goo blog サービス終了のお知らせ 

毎日がフィールドワーク

アメリカ東海岸在住。インドネシア人の相方と異文化な毎日。

生きてます、ケチャマニです。

2007-05-16 03:31:07 | アメリカ生活
いつまでたっても新年のご挨拶かよっ、とのご指摘をいくつかいただきまして...ようやく重すぎる腰をあげたケチャップです。新年の抱負を誓ったくせに、こんなんだったらやめちまえ!なんて言わないで。

さて、時間が経つのは本当に早い。もう2007年も5月です。こちらアメリカ東海岸、私の住んでいる州は連日初夏の気候で、モモの散歩も楽しくて仕方ありません。今思えば、あの雪降る真冬の寒い日によく懲りずに毎日40分も歩いていたな...と。

最近のニュースは、ケチャップ工務店が業務をかなり拡大しているという事でしょうか。今日はその辺を少し。

相方が日曜大工が好きというのは以前にもお話ししましたが、かなりサイドジョブ化してます。私もかなり巻き込まれています(笑)。この夏に近所に引っ越す予定なんですが、その新居となる家は築80年。世界大恐慌の時代に建てられた家なんです。新居なんてのは名ばかりで、かなーりボロ。実際購入時は廃虚でした。でもロケーションが最高なのと、周りの家も歴史を感じる味のある家ばかりなのです。ご近所の方も今の所いい感じです。

家自体は築80年だけれども、昔の家は今よりも頑丈に作られていたようで、構造的には問題がないそう。所々トリム(部屋の入り口や窓枠の飾り木)が真っすぐじゃない(!)ところとかあるけれど、インスペクター(家購入時に構造上の問題などをチェックしてくれる人)曰く、時代が時代だったから今ほど材料を揃えるのが簡単ではなかったと。床も歪んでいるところとかあります、正直(笑)。でも私的には崩れるなど問題がない限り、味があっていいかなぁと。

まぁ、細かい話はいいとして、工務店業の事です。色々大きな工事は本物の業者に頼もうと話していたんですが、全部頼むと破産です。アメリカはDIYが日常的に行われているし、相方はハンディだし、出来るところは自分たちでやろうと。

先週に行った作業の一部です。

     

窓です。普通窓は自分たちでやらないだろ...って思ってたんですが、結構できちゃうもんですね。
写真は既存の窓を取り外した後。窓なしもいいね、開放感があって。


     

窓入りました。


     

これが家の正面なんですが、一階部分の窓が80歳のもの。これはこれで味があって素敵なんですが(ガラスも微妙に歪んだりしていて)経済的でないので、今回取り替える事になりました。外壁がカビっぽくて見苦しくてすいません。これも変える予定です。さすがにこれはプロに頼みます...。

今まで色んな家のDIYを自分たちでやっている人達を見た事がありますが、自宅の窓を自分たちで変えている人はまだ見た事がありません(笑)。実際作業中もご近所さんが通りかかっては立ち止まって「この子達出来るの?」的な目で見ていきましたが...4日で窓20個ほど変えました。業者に頼むのとでは150万円くらいは節約できました。ありえない。

ちなみにモモも元気です。早くも一歳3ヶ月です。
     

久々だっつーの。

2006-06-21 22:34:59 | アメリカ生活
月刊ケチャップです。

てめぇいつまでさぼってんだよ!
無駄足踏ませやがって!
やる気あんのか、こるぁあ~!
いつから月刊にしたんだよっ!

と、お怒りの投書いただいております。

いやぁね、パソコンがね...もう言い訳を考えるのも面倒なのでやめておきます。
ガンバレケチャップ!
負けるなケチャップ!

