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和太鼓 いろはにほへと

楽しみながら、元気のでる、和太鼓を目指して。気がつけば巧くなってる。

鎌倉和太鼓ワークショップ

2009-08-21 | ワークショップ情報
   2009年 8月 21日(金)

 8月 8日(土)、9日(日)と一泊二日で鎌倉の方達と和太鼓のワークショップを行いました。だいたい年2回のペースで、もう10年を超えたそうです。最初から関わっていながら、もうそんなに!と驚いています。それもこれも毎回が新鮮だからでしょうね。

             

 受付を済ませると、ここの会の方達は必ず掃除を始めます。今から自分達が使う場所をまず、清めて・・・! さすが身体の事を学んでいる方達です。こういう事が身に付いているのです。学ばねば!!

             

 体育館の裏には「あけび」が実をつけていました。昨年は数が少なかったのですが、今年はけっこうな量です。ここ数年観察していますが、実のなり方は、1年おきに多かったり、少なかったりです。今年は多い年ですね。(このブログを見てくれた人達まだ取らないでくださいね。)

             

 前回(3ヶ月前)に引き続き 八丈太鼓 に取り組みます。その為今回は、着物姿が多いですね。洋服とはまた違い、着物を着ることで創り出される動きがこの太鼓の見所でもあります。

             

 まずは全員で下ばたきの練習からです。じかんが開いたとはいえ身体はしっかり覚えています。身体は賢い!
 初日は11人でしたので、まっちゃんの下ばたきで、一人づつ叩いてもらいました。その様子が次の写真です。

             

             

             

             



             

 さて問題です。この中で、初めて太鼓に触れた方はどなたでしょう?(一人だけいます。)
 最後の二枚の写真の方達の打ち姿、さすがだとはおもいませんか。一番お年を召した方達なのですが、身のこなしはすばらしい。こういうのを年の功というのでしょうね。
 
 さあ、二日目です。今日は人数も多いので、グループになって、まわし打ちで発表してもらいました。

             

 五つのグループに分かれて、打ち合わせ、練習、発表と進みます。では、練習と発表の様子をグループ毎に合わせてご覧下さい。(発表順です。)

 練習風景

 発表風景

 1番  練習と発表がほとんど変わらない。実にシンプルかつ真面目なチームでした。

 練習風景

 発表風景

 2番  ここは、丁寧という表現がピッタリかな。

 練習風景

             

 3番  このチームははじけましたね。右の写真です。男性が唄い始めたのです。しかも「もののけ姫」一番をフルコーラスで。下ばたきは良くあわせまし    たね。本人は合わなくなってバチの手を止めたのに。いやーすごかった。楽しかった。涙が出るくらい笑いました。それでいいのです。まずは1

 練習風景

 発表風景

 4番  シゲが助っ人に来てくれました。左側の男性は初の和太鼓です。そうは見えないでしょう?

 練習風景

             

 5番  最後のしめはユイ(松田家の長男)とムネ君(一番の成長株)です。なにやら二言、三言かわしただけで、ビシッと決めてくれました。あの感覚っ    てすごいですね。



 最後はみんなで輪になって。このチームの人達と太鼓を叩いていると、なぜかホンワカしてきます。太鼓を通してどんどん一つにつながって来る事を肌で感じます。きっと昔の人はこんな風に時間をみつけては集まって、太鼓を叩く事で連帯を深めていたのでしょうね。

 次回は、東京湾納涼船クルーズ、スペシャルステージの様子をお届けします。

和太鼓チームの名前決定

2009-06-21 | ワークショップ情報
  2009年 6月 21日(日)

 前回のブログにも載せましたが、次の土曜日(27日)西武飯能ぺぺでコンサートに出演することになりました。まっちゃんの教えている太鼓チームも出演するのですが、チーム名がない。そこで太鼓教室参加者のみなさんに案を出していただきました。たくさんでましたよ。
 
  チーム松 / 森松 / 松田スクール / わ / 和(わ) / 和輪羽 / 和(なごみ) こんな感じです。いろいろ迷っている時に、ノブリンからこんな連絡が届きました。

