4万歩

ガッツリとトンカツを喰いたい。
最近少なくなったが、まれにそう思うことがある。

ロースカツを喰らい脂まみれになった口の中にビールを流し込みたい。
今日、急にそんな気分になったので、万歩計を持って、家から少し離れている「源平」というとんかつ屋に行ってランチを摂ることにした。

ここ「源平」は初めて来る店だが、行きつけの居酒屋「みその」のマスターお墨付きのとんかつ屋で、マスター曰く「油が新しい」のだ。
店に入るや迷いもせず「ビール大瓶とロースカツ定食」を注文。

しばらくしてビールとロースカツ登場。
揚げたてのカツに前歯を当てるとサクッとした口当たりの後、歯応えのある肉の層にたどり着き、更に力を入れると豚肉の濃厚な味と脂の旨みが口の中いっぱいに広がる。
ひとくち喰ったところで、小さなグラスに注いだビールを一気に喉に流し込む。
うまーーーい。美味い。
カツ2切れ残したところで、ごはん小と味噌汁を頂き、至福のランチタイムは終了した。
お会計は1,950円。安くはないが高くもなく、丁度良い値段でしょうか。





腹も心も満たされた後、万歩計が1万を越えるまであちこち歩き回ったが、1万歩って結構歩き応えがあるもんです。
しかし、時間をかけて歩いたわりには、カロリー消費からすると高だか300Kcaにしかならないらしい。

一方、ビール大瓶とロースカツ定食のカロリーはと言うと・・・。
約1,200Kcalもあるようで、4万歩に相当する訳だ。
恐るべき至福のランチ。
あと3万歩も歩く元気はどこにも残っていない。