長崎のずんだれ社長の奮闘記

長崎JCOB大木敬介の日記。今は、ながさき100㎞徒歩の旅に関する記事を掲載しています。

遠足のお手伝い

2006年05月16日 | 長崎青年会議所(長崎JC)
 長崎青年会議所では毎年「N崎病院Mどり棟」の遠足のお手伝いをさせていただいております。

 私は障害を持った方のお世話というものをした事がなかったので、

去年初めて参加させていただいた時は思う所が沢山ありました。

 私は「どんなお手伝いができるか?」とか、「優しく接しなきゃ!」とか

「車椅子を押してあげたりすればいいんだよな!」みたいに考えていました!

ところがある先輩の接し方を見て「なんて自分はバカなんだ!!」と思い

ました。

 私はどうしても、障害を持った方に対して「子供扱い」してしまって

いたんです。普段は「平等が大事!」とか「差別はいかん!」とか言ってる

くせに・・・。当然最初はそんな事も解らずに一生懸命やっているつもり

でした!でもそれは、勝手にこちら側が「お世話してやってる!」

「一生懸命優しく話してやってる!」と、自己満足していただけだった

んです。




 私が去年、主に一緒にいた○○さんは、私が話をしていても

一定の表情で、楽しんでもらえてるのかどうか解りませんでした。

その時はおそらく「こういうものなんだな!」と思っていたと思い

ます。衝撃的だったのはT本先輩が近寄ってきたときです。

(T本先輩)「おー○○ちゃーん!久しぶりー!またどっかに

      かわいか女の子ば探しに行こーかー!」

私は内心「ありゃりゃ、またふざけた事いっちゃって!」と思った

のですが、次の瞬間○○さんは満面の笑みを浮かべたんです。

私と一緒にいた時には決して見せてくれなかった笑みを!

その先輩が横にいる間中○○さんはニコニコニコニコしてました。

 その時の私は本当に恥ずかしい思いで一杯でした。自分が差別的な

目でみていた事に気付いていなかったんですから!

確かに自分の同級生なんかと久々にあった時なんかは普通に

女性の話で盛り上がったりしますよね!初対面の人と仲良く

なりたい時にも色々共通の話題なんかを探して話をしますよね!

「それが出来ないって事は俺はこの人達のことを人として

認めてないんじゃないか!」って真剣に悩みました。

「遠足のお手伝い」という事業を通じて自分の未熟さ

を教えてもらっていたんです!!



 その遠足の予定日が明日でした。先ほど雨天中止の連絡が入り、

担当の委員会のみの対応で、室内レクレーションに変更になった

そうです。行かなくていいとは言われましたが、絶対明日は参加

しようと思っています。去年より私は人として成長する事が

出来ているでしょうか?半分は怖いですが、もう半分は楽しみです!



5月13日から  +0.2kg・・・・・・?????