【 以前候補にもなったという和(なごみ)がよろしいのではないかと。
 『和』を広辞苑で引くと、
 1、過不足無く、よろしきにかなうこと。おだやかなこと。のどかなこと。「柔ー」 「ー気」 「温ー」
 2、仲よくすること。「ーを結ぶ」
 3、あわせること。そろえること。
 4、二つ以上の数を加えて得た値。
 5、イ(大和国の意)日本「ー漢洋」  ロ 日本製、日本風、日本語などの意を表す。「ー船」「ー服」「ー訳」

 おおお、私らにぴったりじゃん!まっちゃんの名前「和彦」にも通ずるし。どうでしょうね?】

 『和』は決めていたのですが、なんと読ませるか迷っていた時に、背中を押してくれる形での連絡に 〔 和(なごみ)〕にきめました。みなさんいろいろな案をありがとうございました。

 今後とも チーム 「和 ・(なごみ)」をお引き立ての程よろしくお願い申し上げます。
  
             

             



 当日はぶっつけ本番ですが、頑張りましょう。叩く楽しさを人がみている!!


まっちゃん太鼓 練習会

2009-05-11 | ワークショップ情報
   2009年 5月 11日(日)

 昨日の日曜日、月一度の『もっちゃん太鼓練習会』が行われました。参加者は、レイコさん・キムキム・ヒメ・キヨミちゃん・ショウコちゃん・ショウコちゃんの旦那様(通称をきいていませんでした。ごめんなさい)・ハっチャン・ノブリン夫婦の計8名です。

 午前中入念に準備運動。ショウコちゃんの旦那様は、ほとんど初めての状況なので復習を兼ねてリズムの確認です。下ばたきはちょっと苦戦していましたが、なんと表打は30分程でなんとかしてしまいました。すばらしいー!



 今日の昼食です。基本的には右側の他人どんぶりです。参加者の中にお肉のだめな方がいて、左のしめじどんぶりも作っていただきました。いつもありがとうございます。デザートのくずきりもうまい!



 今日の参加者の皆さんです。一番手前の右の方が、ショウコちゃんの旦那様です、さわやかな方です。

 午後、女性陣は着物に着替えて稽古しました。日本の着物は八丈太鼓にはピッタリで、着物姿になるだけで、ひとつの型に入っていけます。今日は午前中からペアを決めて取り組みました。最後の発表の様子です。それぞれ、思い浮かぶリズムを刻んでいきます。

             

 ショウコちゃん・旦那様ペアです。旦那様の表打ちは透明感のある響きです。きっと普段もやさしくショウコちゃんを支えているのでしょうね。右の写真ですが、本当は、旦那様が下ばたきのはずでしたが、今日はまっちゃんがかわりにやらせていただきました。下ばたきは難しいのです。ショウコちゃんの表うち、だんだんと踊るように打て初めました。(旦那様の下ばたきなら、もっと軽やかなんでしょうね。)

             

 ヒメ・キヨミちゃんペアです。キヨミちゃんは久しぶりの参加でしたが、どうして、どうして内側の乗りはすごいです。もう少しでまた?はじけてくれるでしょう。期待です。
 どうしたことか、キヨミちゃんは午前中は出来ていた下ばたきが、急に続かなくなってしまいました。違う何かにスイッチがはいったのでしょうね。まっちゃんもたまにありますから、きにしないでね。そこでまっちゃんがピンチヒッターです。ヒメの動きがパワーだけではなくなりました。一つ階段を登った!

             

 レイコさん・キムキムのペアです。レイコさんはアドバイスしたことを即取り入れます。この柔軟性はみごとです。見習わなくては!キムキムの下ばたき、かたの力が抜け、実に柔らかになった。『やりやすかった』とレイコさん。表打ちも伸びやかさが出てきました。

             

 ハっちゃん・ノブリンのご夫婦ペアです。ノブリンの下ばたきは安定感がすごい。本当に乱れない。ハっちゃんの表打、着物で内なる闘気を包み込み太鼓に集中する。とにかく、このご夫婦のそばにいると幸せな気持ちになれます。

 皆さんお疲れ様でした。6月は14日(日)、7月は12日(日)です。是非ご参加ください。(女性の方で着物をお持ちの方はご持参ください。ハっちゃんが着付けてくれます。ハっちゃん甘えてゴメンナサイです)

まっちゃん太鼓 合宿 2日目

2009-04-20 | ワークショップ情報
 2009年 4月 20日(月)

 翌朝、なんとなくいい気分!

