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【N】 橋下弁護士に損害賠償請求・光母子殺害、TV発言巡り

2007-09-04 12:27:23 | 社会・ニュース
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ニュースより。

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■橋下弁護士に損害賠償請求・光母子殺害、TV発言巡り

(NIKKEI NET:2007.09.04より)

橋下弁護士に損害賠償請求・光母子殺害、TV発言巡り
 山口県光市・母子殺害事件で被告の元少年(26)の弁護人を務める今枝仁弁護士ら広島弁護士会所属の4人が3日、タレント活動もしている橋下徹弁護士(大阪弁護士会)のテレビ番組の発言で業務に支障を来したとして、1人当たり300万円の損害賠償を求め広島地裁に提訴した。

 訴状によると、橋下弁護士は5月27日放送の番組で「見ている人が一斉に懲戒請求をかけたら、弁護士会としても処分を出さないわけにいかない」などと発言した。〔共同〕(07:00)


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橋下弁護士がこの主張をした番組、たかじんの「そこまで言って委員会」ですが、ちょうど見てました。



この弁護団は「死刑反対」という立場のもと、強姦目的での母子殺人犯の被告の弁護をしているんだが、その手法が明らかに非常識で批判を集めている。


事件詳細はここ(wikipediaの記事)


個人的にはこの被告人を絶対に許せない。
被害者の夫はTVにもたびたび露出し、徹底的に厳しい態度で当被告人に対して極刑を求める発言をしているが、僕が同じ立場になったらやはり同じ心情になるだろう(同じ行動が出来るかは別として)

で、その遺族心情を抜きにして考えても、被告弁護団は荒唐無稽な言い分での減刑を主張し、裁判をいたずらに遅延させるなど、裁判を、また法治国家としての機構を愚弄していると言えるだろう。




他の記事によると、この弁護団の弁護士に合計3900以上の懲戒請求が寄せられたそうだ。
で、その大量の「懲戒請求」を受けた弁護団の弁護士のうち、4人が橋下弁護士に対して

「テレビ番組で懲戒処分を視聴者に呼びかけられ業務に支障が出たなどとして(中略)1人当たり300万円の損害賠償を求める訴訟を広島地裁に起こした。」

とのこと。


ここで物申す。

僕は番組を見ていたけど、たしかに橋下弁護士自身の心情を表明した上でのことではあったが、彼は飽くまで法的手続きを紹介したに過ぎない。

その手続きは国民の正当な権利である。

一連の被告弁護団の態度に対して怒りを覚えた人たちに対して「国民にはこういう権利と手段がありますよ」と提示したのが、先日の番組での、橋下弁護士の話だったと記憶する。

そして4000件近い懲戒請求が出された。

この事態を真摯に受け止めることなく、逆ギレして国民の権利を紹介した橋下弁護士に賠償請求した弁護士4人は、「国民の権利を守る」という弁護士の使命を失念してしまったのだろうか?

笑止千万と言わざるを得ない。

訴状が正式に受理されたら、橋下弁護士も対応せざるを得なくなるだろうが、個人的には徹底的に戦ってほしいなと思う。とは言え、子供7人を抱えての身だから、あまりムリをさせるのも心苦しい気はするが…


ともあれ、弁護士って人種は必ずしも信用するには足りない連中だということがよく分かった。もっとも、本当に良い弁護士もいると思いますが… 弁護士は法律の運用を監視する側でありながら、結局そこで「政治」が行われている。「依頼人を守る」という使命を否定するものではないが、その前に守るべきものをよくよく考えてほしいものだ。


ついでに橋下弁護士のブログも貼っときます。


チャラい人だと思ってたが、論陣には筋が通ってると思いました。






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