kazzdokkのひとりごと

酒呑みの翁の日常の出来事

百年の孤独

2014年03月10日 | Weblog

酒呑みであれば、これが焼酎の銘柄だと言うのはすぐに分かるであろう「百年の孤独」
宮崎県児湯郡高鍋町の黒木本店が造るこの麦焼酎の色は、薄い琥珀色をしており、焼酎と言うよりウヰスキーのようなコクと旨みあるという。
容量720ml、アルコール度数40%、定価2,900円の焼酎は、数年前はほとんど都心に流通していなかったため、一本10,000円を超える価格で取引きされており、最近でもAmazonや楽天市場で7,000円以上の値段がついている。

どうやら、宮崎県高鍋町出身の歌手、今井美紀が「笑っていいとも」で「皇太子様がこの焼酎を呑んでいる」と紹介したことで、全国的に有名になったらしい。

女房殿の実家も宮崎県児湯郡であり、実家のご近所さんの娘さんが、1月から3月まで東京で仕事をすることになったので、何度か我が家に泊まりに来たり、女房殿、娘3号と東京スカイツリーやディズニーシーに遊びに行ったりしていた。

本日、そのご近所さんと娘さんが、爺が仕事に行った後、我が家に顔を出したらしい。
娘さんが泊まった部屋に小物を忘れていたので取りに来た、と言うのが表向きの理由らしいが、一緒に食事をしたり、遊びに連れて行ったことのお礼が本来の目的だったようだ。
なぜなら、ほんの気持ちだけと、宮崎でもおいそれと手に入らない「百年の孤独」を態々手土産として持ってきてくれたのだ。
これには爺も嬉しさを隠さない。

さて、何時、誰と、どのような場面でこの焼酎の封を開けるか?
いや待てよ。数年前に宮崎の義母から頂いた「百年の孤独」も食器棚の奥の方に仕舞ってあったはずだ。
取り出した「百年の孤独」の製造年月日と思われる表記は15.1.29となっている

西暦だとすると2015年の未来日となってしまう。
平成15年の製造だとすると今から十一年前。
と言うことは、こいつは「百十一年の孤独」であり、今回頂いたものより更に旨みを増しているかもしれない。




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