 今日は何人かが着物で叩きます。午前中の練習を終え昼食です。

             

 右は通常メニュー、左は肉抜きメニュー、肉がだめな方がいるので、前もってお願いしておくと準備してくれます。感謝ですね。



 一日共に同じ練習をし、同じ食事をし、大笑いをする。初日の写真と比べると、チームとしての馴染み感が出ている事にお気づきですか?

             

 キムキムとショウコチャン

             

 ヒメとユリタロー

             

 レイコサンとノブリン

             

 ウッキーとマッチャン

 いかがですか?着物を着ると、運動着のときと比べると身体の動きが制限されます。しかしその分一つの型に入り易くなります。というより着物という型にはいるのですね。特にキムキムの写真は何回写しても、下半身はブレないのですが、上体はブレてしまいます。下半身が安定するからこそ、上体は自由に動くということです。ショウコチャンも上下の伸び幅が大きくなっています。ヒメはいつもダイナミックな動きをするのですが、着物を着る事で動きが制限され、凝縮されたパワーが一点に集中しています。ウッキーは、これも着物効果だとおもうのですが、ウキウキさが鮮明に見えます。驚くのは、レイコサンとユリタローです。着物は身につけていないのですが、『着物を着ている感じ』だったそうです。写真からも着物姿が想像できますね。無意識のうちに、着物感覚を共有したのでしょう。
 男性陣も次回は着物でやってみますか?



 最後は交代でまわして合宿の打ち上げです。次回がすごく楽しみ!!

 次回は5月10日(日)です。4月はお休みです。皆さんお疲れ様でした。

まっちゃん太鼓 練習会

2009-04-18 | ワークショップ情報
   2009年 4月 18日(土)

 もう、ひと月も過ぎてしまいましたが、まっちゃん太鼓初の合宿でもあり、バチ作りの様子などもあるので紹介しますね。

 3月20日(金)と21日(土)の一泊二日で、合宿を行いました。初日のプログラムは午前中はバチつくり、昼食後は2時間程の基本練習です。演目は「八丈太鼓」です。

             

 ノブリンとハッチャン

 ノブリンはすごくていねいな仕事をします。マイかんなも購入するほどの入れ込みようです。マッチャンにはいい意味でプレッシャーです。
 ハッチャンの仕事はとても緻密です。時々かんなを貸すノブリン、二人のやりとりからも、とっても素敵なご夫婦だとわかります。

             

 レイコさんとウッキー

 レイコさん、写真からのイメージとは違い、繊細なのですが仕事は大胆です。
 ウッキー、いつもウキウキのウッキー、この日はちょっと調子が・・・ でも仕事ははずしませんよ!

             

 キムキムとヒメ

 キムキムの気配りは一流なのですが、太鼓も含めこのような手仕事はのめりこんでくれます。自分の事だけやれる時間も大切ですよね!
 ヒメ、何事にも豪快に取り組んでくれます。このパワー、バチ作りにも発揮してくれました。

  材料は福島産のヒバです。約2時間で完成。午後はマイバチで練習です。このバチは世界に一組しかありません。そんな自分だけのバチで、自分のリ ズムを創り出す。なんかすごい贅沢な気がしますね?(ショウコちゃんとユリタロー写真がなくてゴメンナサイ!!)

             

 バチも完成してみんな良い笑顔でしょう。 いただきまーす!



 さーて練習開始。まずは教材用につくったリズムで身体ほぐしです。全員マイバチだからでしょうか?ほぐしというより・・・かな?

