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IRONMAN UK レースレポート

2015年07月21日 12時03分03秒 | Weblog
IRONMAN UK(イギリス・ボルトン)が終わりました。
結果はDNF
ラン10km過ぎでのリタイアとなりました。


応援してくれた皆さん、ありがとうございました。
またしても良い結果報告ができず、すみません。

今回のレースは世界選手権コナの出場が大きく左右する大切なレースでした。

この1年は常にコナポイントを意識して、順位を計算してのレースが続いていました。
今回ももちろん、ポイント獲得が最重要でした。
そんな中、レースの前夜、コーチからは『何番でもいい。とにかく、最後のフィニッシュまでの力を計算して、ランのラスト10kmを元気に走ること。だから、それを達成して順位が振るわなければ、それはそれでもいい。』と。

これを聞いた時、凄く気持ちが楽になりました。
事実、ここ最近のレースでは勝負だったり、順位ばかりを気にして、9~10時間もあるレースなのに先急ぎ過ぎて、勝負に出たり、とにかくポイントの計算ばかり。
本来である、レースを楽しみ、IRONMANという自分自身との戦いが出来ない状態を自分で作っていたように思います。

そして、レースを迎え、落ち着いた気持ちでスタートを切ることができました。

出だしのスイムも好調で、久々にトップ集団で上がれ、バイクに入りました。
長旅のバイクは、アップダウンも多く、ハードなコースということもあり、とにかく、マイペースを保つ。
30kmまでトップを走っていましたが、その後2位に後退。
ただ、この選手は私の実力よりはるか上の選手ということもあり、今回は追わずにマイペース。
80km地点で、もう1人選手に追いつかれましたが、いいペースだったので流れに乗って、一緒にレースを進めていました。
その直後、その選手と私、報道車までも一緒にコースミス。
数キロ進んで、何だか怪しい?と感じた私は折り返して、コースに戻りましたが、すでに15分以上のタイムロス。
後で聞くと、前を走っていた選手はなんと15km以上もさまよい、30分のロス。

心は1度完全に折れましたが、『何番でもいい。最善を尽くすんだ』という思いで、レースに復帰出来ました。
バイクが終わり、ランへ。
淡々と走り出しは良かったですが、10kmから、腹痛、下痢。
こればっかりは走ろうしても走れない。
歩いて回復を待ちますが、寒さと低体温で痺れと手足の震え。
コーチからのストップもあり、レースを降りることとなりました。

今回のレースは低気温と朝からの豪雨。
それでも、しっかりと落ち着いてレース出来ていたが、コースミスから止まったことで身体は1度冷え切ってしまい、身体は上手く動かなくなっていました。

レース後は悔しさというより、正直、かなり凹みました。
なんで上手くいかないんだろう…
IRONMANを戦っていく自信もなくなっていたし、すぐに次に向けてとは思えませんでした。

コースミスは私のミスでもありますが、今回は正直運営のミスが多い部分もあり、やりきれない思いと腹痛はこれから先、考えて対策をしないといけない部分。

レースを終えた日は、しばらくIRONMANはいいかな…なんて考えてしまいましたが、こうしてブログを書くまで気持ちも落ち着き、何より、次のレースを自然と考えて始めています。

やはり、IRONMANが好きで、想いは変わらないのだな!と。

結果が出せるまでに、思いのほか時間がかかっていますが、諦めずに頑張ります。
また最高のフィニッシュを目指して。
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2 コメント

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Unknown (koji tokumine)
2015-07-22 00:07:41
初心、忘るべからず!
しっかり自信を持って邁進して下さい!
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ファイト (トライアスロン最高)
2015-07-22 07:14:50
スイムすごかったですね!
コース間違えさえしなければ>_<
応援してます!頑張って下さい!
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