカンの残骸がベランダ下に落ちていた。きっとメジロ君は来たんだ。今日も又ミカン半切れをベランダに残して帰る。


氷柱  散歩に出る。寒い年末年始だと思っているのに、意外にも山域の様子は暖冬気味。霜柱も氷柱もあまり迫力なし。やっと一人前の氷柱を見つけて妙に安心したり。冬は思い切り寒い方がいい?


手作り露天風呂  この山荘の新しい持ち主はせっせと手を入れて遊び心満点の楽しい山の基地造りをしています。散歩のたびに彼らの努力の跡(鹿にもめげず)をみて思わず笑いだしたり苦笑いをしたりしています。露天風呂が完成していました。真新しい暖簾が誇らし気に揺れています(中央下に円い青色の陶器の浴槽が見えます)。夢いっぱいの発展途上の山荘、私たちの昔を見るようです。



陽だまりの山荘で

2014年12月24日 | 小さな山荘から
12月23日(火)

冬型気圧配置が少し緩んだ23日、日帰りで山荘へいってきました。今回も鹿被害のない平和な山荘です。山はいいなあ、としみじみ思ったひと時でした。

落ち葉いっぱい  山荘前の道路に落ち葉が降り積もっています。今年はついに落ち葉集めをしませんでした。もう自家製の腐葉土を作らないということです。少し寂しいようなホットしたような・・・


ヤマガラ・ジジちゃん  ベランダに私たちを見つけたのでしょう、ヤマガラたちが早速やってきました。枝にとまってジージーとヒマワリの種を待っています。体の大きさでエサ取りの優劣が決まるようが面白いですね。


ポツンとミカン  このミカンはメジロを呼んでいるのですが・・・最近はメジロたちの訪問が少なく残念。毎回ミカンで誘いをかけているのに上手くいかない。このミカンにも3か所突いた跡があるのだけど・・・


クリスマスローズ・オリエンタスの蕾  葉をめくるとオリエンタスに小さいながらシッカリと蕾が育っています。お友だちの庭に貰われていったニガーの蕾はきっと大きく膨らんでいるだろうなと、大好きな早咲きのニガーの事を恋しく恋しく思い出しています。


イチゴの木の白い花  ノッポになって花が高いところにいっぱい咲いています。『ああイチゴの木が居たんだ、忘れていてごめんね』イチゴの木はアセビの白花によく似ている。赤いヤマモモのような実が成るんだよ、でもうちの子は実が成ったことがない。とても地味~な存在、でも鹿に負けない良い子。


サザンカ  地味~なイチゴの木と対照的に賑やかなのが赤いサザンカ。まだまだ元気に花を咲かせている。こちらもノッポになって花が上に集まり撮影は遠くからになり狙った写真が撮れません。


ラムズイヤー  鹿の気まぐれかラムズイヤーが食べられず生き残ってあちこちに広がっている。手入れされず荒れた山荘の庭で、さてさて花の時期にはどんな景色を見せてくれることやら。


アカンサス  こちらも鹿から生き残っているアカンサス。もちろん何度も食べられて、でもこの季節に又これだけの葉を広げて・・・冬には防寒をしてあげたね、今年はきっとホッタラカシだよ。


ナンテンの紅葉  ナンテンも鹿が食べる。この葉も生き残って、寒さの中で赤い紅葉がとても綺麗。


ロウバイ  一厘でも咲いているかなと期待してたのに、でもチョット膨らんだかな。次に山荘に来るのは新しい年になるだろうなあ、あの素敵な花と香りが迎えてくれるね。



5週間ぶりの山荘で

2014年12月11日 | 小さな山荘から
12月10日(水)

11月4日以来の山荘です。凍結防止の水抜きを戸外だけしか済ませていなかったので、室内の水抜きも完璧にしようと日帰りしました。標高400mの落葉樹は殆ど葉を落とし道端に落ち葉の山を作っています。山はもう冬の装いです。もうすぐ北の高い山々(氷ノ山)が真っ白の冬姿を見せてくれるでしょう。このところ山荘に鹿の訪問はなかったみたいで、花木の花芽は膨らみ、生き残った山野草たちも冬~春に向けてしっかり準備しているようでした。売りに出ていたK山荘の売却が決まったみたい、お友だちが又いなくなります。散歩の楽しみも失せていきます。