             

             

             

             

 今回の参加メンバーです。いかかがですか。どんどん八丈太鼓らしくなって来たでしょう?しかも皆自分の動きを探っています。この姿をよく覚えていてください。明日は着物を着て練習にのぞみます。

 初日はここまで。この後みんなで温泉に行き、夕食は焼き鳥屋さんで大宴会の大盛り上がり、こんなに笑ったのはマッチャンも本当に久しぶり。その後、マッチャンとノブリンの男性二人は、ラーメンで締めくくったのは言うまでもありません。(あー、またメタボが・・・)

まっちゃん太鼓 練習会

2009-02-24 | ワークショップ情報
   2009年 2月 24日(火)

 22日の日曜日、まっちゃん太鼓の練習会を行いました。参加人数は6名とちょっと少なかったのですが、中身の濃い練習が出来ました。演目は先月から始めた『八丈太鼓』です。ドンドコ(ドンドラ)の下ばたきのリズムにそれぞれの表打の響きを自由に乗せていきます。ただこの<自由に>が曲者なのです。普通は一固まりのリズムを覚えて、そこに自分を表現していくのですが、この太鼓にはその一固まりのリズムがない。つまり常に即興なのです。
 そこで今回は三段階に分けて進めて行くことにしました。まず最初は教材化した一固まりを練習します。次にその固まりを分解して自分なりに組み立て直して叩いてみます。そして最後に、自分で思いついたリズムを一つでもいいから加えて組み立てます。(このやり方がいいのかどうか?私たちに八丈太鼓を教えてくれた師匠の方々、もしこのブログを目にしていましたら、アドバイスをください。よろしくお願いします。)



 今日のメンバーです。(一人見えませんがまだ車の中です。)

          

 左から、キムキムとノブリンです。

          

 左から、ウッキーとヤマチャンです。

          

 左から、ショウコチャンとハッチャンです。

 10;30頃から12;00過ぎまでみっちりと下ばたき(下打)の練習です。この太鼓は下ばたきが重要! ドン・ド・コ (右手・右手・左手)とおなじ音で、おなじスピードで(その時の状況や相手によって変化しますが)叩き続けるのです。そして最も重要なのは、いかに相手を乗せるか!です。
 まずていねいにドンドコが続けられる練習からです。次に反対側にいる人と意識的に合わせる練習。(うまくいくと呼吸も合ってきます。)そして、互いに声を掛け合う練習。(キタキタキタキタ・キタヤレキタヤレ・キタマタキタマタ・ハッ ヨッ 等等)
 
 ちょっと一休み。お昼ご飯です。



 今日のメニューは 鱈(たら)の揚げ煮とトロロです。毎回書きますが美味しいのです。デザートはしっとりとしたパンケーキ。是非食べに来てください。(関係者でなくても食べられますよ。)
 


 みんなそろって『いただきます』 
 1時間ほど休憩して、午後の練習開始です。今度は表打の身体使いの見直しからです。<踊っているように太鼓を叩きたい。>



 ハッチャン 上に跳ね上がるようにばちをさばきます。女性のたくましさを感じます。着物の着付けの出来る方で、『次回は着物で叩いてみたい』と言っていました。楽しみです。(着物でやりたい方、持参してください。着付けていただけるそうです。)



 ヤマチャン 実に真直ぐな太鼓を叩きます。前へ前へと打ち込む姿勢が魅力的です。



 キムキム 彼女の下ばたきが柔らかい。膝のやわらかい使い方を覚えてきていますから、どんどん打ち込んで行くといいですね。(自信を持っていいんですよ)



 ノブリン すごく素直に丁寧な太鼓です。乗せると爆発的なパワーを発揮します。ノブリン恐るべし!



 ショウコチャン 明るく楽しげな太鼓を叩きます。身体の要求に乗っかりましょう。考え過ぎに要注意!



