クロツカス(花サフラン:黄色、白、紫)、花言葉は、青春の喜び;堅実。ヨーロッパ原産で、オランダが栽培の中心。高さ10㎝程度。可憐な6弁の花を咲かせる球根植物。ヨーロッパ各地では、春の訪れとともに咲き、季節の移り変わりを人々に知らせてくれる花として愛されています。ギリシャ神話では、美しい青年のクロースが死に、女神のフローラが哀れんで黄色(白;紫)花に姿を変えたのがこの花だとされています。スイスのサフランは、主に薬用として栽培されて花サフランと呼ばれている。秋咲きで、この花の仲間です。「日が射してもうクロッカス咲く時分 高野素十」「クロッカス咲かんとしつつ黄のつぼみ光を包む如きこの夜半 近藤芳美」「クロッカス全き影の芝にあり 片桐美江」「早春のサフランの花をもたげけり 松尾いわほ」「地を這いて到れる春クロッカス 岩鼻十女」(春つ告げて 部屋を飾りし クロッカス 黄色き花の 香り豊かに ケイスケ)