一人芝居もやめておきます。

気を取り直して...っと。

今日朝ニュースを見ていたら、ちょっと興味深いニュースが。

アメリカの卒業式で(たぶん)首席生徒が読むスピーチで宗教関係の話をしたからマイク音を切られた、とちょっとした話題になっているニュースがあります。

ブリタニー(だったかな)がスピーチを読む生徒で、卒業式に読むスピーチは前もって学校と打ち合わせをして承認されたものだったそう。最初にブリタニーが作ったスピーチには(キリスト教の)神のおかげ~とか神の加護~とか宗教的な文があったそうなのですが、学校側は学校の方針(宗教分離)とDiversity(多様性)を尊重したいからと、宗教の絡んだ内容は削除したそうな。ブリタニーもそれに納得し、もし承認されたスピーチ以外を読んだらマイクを切りますよ、とも警告されていたそう。

今まで規則に逆らわず生きてきたブリタニーは、初めてその卒業式でルール違反をしたんだって。
当日のスピーチの時に承認されていない文(神について)を読んで、そこでマイクが落とされ、会場はブーイング。
なぜそんな事をしたかについてブリタニーは「私はやっぱり神を信じる事で私が成り立ってきたし、それが私だから」とかいう理由。
学校はキリスト教の学校ではないので、そう言った一宗教のスピーチを避けたかったらしい、でもブリタニー側からすると個人を尊重していない...みたいな。

うーん。初対面、または関係の浅い知り合いなどとは宗教と政治の話はするな、と言いますが、ちょっと興味深かったニュースだったので。

学校側は弁護士を立ててるそうで、ブリタニーの両親も学校を訴える考えがあるそう(!)。何でも訴訟かい...と。

ブリタニーがなんの宗教を信じていようといいし、それが彼女を形成している1要因なら卒業という集大成の場で感謝の念を述べるのも分かる気がする。でも公立で、宗教教育が入った私立校ではないことを考えるとそれもどうかという気もする。もしブリタニーがすっごい少数派の宗教で、スピーチでその宗教のお陰と熱弁をふるったらどうだろう。人は違った考えをするのかな。キリスト教の人はここでは絶対数がやはり多いし、日常の会話でも「神のお陰で」とか言われても、もうなんか普通というか。でもそれを私が「~様のお陰で」と違う宗教の人に言ったら、その人は引かないだろうか。私だったらちょっと引いちゃうかも。

ブリタニーの気持ちも分かるけど、やっぱり学校の方針に一度は納得した上でだったのだから、やっぱりちょっとルール違反だなと思うな。
しかもブリタニーはTVで(悪い子じゃない感じだったけど)「アメリカよ、フリースピーチよ」的な事言っていて...そうですけどもぉなんて思って私はTVを見てました。

何となく興味深いニュースでした。
それにしてもアメリカはいつでも訴訟がついてきますね...


日曜日こそは

2006-05-19 03:34:41 | アメリカ生活
モモがうちに来て以来、朝6時半に起きてまずトイレに連れ出すのが日課です。
その後コーヒーを入れたり、朝ご飯を用意したり。

今まで週末は遅くまでダラダラ出来たのですが、トイレに一人で行けない犬を抱えていると(寝る時は小屋に入っているので)それも不可能。いつも私が朝一で散歩に連れ出すのですが(もちろん相方は出勤の準備とかあるし&寝起きが私の方がいいし。)、日曜日は少しゆっくりさせてくれ~という事で日曜日朝担当は相方に。

土曜の夜は「明日は9時まで寝ちゃおっかなー」とか「7時に起きて、また二度寝しよっかなー」とかチープなアメリカンドリームに夢を馳せながらZzzzzzz....