 ウッキー その時々の身体の要求に素直な方です。芯のある太鼓を叩きます。

 このあと、一台の太鼓を交代しながら、全員で回し打ちをしました。途中、高校一年生三人が参加してくれました。(来週の学習発表会で彼らもこの太鼓を発表することになっています。)
 
 ワークショップ最後の仕上げは、二人一組での発表です。(写真中の左が表・右が下です。)

          

 ウッキー・ショウコチャン ペア 見てくださいこの楽しげな表情を。こっちまで嬉しくなります。

          

 キムキム・ヤマチャン ペア キムキムがヤマチャンの前へを柔らかく受けています。ヤマチャンの正確な下ばたきは叩き易いはず。

          

 ノブリン・ハッチャン ご夫婦ペア このペアはやっぱりさすがです。日々同じ文化を共有しているからでしょうね。ハッチャンの乗せ方はすごかった。女性は つ・よ・い ?

 相手が違えば合わせ方も、乗り方も変化する。定型のリズムが無いからその時々で響きも変化する。この太鼓を自在に操れたら・・・

 次回は 3月20日(金)~21日(土)で合宿です。宿も手配済み。バチつくりやります。近くの温泉(さわらびの湯)にも行く予定。夕食は今企画中。どうぞおたのしみに!

 

みほの幼稚園 IN ぶちあわせ太鼓

2009-02-17 | ワークショップ情報
   2009年 2月 17日(火)

 ふじみ野市にある『みほの幼稚園』では、毎年三月に卒園生を送るお楽しみ会を行っています。この会では先生達が、卒園生に新たな旅立ちへのはな向けとして和太鼓の発表をしています。まっちゃんは先生達の和太鼓指導をお願いされました。1月29日(木)を初めに全六回、毎週木曜日
17:30~19:00の練習会です。お楽しみ会は3月11日(水)ですから7回目が当日になります。園長先生(男)と七人の先生(女)計八人で演技します。この日は2月29日ですから二回目の練習日です。



 「この太鼓を叩いたら他の太鼓はどうなる?」



 「視覚・聴覚・触覚で確かめてみましょう。」
 面の上に一円玉を置いて確かめました。(ドン)『おー!」みごと一円玉は揺れました。
 しかも、叩く人によって揺れ方が違う。

 この後 ねこじゃらし を置いてみました。さて、(試してみてください。これは面白い)

 

 誰が何番をする? 
 


 今日はこんな感じかなー!

 一台の太鼓を、三人が打ち回すのですが、今回は四人で表をやることにしました。(四番目の見せ場を考えなくては!おたのしみに)

 出前授業いつでも引き受けます。ご相談ください。

まっちゃんの和太鼓ワークショップin自由の森

2009-01-24 | ワークショップ情報
  2009年 1月 24日(土)

 今週は自由の森の前期入試があり、まとまったブログの更新が出来ませんでした。今日は子ども達の練習もなく、ひさしぶりに自分の時間ができました。(外は雪が降り始めました。)月に二回位こんな時間があるとちょっとホッとしますね。(贅沢か?)
 先週17日に中国舞踊自主公演がありたくさんの方に見ていただきました。ありがとうございました。そして18日、月に一度のまっちゃんの和太鼓ワークショップの日でした。(綱渡り的スケジュールです)ここに集まってくれている人達は、自由の森の子ども達のファンばかりです。(勝手にファンにしてしまいましたが)森の踊り衆の公演、中国舞踊自主公演と時間のある限り見にきてくれています。感謝、感謝です。今日は18日のワークショップの様子を紹介します。



 本日のメンバーです。11名が参加してくれました。
 午前中はからだはぐしを行い、ちょっと下ばたき(下打)の練習をしたところで昼食の時間になってしまいました。下ばたき?そうです。今日は2009年最初の会という事もあり、昨年学びに行った『八丈太鼓』から始めることにしました。この太鼓は、このメンバーで以前取り組んだことがあるのですが、より地元に近づきたい。そんな思いからのスタートです。

        

 今日の昼食は『肉うどん』何度も書きますが、とにかく自由の森の食堂の食事は美味しいです。まだ食べた事のない方ぜひご賞味あれ!
 このチームには肉がだめなメンバーが一人いるのですが、そんな要望にも食堂は快く答えてくれますよ。(今日は肉の代わりに餅をいれてくれました。)みんなの顔から満足度がうかがえますね。