ベランダから  素朴な別荘山域の紅葉も終わりです。今年は一番綺麗な時が見られず残念。


ベランダから山荘・果樹園を見下ろす  果樹園は荒れるばかりで強剪定したはずのヤブツバキが存在感を取り戻しています。果樹園は南東向き斜面で北風は当たらず冬はいつもポカポカです。昔はあんなに働いたのに・・・


ヤブツバキの落下花  緑陰には大きなヤブツバキが3本ある。いずれもノッポ過ぎて枝上部の花の撮影は難しい、と、地面に落下花があちこちに赤い花模様を散らしていた。この寒い12月にもうこんなに沢山咲いたんだね。


椿園でも侘助椿など開花はじまる  椿園には侘助他いろんな園芸種の椿がいます。近年は殆ど剪定もせず放置しているので、こちらの椿もノッポばかり。名前は調べてもラベル立てずで名無しに逆戻り。画像はアプリコット色の綺麗な子、寒さに当たって痛んでいますが、みんな頑張って咲いてね!


ミニバラ  沢山のミニバラが居たバラコーナー。猪と鹿でほとんど消えた。小さな花がとても綺麗!


マンリョウ(万両) 鹿が食べないので毎年この場で赤い実を見せてくれる。新年が近いことを実感させてくれます。


もうすぐ開花・ロウバイ  庭で真っ先に春を告げてくれたマンサクが枯れ早春の山野草が消えた今はロウバイが春の使者の第一号です。青空をバックに丸い黄色の花、あの香り、待ち遠しい。


ジンチョウゲの開花も  斑入り葉のジンチョウゲの花が蕾の中から見えてきた。こんなに寒い12月だというのに、みんな春が待ち遠しいんだね。


日本シャックナゲ・ホンシャクナゲの蕾  こちらの開花は4月~5月、まだまだ先だけど固い蕾を凛と空に向けて突き上げています。鹿は常緑のシャクナゲを食べない。庭中のシャクナゲは全員こんなに元気。


リンドウ見つけたよ!

2014年11月04日 | 小さな山荘から
11月4日(火)

いいお天気でしたね。山の野生のリンドウの開花を確かめたくて山荘へ日帰りしました。お目当てのリンドウは今日も僅かに花びらを開いているものの完全開花までには至らず、お日さまの量が足らないのでしょうか。そしてなんと、舗装道路のすぐそばの落ち葉だけの裸地に美しい開花株を見つけました。『鹿に見つからないで!』と言い聞かせました。

秘密の場所のリンドウとササユリ(10月31日ブログ)  リンドウはなかなか花を開いてくれません。リンドウとササユリはお互いが惹かれあうように距離をウンと近づけていました。数日のうちに背が伸びているのに驚きました。


Another リンドウ見つけた!   身長10㎝、素敵な秋色!鮮やかな青紫色、鹿に見つかる~~~~~


今年の皇帝ダリア   可哀相に背丈はやっと60cm葉だけの皇帝ダリア2本です。鹿の食害にもめげず元気に生きている山荘の皇帝ダリア、少しでも地中の根が育ちますように。


こちらも頑張っているチビチャン紅葉   緑陰で、ハッとするほど美しい!


サザンカの季節   散歩道にいろんな色が咲いています。

秋の山野草

2014年10月31日 | 小さな山荘から
秘密の場所のリンドウ咲いた   去年見つけた2株は鹿に見つかってしまった!ひとつは消えて、もうひとつは頂部を食べられてしまった(10月19日ブログ)。山の散歩道で咲くリンドウはこれで全て死んだと思っていたら、いた!すぐ上に蕾を付けた株を発見、それから山荘に行くたび見守ってきた・・・そして今日、蕾が開き始めた。野に咲くリンドウ、本当に綺麗!リンドウの花はお日さまが射さないと開かない、それで何度も開花を待って見に行き一番開いたのがこの画像。チョット残念、でも次の機会に綺麗に咲いた花を見てねということかな。


