画家 田中恵子のブログ

画家 田中恵子の鎌倉七里ガ浜のアトリエから

「田中正雄記念 居合道 演武会」柔心流 居合道 主催

2017年11月20日 | 柔心流 居合道

「田中正雄記念 居合道 演武会」
~柔心流 居合道~11月19日号(2017)

父、田中正雄と共に修行し、また父の指導を受けた、
素晴らしい剣士たちを招いて、居合道 演武会を行いました。

まずは師匠と二人で、紋付き袴姿で、
藤沢のデパチカで、親睦会用のお弁当を
買うところから始まりました。
刀は差してませんが、当然注目の的・・・。
でも、鎌倉エリアなんだから普通です!
しかも正装です!
その日は流鏑馬(やぶさめ)も行われていたとのこと・・・。
デパチカとコンビニで、買い物をし、会場に移動。

準備が整い、全員揃って、
私がリハビリで約5年お世話になっている
理学療法士の木下先生がいらしてくださり、
定刻に演武を開始。

最初の演武者は私で、
程よい緊張感が心地よく、予定通り九本の形(かた)を演武しました。
私が創出した柔心流の突きの形「尖光」も初公開しました。
諸先輩方が素晴らしい演武をしてくださり、
最後に師匠の演武で、無事終了!

皆さん日頃の研鑽の成果を発揮してくださり、
全員で6名ですが、見応えのある演武会となりました。
今回は4流派の居合の形が演武されました。
写真は、父が創出し、私が名付けた「自在刀」です。
トップの写真が、抜き付け、
続いて4枚の写真の左から、
脛囲い、切り下ろし、大血振り、納刀

終わっての親睦会は、和やかな中にも、
剣の心構えや、それぞれの業(わざ)の意味合い、
また、指導者によって変化していく業の本来の姿を、
各々が研鑽し正しく会得していくべき、など深い内容。
その上、理学療法士の木下先生が、
それぞれの動きに対応する骨や筋肉の動きなど、
iPadのアプリで説明してくださり、
ハイレベルな親睦会となり、
ますます充実感を感じました。

父のお蔭で、素晴らしき居合道の仲間に恵まれ、
とても幸せです。

木下先生には、今まではリハビリをしていただいていましたが、
今後は居合のトレーナーをお願いしました。

 

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新しい夏の稽古着は、涼しいし、動きやすい!!

2017年07月08日 | 柔心流 居合道

新しい夏の稽古着は、涼しいし、動きやすい!!
~田中恵子の鎌倉七里ヶ浜アトリエ通信 8~

新しい稽古着を、昨日の夕方の稽古で着ました。

暑い季節になり、夕方の稽古は、道場に着くまで西日が強いので、
鎌倉山山辺通りを通って行くことにしています。
東斜面なので、日陰が多いのです。
相模湾が遠望できる場所では、海風が気持ちいい・・・
新しい稽古着は麻と綿の混紡なので、風が通って涼しい・・・

道場で稽古を始めても、稽古着の中に熱がこもらず、
冷房効果もよく感じられて、快適です。
以前通っていた入間道場には、冷房が無かったので、
何度か熱中症になりそうになったのを思い出しました。
当時、夏の稽古は、忍辱(にんにく)修行でした。

新しい夏の稽古着は、身頃と袖が一体化した製図にしたので、
動きの妨げにもならず、快適です。
今後も、私のオリジナル稽古着は、この製図 に決定です!!

袖口の始末をしていませんが「たそがれ清兵衛」みたいにならずにすみました。
(「たそがれ清兵衛」、好きですが・・・)

真ん中の写真は「大血振り」、体の前で半月形に刀を振ってる途中。
左は「四方斬り」の袈裟懸け、鞘から抜いて斬った直後。
右は「切先返し」のとどめの刺突、気合まで発しています。
全てポーズではなく、技の途中、または技が終わった瞬間。

 

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