 午後の練習は合せ打ちから(同じリズムを数台の太鼓で同時に叩きます。ちなみに、八丈太鼓に合せ打ちはありません。また決まった表打のリズムもありません。)ここでは、下ばたきのリズム(ドンドコ、または、ドンドラ)と立ち姿の練習です。二時間ほど練習をした後『では、太鼓を一台にしてそれぞれ自分のすきなリズムを自由に叩いてみましょう。』まだ難しいかなとも思ったのですが、月一回とはいえ何年も叩き込んでいる方達です。さすがでした。その打ち姿をご覧ください。

                

 ヤマちゃん。家業が農業なだけにさすが足腰がしっかりしています。力強さが伝わってきます。のってくれば足の開きが大きくなるでしょうね。

                

 シバちゃん。とっても前向きな太鼓をたたきます。膝がもう少しゆるむと、やわらかさが出てきますね。

                

 キヨミちゃん。竿燈囃子ではじけてくれてかたです。誠実な太鼓を叩きます。今日はちょっと集中が足りなかったとか。上体の反りがいいでしょう。

                

 ウッキー。名前のようにウキウキしてくる太鼓を叩きます。上下の動きがいいですね。

                

 コユリちゃん。やさしい太鼓を叩きます。この写真を見ていると、しまの人?と思わせてくれます。

                

 キムキム。やわらかな太鼓を叩きます。もっと、もっと自信を持っていいのに!

                

 ハッっちゃん。胆の座った太鼓を叩きます。まだ日は浅いのですが頼りになります。

                

 ユリタロウ。キレのよい太鼓を叩きます。間違えてもいいのですよ。

                

 ヒメ。パワフルな太鼓を叩きます。下ばたきバチがはねとぶ勢いがいいですね。

                

 レイコさん。安定感のある太鼓を叩きます。その安定感でまわりを支えてくれます。一番の年長者ですが、本当ですか?

                

 ノブリン。真剣を絵に描いたような太鼓を叩きます。研究熱心な方です。一番難しい事なのですが、力を抜いて!

                

 ノブリンとハッっちゃん。このお二人実はご夫婦です。つまり夫婦太鼓(みょうとだいこ)です。下ばたきをするノブリンが奥様を気遣っている様子がいいですね!

 2009年は八丈太鼓をベースに会を進めていきます。一年後にはそれぞれのリズムを創り出し、叩いている姿を見なくても誰の太鼓か分かる、そんな八丈太鼓をめざしましょう。

 次回2月は、22日(日)です。お忘れなく!  3月は20日(金)、21日(土)と合宿の予定です。ここでバチも作りましょう。
楽しみにしています。(悪い風邪などひかぬよう)

まっちゃんの和太鼓ワークショップin自由の森

2008-12-16 | ワークショップ情報
  2008年 12月 14日(日)

 和太鼓ワークショップ、2008年の打ち納めです。
 年末ということもあり、六名と見学したいという卒業生のアユミちゃんを加えた七名の参加でした。(皆忙しいのですね。忙しいとは、こころをなくす、と書きます。忙しくてもこころを入れて叩きましょう。)



 今日は、スクールバス利用ですから、9時半過ぎには到着しました。音楽祭の準備で子ども達もおなじバスで来た様です。

        

 バチが欲しいとのリクエストに、福島産のヒバを用意しました。節もなく目の詰まったいい材です。ハッチャンとノブリンのリクエストだったのですが、結局ほとんどの方がお求めになりました。欲しい人は心配なく。まだ十組ほどあります。来年合宿を組んで、バチ作りもやりましょう。マイバチを持つとうまくなる?

