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深夜は今冬最後の纏まった雪になるかも知れません。明日の朝はきっと金華山も真っ白な雪景色。
さて先日、何時も来るお値打ちな給食弁当が仕事出先に配達されない事を知った。つまり其の日、予約の失敗を確認した訳だ(苦笑)。そこで久し振りに、近くの"吉野家"へ牛丼を目指した。狂牛病を一時忘れる健忘症は承知で

偶然座ったのがU字の底辺、そこを独り占め。意外に見晴らしが良いものだ。向こうには忙しく働く調理場が見える。眼を移すと、左右のカウンターに、10人程が鳥の如く居並ぶ。そして、注文の"並盛"が来るのを暫く待つ間、頗る気になる2組が左と右、向かい合わせの鏡のように座って居られた。。。

父は、並盛に赤生姜をてんこ盛りにする、所謂、吉野家の"通"であった。

ほぼ二十歳前後かと想われる。美形な容姿に人生の陰りは見られない。並盛を一椀づつ、互いに淡々と口に運ぶ姿が微笑ましい。その間、主だった会話を聞くことはなかった。何時かは、何らかの言葉が有って然る冪と聞き耳を立てていたが、結局終始淡々と牛丼並盛が消費されて逝った。若しかして、此のカプゥは、焼肉屋でも淡々と箸を動かすのかも、と余計な想像力が働いて仕舞った今日この頃である。(笑)
(取り敢えず、おしまい)