相方は目覚ましが全く聞こえない素晴らしい耳を持っており、結局私も日曜の朝6時半に一度目覚ましで目を覚ましました。そして相方をドンドンと手て起こして、私はまた夢の中へ。あー何も気にしないで眠れる幸せ~。
そんなフワフワと夢の中を散策している私の脳に聞こえてくるのは、一階でモモと格闘してる相方の声「マテェ~」「シッ(sit)」「タイムアウッ!(いたずらをした時のお仕置きの時間)」とか。

うぅ~ん...眠らせてくれー。うるさい一階を無視しながら、自分をだましだまし眠る。
結局起きてしまったんですが@7時半。そんなもんね。

朝早く散歩がてら出かけるかって事で、軽く朝食を食べてからダウンタウンにある公園へ。
ダウンタウンにインナーハーバー(inner harbor=港)があるのですが、そこを見下ろすかのように公園があります。モモ公園デビュー。

      

他にも犬を連れた人や、ジョギングをしている人などいました。

春から夏にかけての時期はあらゆるところでFarmer's Market(朝市みたいの?)が開かれています。私たちも寄って行こうと行ってみると、結構な人の数。お店も花屋さんから野菜売り、コーヒー売りからアクセサリー売りまで様々。
コーヒーを飲みながらテクテクとウィンドーショッピング(窓ないけど)。小腹が空いたということでここの朝市では人気のビーフサンドをいただく事に。おいひー。

      

私は一人で花を見たり、アクセサリーを見たりと楽しんだのですが、相方はモモを抱いていたため「かわいいわねー」「何犬?」「さわらせてー」と接待で大忙し。でも息子犬をほめられて満更のご様子。

モモはさすがに疲れたようで、家に帰ってきたらバタンキューでした。

      

モモがいる事で楽しみが増えているケチャップ家でした。

気楽にな

2006-05-08 05:17:32 | アメリカ生活
以前、アメリカのレジなどでかわす「ハ~イ、元気?」などの気軽な挨拶にどこまで本気で考えて答えるのか...みたいな話をしたと思うんですが。
最近はめっきりそのルーティーンも「How are you?」 「Good. How about you? 」とかすっごい適当&心がこもってない時が多々...多分相手も私の体調がどうだとか気にしてないし、アメリカ人にとっては反射的に出てくるぐらい気軽な挨拶だと思うのです。

先日も近所のスーパーでお買い物のあと、レジで買い物袋を受け取ったら、レジの男の子が「Have a nice day!(よい一日を!的な)」と言いました。私は大抵反射的に「You too.」と答えます。このとき、この男の子はもう次のお客の品物に手を付けたりしてる場合が多い=別に私に面と向かって言って返事を求めていない、みたいな。そんなのは普通なので、私の「You too.(あなたもね)」も紙袋を抱えながら捨て台詞のように言ってる事もあります。
とにかくこんな日常の挨拶は録音テープのように繰り返されるのです。(たまーに話をする人もいますが)

ところが、このスーパーでレジの男の横で袋詰めをしてくれた女の子が私が男の子に挨拶したあとに、こう言ったのです。

「take it easy!」

はい。はい?確かに知ってはいるんですが、いまいちピンと来ない表現の一つ、このtake it easy。
辞書を引くと『気楽にな!』とかそういった類いの訳が出てくるし、実際に私もテンパッてる友達とかには言います。ただ、別れ際には使った事はありません。使われた事はよくありますが。確かに辞書には「バイバイ」と同じ意味とか書いてありますが、アメリカ人はこれをどういった気持ちでバイバイと同じように使っているのでしょうか!

私が焦ってる風に見えた?(←いや、考え過ぎ。その女の子はほんとうにバイバイって感じで言ってたし)
「気楽にな」って言われた私は「お前もな」って返すのか?(←いや、その子は気楽になって意味で使ってないし多分)
なんで単に「バ~イ」って言ってくれないのよ(←そんな勝手な!)