リンドウとササユリ   そしてなんとリンドウのすぐお隣にササユリ発見!まだ小さな背丈で葉数は少ない。よく鹿に見つからなかったね、来年が楽しみ。 ここで私、失敗をやらかした!リンドウとササユリが良く見えるよう周囲の雑草の葉を除き低木の枝を折ったのです。これで2種は丸見え、鹿メに「ここに餌があるよ」と教えるようなもの、リンドウの花が開くと余計に目立つ。『見つからないでね!』を繰り返すチョンボな私。


シクラメン・コウム   鹿の目を上手にクラマシて葉を出し花を咲かせた利口な子たち。緑陰の木漏れ日を受けてピンクの花がとても綺麗。ずっと山の庭で咲いてね。


リュウノウギク(竜脳菊)   花数はウンと少なくなったがそれでも野菊代表・山荘のリュウノウギクは健在です。小さな虫たちが沢山やってくる。忙しく飛び回る彼らを見るのも楽しいですね。


キッコウハグマ(亀甲白熊)   山荘の庭でも散歩道の土手でも見慣れた秋の山野草。草丈10㎝ほど、花は5ミリ、小さな小さな白い花。今朝やっと名前を教えてもらった。変な名前、どこが白熊なんだろう?神戸六甲の植物博士と呼んでいるShimizu氏によると〈キッコウハグマの花はほとんどが閉鎖花で開放花はほとんどつけない。毎年、キッコウハグマの花を定点観測しているが、今年はほとんどの株で開放花をつけている。このような状況は今まで見たことがない〉そうだが、私は毎年、開放花の群生を見ているような気がする。小さな白花は素敵で茎の下部に付く小さな葉が面白い。
  キッコウハグマ(亀甲白熊):キク科モミジハグマ属の多年草。本州~九州の山地のやや乾いた木かげなどに生える。茎は高さは10~30cm。葉は茎の下部に5~11個集まってつき、長い柄があり、心形で長さ1~3cm、ふつう5角形または5浅裂する。葉の形は変化が多い。頭花は3個の小花からなり、花冠は白色。花冠は長さ約9mm、先は5つに深裂する。総苞は長さ1~1.5cm。小花は閉鎖花を結ぶことが多い。そう果は長さ4.5mmほど、密毛がある。花期は9~10月。


ナツツバキの紅葉


ツワブキ  山荘の庭から掘りお越しマンション・ルーフバルコニーに連れ帰ったツワブキは大きく育って見事に花を咲かせました。一方、山の庭に残ったツワブキは鹿に食べられながら残った小さな株が健気に生きています。(マンションに連れ帰った仲間は先日お友だちの庭に貰われていきました)


ミヤコワスレ  こちらも鹿の目を逃れて生き残った山の庭のミヤコワスレです。来年咲くといいね。(マンションに連れ帰った仲間たちはこれまたお友だちの庭に貰われていきました)


今年の収穫  柿10個。木が大きすぎて収穫困難。裏年かな実が少ない。



リンドウ無残

2014年10月19日 | 小さな山荘から
10月18日(土)

泊りのつもりで出かけた山荘、でも夕方の寒さにおじけついて日帰りで逃げ帰る。昔は秋・冬の山の冷気を楽しんだものだ。何より山荘生活に未練が無くなったということかな?

リンドウ無惨(元気な姿は9月16日ブログに)

去年の秋、山荘の散歩道で見つけたリンドウは3株のみ。そしてその2株が咲く場所を何時も見守り開花を楽しみに待っていた。そのリンドウ2株を鹿メが見つけた。私が知る山荘域に残るリンドウは一株のみ。鹿メに見つからないで咲いてね!!

センブリ

昔はどこにでも沢山咲いていたセンブリ、全く咲かなくなった場所が増え、ほとんどが背の低い小株。センブリも鹿に食べられて減る一方、とても淋しい山の秋。大好きなセンブリ、センブリにに会えた、それだけで幸せ。

ヤクシソウ(薬師草)

ヤクシソウも見かけなくなったなあ。小さな株を見つけた。センブリもヤクシソウも小さな小さな花、そしてとてもとても綺麗!
科名:キク科/属名:オニタビラコ属
和名:薬師草/学名:Youngia denticulata
北海道、本州、四国、九州の山野、草原など日当たりの良い場所に自生

