阪急バスに阪急東向日駅前で乗車して25分、大原野の田園風景の中にある終点・南春日町から歩き始めて最初の分岐に立つ古い石柱。『東 向日町 光明寺 長岡 道』とあった。これから西山の山中を歩いて長岡天神駅まで歩く予定だ。ここは左に進むのだが、・・・
前に来たのは10年前だから、記憶が曖昧になっていて、最初反対方向に行こうとしていた。(菊池さん撮影)
昨年11月以来なので、皆さん嬉しそうだ。コロナ対策をしっかりして歩き始めます。
ホトケノザ
2番目の分岐。左の東海自然歩道へ進む。右は小塩山の淳和天皇陵への道。
分岐で1枚パチリ(菊池さん撮影)
菊池さんも入って1枚
民家の庭先で見たが、何の木だろう。マユミかな?
金蔵寺境内の不動堂前の桜。
金蔵寺本堂下の階段。ここは紅葉で有名だが、その新芽が出ていた。
本堂では声明が上げられていた。山中の寺で聞けるとは思わなかったので感動した。
本堂に参拝して寛ぐ皆さん。藤田さんはストレッチに余念がない。
本堂前を右手に進むと開山堂があり、本堂との間から権現堂への階段がある。小塩山への山道も開山堂の横から出ている。権現堂には愛宕大権現が祀られているそうだ。この寺は718年(養老2年)の創建だが、応仁の乱で焼失したのを徳川綱吉の生母、桂昌院の寄進で再建されたそうだ。本堂の奥に桂昌院廟があった。
仁王門から本堂方向を見上げる。西尾さんを気遣う保田さん。
庫裏横のダンコウバイが満開だった。
参拝を終えて仁王門前で1枚(菊池さん撮影)
金蔵寺を辞し、山道となった東海自然歩道を40分ほど進むと府道733号に出て、すぐに分岐がある。ここは左手杉谷、善峯寺方面へ進む。右に行くと、大原野森林公園・森の案内所へ行ける。
杉谷を目指す元気印のおじさん達。心なしかうつむき加減ですよ。少し疲れましたか?
この右手の斜面のタムシバが綺麗だった。藤田さんはここで一句詠んでいた。(菊池さん撮影)
杉谷集落の入口にある道標。ここから西へ延びる山道を進むとポンポン山へ行ける。この日は善峯寺を目指した。『穴太・善峰巡礼古道』と言うらしい。帰宅して調べてみると、善峯寺は西国三十三所の20番、穴太寺(亀岡市)は21番で両寺を結ぶ巡礼道のようだ。
杉谷でポーズを決めるお三方。菊池さん決まってますね!
道標の脇の梅の古木
杉谷から狭い車道を標高差で160m程下った場所にある西山古道の入口。善峯寺の駐車場への入口が車道の反対側にある。。西山古道とは善峯寺(京都市西京区)、光明寺(長岡京市粟生)、柳谷観音(長岡京市柳谷)を結ぶ信仰の道だったそうで、NPO法人「 京おとくに・街おこしネットワーク」が整備、復興に尽力されたそうだ。
古道に入る前のチェックをする皆さん
古道を10分ほど進むと柳谷観音の全景が見えるポイントがあった。
その先に展望所への分岐があり、左に数分下ると更に展望に優れた場所があり、境内を歩く人が良く見えた。ベンチが有ったのでここで昼食とした。
昼食を終え出発準備をする。藤田さんは皆さんにコーヒーをふるまってくれたので、後かたずけが大変だ。
分岐に戻り、古道を進むと釈迦岳、ポンポン山への道を右に分ける。西山古道は左。
西山古道を40分ほど進むと大沢峠に着く。峠は十字路になっていて休憩場所がある。菊池さんが三脚を立て、無線を使ってリモート撮影に成功。(菊池さん撮影)
大沢峠(四辻)を直進すると島本町大沢、右は釈迦岳、ポンポン山で、西山古道は左に進む。進んだ場所に立つ案内板。四辻に通行止めの看板があったが、何の障害も無かった。結局、何が原因なのか分からなかった。不要な看板は撤去して欲しい。
その後は、このような道標が数多く設置されているので安心して歩ける。
林道と交差する場所
ミツバツツジが咲き始めていた。
柳谷観音の手前に長岡京へ下る西山古道の分岐がある。
西山古道の方角を確認するお三方。
菊池さん到着。この後、西尾さん到着。足が攣ったので頓服を服用されたそうだ。
ここから獣害予防柵を2か所潜って、柳谷観音にお参りした。
柳谷観音本堂
お参りの後、写真撮影する福田さんと藤田さんを見守るお二人。
分岐に戻り、西山古道を長岡京を目指して下山した。この辺りはミツバツツジが満開だった。
尾根から谷に降り、せせらぎが段々と深い谷になり、トラバースするように付けられた山道を下ること50分ほどで京都縦貫自動車道の下を潜るが、その場所にカキドオシが群落を作っていた。ここから奥海印寺の住宅街を抜け、長岡天満宮の横を通って阪急長岡天神駅に出た。
反省会は長岡天神駅前の王将で、約1時間と軽めに行った。(コロナ対策)
NPO法人 京おとくに・街おこしネットワークが発行している地図
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