久々にこう言われた私は最新のマイテープレコーダーにこれに対する回答が入ってなかったため、
「う、へへ。」みたいな薄ら笑いでごまかす君の悪いアジア人になってしまいました。え~ん。

相方に聞いても、意味はないよ、と。
でも毎日気楽に生きてる私としては、知らない人に「気楽にな!」的な事を言われると「もう十分気楽に生きてます!」みたいな。ただの挨拶なんだ!意味はないんだ!と思っても未だに慣れない表現なのです。

こんな時みなさんはどう答えてるんでしょうか。おせ~て~。

本格的に春到来

2006-04-12 01:39:46 | アメリカ生活
先週の土曜日はワシントンDCで毎年恒例の桜祭りに行こうとずっとワクワクしていたのですが、あいにくの雨。
雨天決行で屋台などの出店やイベントは行われたらしいのですが、私たちは無念の欠場。たぶん、連日の雨で桜も散っていたと思うし。来年に期待!

と、薄寒く雨がしとしと続いていた先週とはおさらば。今週はずーっとお天気で、気温も24、5度とポカポカです。
家から車で5分くらいのところにReservoir(貯水池)があるのですが、春になると冬眠を終えた人間達がわんさかと溢れ出てくるたまり場になるのです。貯水池と言っても、ただ単にダムがあって水を貯めておくところではなくて、自然保護区域のような雰囲気になっています。実際にバイクに乗った人たちが集まっていたり(でもレースは禁止だから、違反者はよく警察に捕まっていますが)、釣りをする人がいたり、犬を連れてきて散歩や、湖畔(湖じゃないけど)に沿ってランニングをする人など様々です。

森林に囲まれたこの場所はマイナスイオンを発しているのか、空気も気持ちがいい。私も相方とその友達Rと一緒に出かけてみました。

      

友達Rは恐ろしいくらいアメリカ大好き人間なのですが(もう在米6年ほどになるけど、熱冷めやらず...)、暖かいシーズンになって外へ繰り出すとワクワク度が倍増で付き合う方がヘトヘトです。この日も「俺が散策路を案内してやるぜ」と張り切って。

      

友達R(赤いの)を始め、インドネシア人は山の中を散策するのが好きなのか...?!そういえば過去にもこんな探検隊のような事した記憶が...monyet軍団

東京に住んでいると信じられないようなのんびりとした時間という感じですが、のんびり写真を撮りながらの散策も悪くはないです。虫とかは嫌だけどね。

家では春も本番となってきたので、プランターに花を寄せ植えてみました。

      

これまた買ってきて寄せ植えるだけなんだけど、た、楽しい...。やっぱり色とりどりの花は見ていて気持ちがいいもんです。春で楽しい反面、芝生も伸びてき始めているので、おばあさんは芝刈りに行かないと。

いや、おじいさんに頼もう。

たまにナイトライフ

2006-04-08 03:54:47 | アメリカ生活
   フラッシュを使う勇気がなく盗撮みたくなっちゃいました(汗)


煮詰まった金曜日。たまには出かけようと、以前から勧められていたレストラン&ダンスフロアーに行ってきました。
最大の理由は誕生日にもらったお食事券があったからなんですけど。うきき。
ダウンタウンにあるこのレストランは結構お値段も張って、メニューの種類もそんなになく、ワインも売りのようです。
ありがたい事にメニューの種類が少ない事からあまり迷わずに済み、私はレッドスナッパー(=ばらふえ鯛)、相方はサーモン料理を頼みました。ワインはそれぞれお勧めのものを。

アメリカの普通のレストランの料理とは違って、結構繊細な味付けでした。相方のサーモンなんて結構柔らかくておいしい。私のは『ばらふえ鯛』(なんじゃこりゃ。とりあえず、鯛)の身が少しミッシリし過ぎかな~なんてのをのぞけば、味付けはおいしかったし、付け合わせの舞茸や野菜などをシャクシャクいただいていました(え?魚メインでしょ...)。
ワインはあまり詳しくないので、お勧めワインを頼んだんですが、これもなかなかさっぱりとしてグー。