コウヤボウキ

造形の妙、素敵な写真が撮れました!コウヤボウキってこんなに素敵な花だった? あちこちに元気にしていたよ。

サザンカ

うちの山荘の前のサザンカ、いよいよサザンカの季節ですね。鮮やかな花色が周囲を華やかにしてくれる。うちの庭のサザンカは遅咲きで開花はまだまだ先ね。いろんな花色のあるサザンカ、そうだ近くの県立フラワーセンターに見に行こう。

秋晴れの山荘で

2014年10月10日 | 小さな山荘から
10月8日(水)~9日(木)

妹が逝って寂しい心を秋の山野草が癒してくれました。
皆既月食、素晴らしかったですね。

タイワンホトトギス  山荘入り口階段付近のタイワンホトトギスのほとんどは鹿に食べられて今年の花は無理だと諦めていましたが、木陰の茂みやサンキライの葉の下に隠れていた仲間が、ポツンポツンと花を咲かせてくれました。タイワンホトトギスは元気な子、山荘の庭で生き続けてくれることでしょう。


シラヤマギク?シロヨメナ? この花を見て名前を調べて…次の年も同じ繰り返し…又次の年も…

シラヤマギク?シロヨメナ? 明らかに違う二種、でもとにかく素敵な秋の山野草、淋しい我が庭では特に綺麗!


アキノキリンソウ  いいお花ですね。雑草の中に埋もれて(隠れて)咲いていました。


ヒヨドリバナ  ノッポのヒヨドリバナ、鹿の口が届かないのね。いつまでも庭にいてね。


マンションに帰る洋ランとセントポーリア  台風19号を前に、シャクナゲの茂みの下で夏越しを終えた洋ランとセントポーリアを自宅マンションに連れて帰ることにしました。痛んだ葉の整理などをしてやるとピカピカ状態でしっかり生きていることが判ります。夏越しのご褒美に薄い肥料をあげましょう。植え替えはチョット後でね。室内栽培の大きなワーディアンケースをセットしなければ・・・ああシンド。


山荘の皆既月食  山荘で見る皆既月食が始まります。雲もなく快晴の東の空に満月が昇ります。

爽やかな虫の合唱とテレビのノーベル物理学賞日本人3人受賞報道をバックミュージックにして・・・だんだん欠けて、わぁ満月に戻った・・・素晴らしい天体ショーでした。



9月終わりの山荘

2014年09月30日 | 小さな山荘から
9月最後の山荘はお泊りで。何にもない庭だけど入口階段割れ目にはきっとホトトギスが咲いているだろう、と、花は全て食べられていた!東隣の境界ネットと下の南の境界ネットがめくれあがっているのが見える。もう驚かない、動揺しない、落ち込まない、のつもり・・・今までは打ちのめされながらも侵入箇所を補修・修理をして庭を守ろうとしてきた・・・でももう本当に止めた、庭は放置する!不思議に心は平穏。それほど庭放棄の思いは大きくなっていたのだろう。どうぞご自由に庭に入りお好きなものを食べてちょうだい。今回の鹿メの食の標的はホトトギスとジャーマンアイリス、次はまだ残っているギボウシとヒメシャガかな?そしてアジサイの新芽を食べ尽くしアジサイの庭を全滅させるだろう。猪に掘り返され石が落ちて歩きにくい小道を歩いていると怒りでなく寂しさと哀しみがこみあげてくる。~もう何もしてあげられない~

入口階段割れ目のホトトギス   鹿の食害の生き残りが入口階段コンクリートの割れ目にいっぱい株を増やしていた。今年は花が咲き揃いそうだった、やはり奴が来た!


ジャーマンアイリス   一度全滅するほどの食害にあった。その後ポツポツと株が復活して、鹿メの好物リストから外れたものと安心していたのに。


ゲンノショウコ白花   雑草の中に小さなゲンノショウコが、『ここにいるよ』


ゲンノショウコ赤花   そして赤色のゲンノショウコもあちこちに。『元気出してね』と。


アキノタムラソウ   山の自生種アキノタムラソウも居たよ。


タデ   小さな株ながらタデも。秋の庭景色をありがとう。


オキザリス   親友の庭から来た子で鹿からの生き残り二株。ずっと山で生きてね!


