日々のメモ

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「デジタル化」の費用感

2020-10-30 13:03:00 | ビル・ゲイツの方法論
かつてマイクロソフト創業者のビル・ゲイツは、企業のデジタル活用にあたって何から始めるべきかについて、「電子メール」と答え、世の中の企業について「システムから価値を十分引き出せていない」と述べた(ビル・ゲイツ著『@思考スピードの経営』1999)

発刊から20年経っているが、これは今でも変わらないだろう。地域ごとの財務データや日次の活動記録など、すぐに分からないものがあったらデジタルの活用が不十分かもしれないと考え、紙の帳票が存在することを「それではデータをすぐに活用できない」問題視する。
20年前から比べると、今は半導体技術の飛躍やクラウドサービスの普及によってシステム導入の価格は安くなった。(電子メールはOutlookやGmailなど無料で利用できるほどだ)

teams会議は無料で利用できるし、ファイルの共有も一定の容量までは無料で可能となっている。
活用する発想があれば、多くの企業が業務を効率化できると感じる。
政府もデジタル化に強力に動き出しているので、このタイミングで「まずはお金をあまりかけずに経営をデジタル化する想像をしてみる」ことは、良い在宅ワークの過ごし方であると思う。

日常の業務や学びの中から得たデジタル化の考え方を整理した本

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