レストランの作りが、真ん中にダンスフロアー、周りにテーブルが配置されているというものなんですが、実は10時からダンスタイムなんです。週末は曜日ごとに音楽が違い、昨日はラテン系(サルサやバチャタ)でした。そんなん踊れないわ...という方のために、ここではレッスンも開いていて8時頃から10時のダンスタイムに向けてサルサレッスンがあるんです。私たちも挑戦しよーなんて言っていたのですが、昨日は相方が残業でレストランに着いたのが8時半。なんだかんだ食事をしていたら目の前でダンスタイムが始まりました。
結局私たちは踊りはしませんでしたが、音楽を聞きながら楽しい夜を過ごせました。ちなみに私はラテン音楽が好きで、掃除するときなど音楽をかけながらするのですが、メキシコ人の友達に「マリアッチの音楽かけながら掃除機をかけるのが好き」と言ったら、ものすごく引かれた経験あり。ブー。いいじゃんね。あの陽気な音とメロディーがなんともたまらんのです。

次は是非ダンスレッスンに挑戦したいものです。

祝一周年

2006-04-03 05:29:29 | アメリカ生活
なにげに本日ブログ開設祝一周年。日記をつけるのは好きだけど三日坊主な私にしては、なかなか上出来でしょう。
4月に入り、日本では新生活モードバリバリなのでしょうか...こちらでは4月なんてなんの始まりでもないせいか、「あ、4月ね...」ってな感じで淋しいもんです。2年目も頑張って続けるぞー!おー!

さて、一周年を記念して、ベトナムへ行ってきました。

      
     楽しいね、屋台での買い食い。

なーんて、実は車で1時間半ぐらいでしょうか、バージニア州にあるベトナム人街へ。ベトナムと言えば、フォーぐらいしか知りませんが、週末に義姉夫婦と昼に飲茶を食べに行って「いい天気だからベトナム行く?」みたいな感じで。
実は行った事がなかったのですが、行ってみたらもうそこはベトナム(いや、本国には行った事ないけど)。ブラブラ歩きながら、あれ買い食い、これ買い食い。ベトナムも同じアジアだけど、なんかとっても違う雰囲気。お店とかに入るとインドネシアと言っても分からない感じもしました。

なんとも暇な4人組はベトナム旅行を終え、帰りは韓国経由。

      

珍しく韓国料理(焼き肉&寿司とかも)のバイキングによって夕食。まだ食うのか、君たち!という感じですが、とってもおいしかった~。私は寿司&サラダやキムチなどモリモリ食べましたが、相方達はやっぱり肉食獣。昼間結構買い食いをしたので、「最高のパフォーマンスを見せられないかも...」などと言っていましたが、君その歳でまだそんなに肉いけるんですか?ってなぐらい、しっかり食べてました。

一周年記念アジア豪遊を終え、次はどこへ~。今週末はDCで桜祭りに参加です。桜散らないで待ってて~。

珍しく...

2006-03-22 06:01:26 | アメリカ生活
私は去年まで毎月一回は風邪でダウンしていました。
しかし、ジムに通うようになってからか、全く風邪菌を寄せ付けません!基礎体力がついてきたのでしょうか?プールで溺れそうになったのも満更悪いことではないようです。
ジムではしっかり汗をかくのですが(あまり汗かかない体質なんですが)、痩せない...どころか肉付きがよくなってきているみたいです...なんで?いや、痩せたいわけじゃないんですが、運動してるのに肉まんになって行くと実際焦りますよ。

さて、そんな体力満タンでおでこに『肉』って書いてある私とは反対に、珍しく相方がダウンです。
どうやらプールで泳いだ後髪を乾かさないで(お前もかぁ~!)風邪になりかけ状態だった上に、「バーベキューしよーぜ」とか言い出して...。私がまだ寒いからバーベキューには早いってっていうのも聞かず、一人寒空で肉を焼く...ま、もちろん私も食べたけど(←鬼嫁)。
そして、あまり風邪を引かないやつが遂にダウンです。昨日会社を早退してきて、今日もお休み。
一応鬼嫁もお粥を作ったり、リンゴをすったりと大忙しです。薬も効いているのか、恐ろしく寝まくっていますが、これで一気に回復してもらいたいものです。

ところで最近iTuneのポストキャッドで日本のラジオ番組を聞いているんですが、谷原章介さんっていい声してますねぇ。私が初めてテレビ朝日で見た韓国ドラマのユン理事役をやってましたが、御曹司感出しまくりで合ってました。ジムで走っている時に耳だけ日本語って結構楽しいっす。

日本ってどこ?

