3月30日(火)
桜とカタクリのお花見
兵庫県作用郡作用町の古桜とカタクリの里、たつの市・龍野公園の桜を訪ねました。
播磨一本堂(光福寺)の大糸桜

佐用町漆野にある光福寺の大イトザクラが満開。白い小さな花をたくさんつけた枝が幾重にも枝垂れ、まるで空から桜吹雪が降り注いでいるみたい。光福寺は、その昔一本のケヤキの大木を用いて寺を建立したと伝えられることから「播磨一本堂」と呼ばれている。樹齢300年を越える大イトザクラは県指定文化財で根回り8m、高さ13m、枝垂れ桜としては播磨随一の大木。見事な桜でした。
三日月町弦谷(つるたに)のカタクリ群生

大イトザクラを管理されている方に次の予定地【東徳久カタクリ群生地】について聞く。『今年の東徳久のカタクリはぜんぜんダメ。猪にやられて、咲いてても二、三輪やろね、ネットしてるんだけど飛び越えて入ってくる』
もう一つの【三日月弦谷カタクリ群生地】に向かう。こちらのカタクリ群生地はコンクリートの土台に高い鉄の柵を立てて完全に防護されていた。私有地の山の小さな斜面に地元の人たちに守られて健気に咲いているカタクリ、美しい春の妖精たち、ここでも『鹿メ!猪メ!』と毒づきたくなる。ああ、去年5月に登った岡山県毛無山(ケナシガセン)のカタクリに会いたいなあ。縦走路ずっとカタクリ・カタクリだったね。昔はどこの里山にもあんな夢のような光景があったんだね。
龍野公園の桜

龍野公園(たつのこうえん)は兵庫県たつの市にある公園。 龍野城跡がある鶏籠山(218m)南西麓および的場山(394m)南麓一帯に広がる面積約4.7haの公園で、西播丘陵県立自然公園に属する。
ずっと昔に桜の龍野公園に来たことがある、が記憶とは大違い、素晴らしい桜の公園に驚いた。園内には3本のメイン遊歩道が整備されている。三木露風が作詞した童謡『赤とんぼ』の歌碑を起点に、脇坂藩の武家屋敷跡・聚遠亭まで続く「文学の小径」の桜は3,4分咲き、場所によっては7分咲きぐらい。見事な満開の枝垂れ桜もある。静かな聚遠亭の大桜を満開の時にみたいなあ。
「童謡の小径」に入り緩やかな上りの遊歩道を歩くと童謡「ちいさい秋みつけた」が人を感知して聞こえてくる。その後も「月の砂漠」、「みかんの花咲く丘」、「七つの子」、「叱られて」、「夕焼け小焼」、「里の秋」と懐かしい童謡が「国民宿舎赤とんぼ荘」まで続き、歌を口ずさみながらチョッとしたミニ登山気分も味わえるミツバツツジが美しい楽しい小径だった。
あちこちに見つけた鹿の足跡と猪の掘り返し跡について、公園道路を整備している作業員に質問:『鹿や猪の足跡がたくさんありますが?』 『この公園の後ろは国有林になっていて、夜になると鹿や猪が出てきてやりたい放題をします。』 『公園内に小さな野草や植栽された花がないのはそれでですね』 ここでも又、猪鹿だ!
桜とカタクリのお花見
兵庫県作用郡作用町の古桜とカタクリの里、たつの市・龍野公園の桜を訪ねました。
播磨一本堂(光福寺)の大糸桜

佐用町漆野にある光福寺の大イトザクラが満開。白い小さな花をたくさんつけた枝が幾重にも枝垂れ、まるで空から桜吹雪が降り注いでいるみたい。光福寺は、その昔一本のケヤキの大木を用いて寺を建立したと伝えられることから「播磨一本堂」と呼ばれている。樹齢300年を越える大イトザクラは県指定文化財で根回り8m、高さ13m、枝垂れ桜としては播磨随一の大木。見事な桜でした。
三日月町弦谷(つるたに)のカタクリ群生

大イトザクラを管理されている方に次の予定地【東徳久カタクリ群生地】について聞く。『今年の東徳久のカタクリはぜんぜんダメ。猪にやられて、咲いてても二、三輪やろね、ネットしてるんだけど飛び越えて入ってくる』
もう一つの【三日月弦谷カタクリ群生地】に向かう。こちらのカタクリ群生地はコンクリートの土台に高い鉄の柵を立てて完全に防護されていた。私有地の山の小さな斜面に地元の人たちに守られて健気に咲いているカタクリ、美しい春の妖精たち、ここでも『鹿メ!猪メ!』と毒づきたくなる。ああ、去年5月に登った岡山県毛無山(ケナシガセン)のカタクリに会いたいなあ。縦走路ずっとカタクリ・カタクリだったね。昔はどこの里山にもあんな夢のような光景があったんだね。
龍野公園の桜

龍野公園(たつのこうえん)は兵庫県たつの市にある公園。 龍野城跡がある鶏籠山(218m)南西麓および的場山(394m)南麓一帯に広がる面積約4.7haの公園で、西播丘陵県立自然公園に属する。
ずっと昔に桜の龍野公園に来たことがある、が記憶とは大違い、素晴らしい桜の公園に驚いた。園内には3本のメイン遊歩道が整備されている。三木露風が作詞した童謡『赤とんぼ』の歌碑を起点に、脇坂藩の武家屋敷跡・聚遠亭まで続く「文学の小径」の桜は3,4分咲き、場所によっては7分咲きぐらい。見事な満開の枝垂れ桜もある。静かな聚遠亭の大桜を満開の時にみたいなあ。
「童謡の小径」に入り緩やかな上りの遊歩道を歩くと童謡「ちいさい秋みつけた」が人を感知して聞こえてくる。その後も「月の砂漠」、「みかんの花咲く丘」、「七つの子」、「叱られて」、「夕焼け小焼」、「里の秋」と懐かしい童謡が「国民宿舎赤とんぼ荘」まで続き、歌を口ずさみながらチョッとしたミニ登山気分も味わえるミツバツツジが美しい楽しい小径だった。
あちこちに見つけた鹿の足跡と猪の掘り返し跡について、公園道路を整備している作業員に質問:『鹿や猪の足跡がたくさんありますが?』 『この公園の後ろは国有林になっていて、夜になると鹿や猪が出てきてやりたい放題をします。』 『公園内に小さな野草や植栽された花がないのはそれでですね』 ここでも又、猪鹿だ!