キンモクセイ   いい香り、鹿に枝を折られないで咲いたよ。


おまけ:山麓の丹波の黒枝豆直売店   畑のおじさんのお店がオープン。一束300円。


防獣柵あれこれ

2014年09月19日 | 小さな山荘から
私たちの別荘地は兵庫県と岡山県の県境にあります。全地域鳥獣保護区と禁漁区に指定されています。猪の被害に加えて近年は鹿の食害がますます酷く、いずれの山荘も防獣策に頭を悩ましています。ロング散歩コースで見た防獣柵・ネットあれこれをアップします。

Bamboo山荘

我が家の道路沿いのフェンスです。長年の歴史を重ねた末にこの姿になりました。鉄筋支柱間には針金を渡して、下部は金網ネット(最下部には鉄筋を編み込み)、上部は防風ネット、さらに上から下まで防獣ネットを垂らしています。高さはほぼ2.7m。見栄えまあまあなのはこのフェンスのみ、あと残りの左右の境界と下の境界のフェンスは防風ネット+防獣ネット=2mです。好物が沢山あるbamboo山荘は鹿メに一番の標的にされている。鹿の侵入経路はジャンプより地面からの侵入がウンと多いことを知ってほしい!

旧F山荘

堅牢な完璧な防獣柵です。定住でうちのお隣りさん、同じような傾斜の土地です。コンクリートブロック2段積み(斜面は3段)塀の上に1.8mのメッシュフェンスが全敷地を囲っています。10年ぐらい前に出現。始めた見たときの印象:「人間は檻の中!」さすがに猪鹿は完全にシャットアウト。

I山荘

業者施工。2区画の全周(1区画は約1000㎡)を下部はラス網、その上は有刺鉄線を3列に渡している。ラス網の地面の接している辺りの地面が掘られて隙間が空いている。早急に補修の必要あり(bamboo独り言)

転売後の新しい山荘

いろいろ工夫の跡が見えます。試行錯誤の真っ只中とお見受けします。隣の敷地を買い増した2区画全周囲を、金網、ラス網、網ネット、支柱もいろいろで頑張っている様子がうかがえます。地面とネットの隙間が20cm以上もある所あり。猪鹿がくぐってくるよ(bamboo独り言)

U山荘

別荘域で私の知る限りNo.1の美しいガーデンを持つ山荘。道路沿いの塀は業者施工(山荘と同時に)、あと3面の周囲は自力でトタン+ラス網+網ネットでキッチリ囲っています。隣接1区画を買い増してこれも綺麗な花園に。今は自力で支柱を高く伸ばし有刺鉄線を張り廻らせています。

N山荘

定住で山野草の本を自費出版されています。自然のままの庭を大切にされ、池が3つ、ビオトープをお持ちです。区画は4区画、そのうち1区画は菜園にされています。Naruseさんは『鹿は3mを飛び越える』と言います。見事に3mを越す網ネット(一部金網)が全敷地を囲っています。菜園は『柵をダブルで張るといいですよ』とこれも実行されている。画像は菜園のネット、なんと4mに伸びていました!

T山荘

我が山荘と同じような門柱の景色に思わず笑って撮りました。

A山荘

定住で樹木医の資格をお持ちです。定住で4区画を果樹園と畑にしている。ここの全周囲はもちろん自力で。

K山荘

我が山荘の防護ネットを見るような、いろいろ工夫を重ねた結果です。山荘は売りに出されています。夜、うちの山荘ベランダから下にポツンと見えた灯りが消えて久しい。いい人が後を継いでくれるといいのですが。

Y山荘

山荘建設時に業者が施工した周囲の柵は猪鹿には役立たず。今回背の高いメッシュフェンスを張りました。猪鹿の潜り込み防止のため、地面と接する下部はラス網を合わせて埋め込んでいます。業者もいろいろ勉強をして完璧な防獣柵を目指しているようです。


9月の山荘 その2

2014年09月16日 | 小さな山荘から
秋の虫の大合唱、燦然と輝くお月さま、お月さまの次はキラキラ輝く星々、鳥のさえずり、そして夜明け・・・お泊りしてこその山暮らしの楽しみです。