2006-03-21 23:13:12 | アメリカ生活
日本人ってアメリカについてよく知っていますよね。よくテレビでもアメリカのニュースを見るし、映画や音楽もたっくさん入ってきているし。しかしアメリカ人はそんな日本人や日本の事はさほど知りません。

昔アイオワ州という田舎に少し住んでいたのですが、地元の小学校のクラスで日本についてちょっと話して~と頼まれ、行ってみたところ...

「日本は車がありますか?」
「日本はテレビがありますか?」
「みんな着物を着て、侍ですか?」

...

とりあえず、一つ一つ丁寧に答えましたが、心の中では「う~ん、ここよりず~っと都会なんだよぉ」って言っていました。ま、小学生だったしね。あの頃の子も今では20歳くらいなはずなので、きっと日本がどんな国か今頃は...

そーなんです。日本人からするとアメリカって近い気がしますが、アメリカ人から耳を疑うような質問をされることは多いんです。日本人は毎日寿司を食べてるのか?と聞かれた事もあるし。いやいや...

先学期まで私のところで日本語を勉強していた女子が先月から日本に行っています。某英会話学校で英語を教える~という事で、少なくとも1年は日本に住む事になりました。日本のポップカルチャーが好きな子なので、まだ一ヶ月目ですが、とても楽しんでいるようです。
その彼女がアメリカを発つ2日前にお母さんと二人で私の家に来ました。お母さんは彼女が日本語のクラスをとても楽しんでいたのよ~とお礼を言いたいのと、少し日本について質問したい...とのことでした。
私はもう数年アメリカに住んでいるので、慣れたというのもあるのか、生活面でアメリカで不便さを感じませんが(もちろん日本のここのがいい!ってのは多々ありますが...)。
一通り私に質問したそのお母さんは、少しためらいながら私に聞きました。

「そのぉ、日本人は何、冬に暖房を使わないの?」と。
もちろん使いますよ、冬はここ(私の住んでいる場所)と同じくらいの寒さですよ、なんて答えたら、そのお母さんは「この子の友達で日本に住んでいた子が日本の家は冬に家の中で吐く息が見えるって言ってたのよ」と。
なんかすごくびっくりしちゃったんですが、とりあえず「日本の家はあったかい」をアピール。もしかしたらその子の家の暖房が壊れていたか、節約してたんじゃ?っていう結末になりましたが。
み、見えないですよねぇ?吐く息...

地域差とかあるんでしょうか。東京では普通にセーターとか着た冬の格好で家の中は暖かいという感じでしたが、そういえば札幌は違いました。
札幌に転勤と言う事で、こたつやら持って行ったのですが、札幌でこたつ持ってる人はいないんじゃないか...と。札幌の家は暖房ガンガンにきかせて、家の中ではTシャツって人が多いようです。すっごい電気代のような気もするけど。いや、やっぱりないですよねぇ、家の中で息が見える家なんて。

でもとにかく彼女の家の暖房がよくきいている事を願って。

床屋デビュー

2006-03-14 05:13:03 | アメリカ生活
あれは忘れもしない1998年。

髪型を変えるのが好きだった私は、アメリカの美容院へ髪を切りに行きました。言葉だけじゃ日本語だって伝えにくい髪型。雑誌から切り抜いた写真を(前、横、後ろ3種類)持ってワクワクしていました。スタイルはゆるめのパーマがかかったショート...みたいな髪型でした。
担当者はまず、私の髪の毛にパーマをかけて、それからカットです。パーマの時点では満更の出来。その後チョキチョキ...チョキチョキ...どんどん髪を切って行く担当者。パーマかけたとこもうないじゃん!ってくらい切って行きます。そして出来上がった髪型にボー然!前から見るとちょっとパーマが残ったショートだけど、後ろはプチ刈り上げ。

