マンサク(万作科)花言葉は、神秘・山地に自生するマンサク科の落葉代表低木。高さ3メール余り、日本固有の樹木。花は線形の縮れた黄色い四つの花弁が特徴。余寒の続くなか、他の花のように花をさかせる。それゆえ、まず咲くが訛って「まん咲く」の名がついたともいわれる。この花が手足を伸ばしたように広がる格好で群がり咲くことから、穀物の「豊年満作の満作に見立て、その名がついたともいわれる。はは止血在になる。「まんさくや春の寒さの別れ際 籾山梓月」「まんさくの淡さ雪嶺のかざし見て 阿部みどり女」「まんさくに滝のねむりのさめにけり 加藤楸邨」「空澄みてまんさく咲くや雪の上 相馬遷子」「まんさくの黄のもじやの世界かな 原田 角」「まんさくに水激しくて村静か 飯田龍太」「谷間谷間に満作が咲く荒凡夫 金子兜太」「まんさくの黄のなみと暮れにけり 古館曹人」「まんさくが咲けばこけしの瞳を思ふ 青柳志解樹」「まんさくや遠濁りして峡の空 小笠原和男」「まんさくの花びら縒を解きたる 仁尾正文」「谷こだましてまんさくの日和かな 小島 健」「まんさくや人立ち去れば日と月と 岸本尚穀」「おほかたは追慕に燃えて銀朗ばい 山本つぼみ」「金蠟梅の散りさうな咲きはじめ 和久田隆子」「まんさくの花いつ見ても乾きゐる 高田正子」「まんさくに銀嶺の風まっしぐら 立川華子」「まんさくは印度舞踊の手のかたち 穂刈富子」「万作や万葉仮名の八一の書 田部 緑」「まんさくや祝言一つに村の沸き 岩崎すゑ子」「金狼梅や藍をいたはる藍染師 古賀寿代」「まんさくのちじれぐあひにあいにゆく 岡部矩子」「まんさくや墓の百基はみな木地師 今井啓次郎」「一本のマンサクのこと幾日も 宮地英子」。(まんさくの神秘はすべて余寒かな ケイスケ)