朝日  もうすぐお彼岸、ほぼ真東からの日の出です。心をこめてお祈りします。


海が見えたよ  海の向こうの島影は小豆島と四国



今日は別のロングコースの散歩に出かけましょう。久しぶりに歩く道です。ここでも別荘地の変化が・・・寂しい現実です。

萩  今年は萩の花が遅かったように思います。気持ち良さそうに風にそよいでいました。


巨大キノコ  こんなキノコ見たことない!前面真ん中の栗のイガと比べてみてください。


ヤマジノホトトギス  白花ホトトギスが咲いていた場所にヤマジノホトトギス一株が顔を出しました。美人でしょ。  ヤマジノホトトギス(山路の杜鵑草):草丈は30~60cm、花は二日間、花被片は水平に開き、花柱には斑点がなく雌しべの先端にだけ斑点がある)


オミナエシ  散歩道のオミナエシは姿を消しました。今はNaruse山荘の防獣ネットの中にのみ生きています。


フジバカマ  フジバカマは数株生きていました。この子は側溝の流れの隅で見つけました。


リンドウ  私の秘密の場所のリンドウです。花はまだ先ですが・・・鹿に見つからないでね。


クリ  今年の収穫は2粒。猪の大好物は栗。放置されたままの栗園は1mを越す雑草の海に埋もれて・・・ここでの楽しかった栗拾いはもう昔の想い出になってしまいました。


9月はじめの山荘

2014年09月07日 | 小さな山荘から
9月、どこかに秋の始まりを感じます。久しぶりにロングコースの散歩に出ました。
馴染みの土地や山荘が転売され新しい所有者の名に変っています。もう何年間も山荘の新築は無しで、すべてが転売されたものです。材料を集め自身の手作りで防獣ネットを張っている山荘、業者に頼んで堅固な金網ネットを張り巡らせた山荘、新所有者がそれぞれ知恵を絞って設置した防獣柵を野次馬よろしく批評しながら9000歩アップダウンのコースを楽しく歩いてきました。

広い敷地の小さな花壇

新しい持ち主に変ったN山荘、道路脇に小さな花壇が2つお目見えです。がっちりと金網柵に囲まれた花壇から斜面を下るこの辺りは鹿の通り道、Nさんのこれからのご苦労を思いチョット苦笑い。

ユニークなキノコ

秋の山野草の姿などどこにも見えない散歩道。食用キノコのシャカシメジ、アカダケ、シバハリなどはもう昔の幻影。皆してマツタケを本気で探していたなんて信じてもらえないでしょうね。まったく面白くない山になりました。動物たちが食べないキノコ類が顔を出しています。ささやかな山路の秋を見つけ思わずカメラを向けました。可愛いキノコでしょ。

栗のイガが育っています

傍では柿の実も大きくなっています。秋ですね。


何も無い我が山荘の庭で山野草の花を探してみました。しばらく鹿が入っていないので、ギボウシや皇帝ダリアが葉を出し、ホトトギスには蕾、ゼフィランサスは白い花数が増しています。でもでもあの子もこの子もいない・・・やはりやはり・・・寂しい庭でした。

超元気なセントポーリア  洋ランともどもとても元気に夏越ししました。チビチャン株も花はないけれどいきいきと葉を伸ばしています。自宅マンションに帰ればすぐに植え替えです。培養土を作らなきゃ。


ベランダ前のヤマザクラ  夏の終わり頃から葉が赤くなります。


ブラックベリー  もうすぐ熟すでしょう。鹿に齧られながら、ほんの少しだけ実を付けます。


ヤブラン見つけた!  悲しいほど少しだけ生き残っています。


ミズヒキ  雑草の中でミズヒキの赤が鮮やかです。ミズヒキも増えると困る雑草ですが、食欲旺盛な鹿に食べられて僅かに残ったミズヒキは今や貴重な風情ある秋の山野草です。


ヘビ  散歩の途中で鎌首をあげたヘビに遭遇,ぎゃぁ!山荘の庭の散策中にもニョロリ、窓枠下にベッタリへばりついて、ベランダ隅にもニョロリ、ヘビの当たり年!?