心臓が止まるかと思いました。髪は女の命だと初めて思いました。

心の中は「ジョーダンでしょ!?明日からまた学校があるのに。この頭でどう人様の前に出ればいいのよ!」

この訴訟の国アメリカで生活して行くためには、納得がいかなければ戦わなくてはいけません。でも私はそれが苦手。でもこのときばっかりは「写真見た?全然違うでしょ!ここ、どこが刈り上げてあんのよ!」と美容師に食って掛かりました。そして「私カット代は払いません。」と。そうしたら美容師は他の美容師を呼んできて「この髪型おかしい?」と仲間に訴え、仲間は私を取り囲み「あら~素敵じゃない。」「どこがおかしいの。I love it!」とみんなして私を丸め込む攻撃。
1対5で英語を巧みに操ってくる相手軍と勝負にならず、悔しくて遂にアメリカの美容院で泣いてしまいました。戦いに破れた男の悔し泣きです。

結局カット代は払うことになり、悔しくて動揺した私は、チップまで足していました(律儀な日本人だわ)。でも後日クレジットカードの請求を見たらチップはチャージされていませんでした。どうやらそこだけはかわいそうに...と思ってくれたのか。

どんだけおかしな頭にされたのか、証拠写真がなくご披露できないのが残念(というか、不幸中の幸いと言うか)。その日の美容院は相方のお姉さんと行ったのですが、その後相方が迎えにきてくれて、相方に初披露。(二人で口裏を合わせていてくれたらしく)「いいじゃん!さっぱりしててかわいいよ~」と二人で褒めちぎってくれました...が、最近その話をすると「あーあれはひどかったなぁ。会う前に姉から電話があって、髪の事で悪い事は言うな、って口止めされてたんだよ。」と暴露しました。だよね...
それ以来、アメリカの美容院の門を叩く事はなくなりました。

ところが、最近とれかけのパーマ、伸びっぱなしの髪も背中の真ん中あたりまでとなってしまい、こりゃ切りたいよ、と。
もちろん、アメリカ人の美容院は選択外。近くの韓国系か、相方の通ってる床屋。床屋って行っても、美容師(理容師?)さんはシャーリーと言って香港人の女性で、ヘアカタログは全て日本のもの。まよったあげく、シャーリーの方が安いから、という理由で床屋デビュー。

ちょっと肩より下くらいの長さでシャギーが入った感じで...と適当にお願いしました。シャーリーは二刀流。右手にはカミソリ、左手にはすきばさみ。え?普通のはさみは?...カミソリでシャギーを入れ、すきばさみですく~という形で完了。途中とっても不安になりましたが、出来上がりはまぁまぁいい感じです。お値段25ドルで5ドルのチップを足して、計30ドルなり(安っ。お父さんの散髪?)

アメリカ人の美容師さんだってそりゃきっと上手な人いますよ。いくら私が出会った美容師さんの使っていたクシが前の人の髪の毛がついていたからって、そんな全員がそうではないし。私をワカメちゃんにした彼女はアフリカンアメリカンだったのですが、アフリカン系の人達には刈り上げてる人いるし、それは彼女達のスタイルで似合ってます。だから一アジア女子が紛れて刈り上げにされちゃったからって、ジタバタするほどの事でもないのかもね...なんて大人になった今では思い出しながらフッと鼻で笑えちゃったりします。

でもやっぱり美容院はシャンプーの後に肩をもんでくれたり、ドリンクを出してくれたりする日本の方が断然いいですよ。