        

 午前中は、前回から取り組み始めた、秋田竿燈囃子をやりました。朝から雨でちょっと雰囲気が沈んでいたかな?一時間半程叩いてお昼やすみです。(写真を撮り忘れてこの二枚しかないのです。ごめんなさい。午後の最初もすこしやりますので、その写真を載せますね。)

        

 今日の食堂のお昼ご飯は、お雑煮、五目ご飯,ふかしたお芋さん、デザートのコーヒーゼリーです。いつ食べても食堂の食事は美味しいのです。このみんなの顔をみるとわかるでしょう。この日はパソコンの師匠、中三のシゲが助っ人にきてくれました。

        

 ハッちゃんとショウコちゃん               アユミちゃんとキヨミちゃん

        

 ノブリンとキムキム                   ヒメとキムキム

 アユミちゃんは七年まえの卒業生です。竿燈囃子を習って来て初めて教えた生徒のひとりです。アユミちゃんいわく『本当にひさしぶりだけど、身体が覚えている。』そうなんですよ。身体は賢いのです。もっと自分のからだを信じましょう。
 美味しい昼食のおかげか、それとも回復してきた天気の精か、動きがとっても軽やかになってきました。これなら竿燈も倒れずにすみます。表情もあかるいでしょう!

        



 ヒメ、キムキム、ショウコちゃんのぶち合わせ太鼓です。昔の映像と見比べると実に自由になってきました。



 下打の四人です。ハッちゃん、ノブリン、キヨミちゃんは、ぶち合わせ太鼓の表打はまだならっていません。

        

        

 二回目は、こんなメンバー達です。同じ演目なのに、メンバーが変わるだけで面白さが変化するので、いつみても楽しいですね。

        

 ショウコちゃん                     キムキム

        

 ヒメ                          ノブリン

        

 キヨミちゃん                      ハッちゃん

        

 アユミちゃん                      シゲ

 今日の締めくくりは、神着太鼓です。前半は森の踊り衆と一緒にやらせてもらい、いろいろと学んだようです。でも最後はやっぱりわれわれで。
一人ひとり、からだのタメを意識して打ち込みました。ほんのちょっとのことなのですが、ずいぶん響きが変わることにみんな驚いていました。どうするか?ですか。それはワークショプに参加していただかないと、伝えることはちょっと難しいですね!
 シゲちゃんお手伝いありがとうございました。参加した人達が、『中学生とは思えないくらい、アドバイスの仕方がじょうずね。』と言ってくれていましたよ。時間があったらまたお手伝いをお願いします。

 さて、叩き始めは、2009年 1月 18日(日)です。ワークショップの皆様お待ちしています。よいお年をお迎えください。

輪太鼓研修会 in 渋教研

2008-11-28 | ワークショップ情報
   2008年 11月 19日(水)

 渋谷区の小学校の先生たちの研修会に、毎年二回のペースで和太鼓の講師として呼んでいただいています。もう何年になるでしょう。そこでは先生達に太鼓の指導をしたり、研究授業(相手は小学生達)をさせていただいたりしています。前回は、小学校内の幼稚園、年長組さん達との研究授業でした。まっちゃんは基本的には、中学、高校の教員ですから、ほとんどが初経験で、そういう意味ではたくさん学ばせていただいています。渋谷区の先生達には本当に感謝です。
 さて今回は『和太鼓 いろは』の本の内容をやってみました。

        

 同じ太鼓を叩いても、人それぞれに響きは違います。

        

 響きの違いを、味わいながら、確かめています。



  『この響きは誰のものゲーム』

        



1 まず、三人の方に太鼓を叩いてもらい、それぞれの響きを覚えます。

        

2 つぎに、三人の方達は誰が叩くか相談し、決まったら一人づつ叩いていきます。今回叩いていただいたのは、校長先生、副校長先生、そして毎回連絡をしていただいている、十時先生です。



3 当てる人達は、後ろ向きになり、誰が叩いたかを全身の感覚を頼りに確かめていくのです。(かなりの確率であたります。あたらなくても、違いがわかればokです。)

 この他にもいくつかやってみたのですが、猫じゃらしを太鼓の面に置き、別の太鼓を叩きます。その響きは共鳴,共振し、猫じゃらしは生きているかのように動きます。理科の実験にも使えますよ。

        

 あっという間の二時間でした。まっちゃんが伝えた事が、少しでもお役にたっているのならば、うれしいです。またお声をかけてください。いつでもうかがいます。