猛暑を逃れて 2

2014年08月21日 | 小さな山荘から
8月18日(月)~19日(火)

主人のゴルフに付いて山荘へ。標高400mにある山荘も先日来の雨後の湿度で戸外に出ると大汗が流れます。午後にはセミの鳴き声がツクツクボウシに代わって、酷暑の中で秋がそこまで来ていることを実感します。夕方の短い散歩では若鹿と野兎に会いました。鹿や猪との虚しい負け戦から撤退した今は、若鹿の可愛い顔や跳躍に微笑んでいる自分がいます。

涸れ沢の流れ

翌日ゴルフ場に向かうの主人の車に途中まで乗せてもらって、命水のペットボトル、日笠、カメラを持って一人静かなkitasanコースの入口へ。誰に逢うことも無し、転売の土地と山荘ばかりが目立つkitasanコース,その喜多さんの山荘の入り口表札が新しくなっているのに慰められます。道沿いの土手の上から幾重にも水の流れが見えます。台風11号以来の大雨で山全体が大変な量の水を含んで放出し続けていることがよく分かります。涸れ沢からは水音が聞こえてきます。見ると結構な流れが岩の間を縫っていきます。画像はビデオカメラの動画から静止画に落としたもので、動画で捉えていた流れや滝が白色に撮っているだけなのが残念です。(涼しい水音と清い流れを想像ください)広島の惨い土石流報道が続いています。もう雨は沢山、天気予報のお日様マークを探すこの頃です。

クサギ

Kitasanコース+nonokaコースで一時間15分の散歩。山野草を探して歩くも、見たのはクサギのみ。昔の沢山の山野草が咲いていた散歩道が懐かしい。更に持ち主の名が変っただけで放置された山荘が寂しさに追い打ちをかける。ご主人の死後は奥さん一人が時々訪れ大切に守ってこられたInoue山荘の名が「スタジオ・バンビ」に変っていた。息子さんが引き継いだのかな?それにしても「スタジオ・バンビ」とは。鹿の酷い食害の被害者以外の人たちにとって鹿は自然の可愛い仲間なんですね。

小さな畑のブロック穴からゼフィランサス

久しぶりに庭に下りてみる。庭中を隈なくて歩いて花を探す。何もない庭と書いているが、あちこちに小さな野草、植えた花の残り花もみえる。朝の散歩コースと比べるとうちの庭はまだまだ豊かな埴生が残っている。そしてゼフィランサスが。鹿から丸見えなのに・・・

枯れ枝に守られたギボウシ

綺麗な斑入り葉ギボウシを発見。自宅に持ち帰るつもりはない。ここ山の庭で生きてほしい。

風にそよぐカリガネソウ

今年はもうカリガネソウには会えないと思っていたので、枯れ枝の中のギボウシを撮っていてすぐ横の小さな紫の花に気付いて大喜び。風になびいて接写のピンと合わせに苦労する。この画像はビデオカメラの動画から静止画へ落したものなのだが特徴がよく出てますね。

緑陰のヤマウド

堂々とヤマウドが花穂を突き上げています。静寂の中の美しい山景色です。

猛暑を逃れて

2014年07月29日 | 小さな山荘から
7月22日(火)~23日(水)
7月26日(土)~27日(日)

猛暑の自宅から山荘に逃げ込みました。私はやはり山が好き!気持ちが離れかけている山荘暮らしがとても大切に思えてきました。雲海、ヒグラシの鳴き声、ツバメとトンボの飛翔、風の音、山の匂い、星空、そして緑と花・・・

雲海   朝の楽しみ・雲海ですが、この雲の下に熱気と湿気を閉じ込めて今日も酷暑が続きそうです。


リョウブの白い花   山荘に入るといい香りが。リョウブの花だ!今年のリョウブの花はとても綺麗。


夏越しのセントポーリア   シャクナゲの茂みの下では夏越しの洋ラン類とセントポーリアがとても元気です。株の上に前述のリョウブの白い小さな花柄がたくさん降り積もっていました。


ノリウツギ   まだまだ見頃のアジサイの中からノリウツギが伸び上っています。堂々として見事な木になりました。高い山でノリウツギに逢うことは叶わなくなった今は、このノリウツギに懐かしい登山の想い出を重ねています。


アジサイ・オタフク   ふっくらしたピンクの花が好き。もう最盛期の美しさはなくしていたけれど、「今年もここに咲いているよ」とささやきながら私の気付きをやきもきしながら待ってくれていたような気がしました。


アベリア   なんと健気な子でしょう、花のない山荘の庭で、まるでオールシーズン咲いているような気がします。優しい香もいいですね。