和太鼓 いろはにほへと

楽しみながら、元気のでる、和太鼓を目指して。気がつけば巧くなってる。

今年の最後です

2008-12-27 | Weblog
   2008年 12月 27日(土)

 このブログを始めて5ヶ月になります。たくさんの方にご覧いただきありがとうございました。師走とはよく言ったもので、年末は忙しく更新が出来ませんでした。この一週間でブログに載せたい事が二つあるのですが、来年に持ち越します。またご覧下さい。
 2009年は、1月11日 踊り衆公演、1月17日 中国舞踊自主公演 2月7、8日 横浜公演 と公演活動が目白押しです。是非足を運んでください。

 では、よいお年をお迎えください。来年もよろしくお願い致します。

八丈台完成

2008-12-19 | Weblog
   2008年 12月 18日(金)

 高三の選択講座『日本の芸能』で、八丈太鼓に取り組み始めて今日で三回目です。スーパー用務石森さんが八丈台を持って体育館にこられたのは、十一時半ごろ、ちょうど八丈太鼓をやろうとした時でした。台に太鼓を乗せてあれこれチェックし、『午後には出来ますからね。』それから三十分後、とうとう完成しました。

        

 どうです?立派でしょう!細部にまで気を使ったすばらしい作品です。石森さん『ありがとうございました。大切に使わせていただきます。』

        

 早速、使い初めです。

        

 台がいいと、まだ三回目とは思えないくらい上手に見えませんか。

 さて、台も出来たし後は稽古あるのみですね。

八丈台製作現場から

2008-12-17 | Weblog
  2008年 12月 16日(火)

 すでに半分組み上がっていました。

        

 クロスされて、内側になる枠です。



 台の足です。平にしなかったのは、太鼓の高さ調節が自在に出来るようにするためです。



 台の上になる部分で、太鼓が乗る側です。先端を削ってあるのは、それぞれの太鼓の胴のまるみに合わせるためです。

        

 クロスする連結部分です。中央の金属パイプの中にボルトが通ります。

        

 細部にまでこだわり丁寧に仕上げをしてくれています。
 もう少しで完成しそうです。早く太鼓を乗せてみたいですね!

まっちゃんの和太鼓ワークショップin自由の森

2008-12-16 | ワークショップ情報
  2008年 12月 14日(日)

 和太鼓ワークショップ、2008年の打ち納めです。
 年末ということもあり、六名と見学したいという卒業生のアユミちゃんを加えた七名の参加でした。(皆忙しいのですね。忙しいとは、こころをなくす、と書きます。忙しくてもこころを入れて叩きましょう。)



 今日は、スクールバス利用ですから、9時半過ぎには到着しました。音楽祭の準備で子ども達もおなじバスで来た様です。

        

 バチが欲しいとのリクエストに、福島産のヒバを用意しました。節もなく目の詰まったいい材です。ハッチャンとノブリンのリクエストだったのですが、結局ほとんどの方がお求めになりました。欲しい人は心配なく。まだ十組ほどあります。来年合宿を組んで、バチ作りもやりましょう。マイバチを持つとうまくなる?

        

 午前中は、前回から取り組み始めた、秋田竿燈囃子をやりました。朝から雨でちょっと雰囲気が沈んでいたかな?一時間半程叩いてお昼やすみです。(写真を撮り忘れてこの二枚しかないのです。ごめんなさい。午後の最初もすこしやりますので、その写真を載せますね。)

        

 今日の食堂のお昼ご飯は、お雑煮、五目ご飯,ふかしたお芋さん、デザートのコーヒーゼリーです。いつ食べても食堂の食事は美味しいのです。このみんなの顔をみるとわかるでしょう。この日はパソコンの師匠、中三のシゲが助っ人にきてくれました。

        

 ハッちゃんとショウコちゃん               アユミちゃんとキヨミちゃん

        

 ノブリンとキムキム                   ヒメとキムキム

 アユミちゃんは七年まえの卒業生です。竿燈囃子を習って来て初めて教えた生徒のひとりです。アユミちゃんいわく『本当にひさしぶりだけど、身体が覚えている。』そうなんですよ。身体は賢いのです。もっと自分のからだを信じましょう。
 美味しい昼食のおかげか、それとも回復してきた天気の精か、動きがとっても軽やかになってきました。これなら竿燈も倒れずにすみます。表情もあかるいでしょう!

        



 ヒメ、キムキム、ショウコちゃんのぶち合わせ太鼓です。昔の映像と見比べると実に自由になってきました。



 下打の四人です。ハッちゃん、ノブリン、キヨミちゃんは、ぶち合わせ太鼓の表打はまだならっていません。

        

        

 二回目は、こんなメンバー達です。同じ演目なのに、メンバーが変わるだけで面白さが変化するので、いつみても楽しいですね。

        

 ショウコちゃん                     キムキム

        

 ヒメ                          ノブリン

        

 キヨミちゃん                      ハッちゃん

        

 アユミちゃん                      シゲ

 今日の締めくくりは、神着太鼓です。前半は森の踊り衆と一緒にやらせてもらい、いろいろと学んだようです。でも最後はやっぱりわれわれで。
一人ひとり、からだのタメを意識して打ち込みました。ほんのちょっとのことなのですが、ずいぶん響きが変わることにみんな驚いていました。どうするか?ですか。それはワークショプに参加していただかないと、伝えることはちょっと難しいですね!
 シゲちゃんお手伝いありがとうございました。参加した人達が、『中学生とは思えないくらい、アドバイスの仕方がじょうずね。』と言ってくれていましたよ。時間があったらまたお手伝いをお願いします。

 さて、叩き始めは、2009年 1月 18日(日)です。ワークショップの皆様お待ちしています。よいお年をお迎えください。

中国舞踊自主公演、横浜公園のポスター

2008-12-15 | 公演情報
    来年のお知らせです。

     (自由の森学園中学高校、中国舞踊自主公演)

  2009年 1月 17日(土) 開場12:30  開演13:00~

  開場 自由の森学園体育館1階

  観覧は無料です。 
  学園までの交通は学バス利用が便利です。飯能駅南口発 9:15  12:15 (帰りの便もあります)
  問合せ 自由の森学園中学高校 保健体育科 tel 042-972-3131



 (この日は、中国大使館からのお客様も観覧にいらいしゃいます。)




     (自由の森学園中高生徒有志による  冬の特別講演 2009)

  2009年 2月7日(土) 13:00~15:00
        2月8日(日) 12:30~14:30

  場所 横浜 山下公園 (JR根岸線関内駅南口徒歩15分、みなとみらい線元町 中華街駅1番出口徒歩1分)

  観覧は無料です。
  問合せ 自由の森学園中学高校 保健体育科 tel 042-972-3131



沢山の方にご観覧いただきたく思います。お誘い合わせの上是非お越し下さい。

八丈台製作現場から

2008-12-13 | Weblog
   2008年 12月 12日(金)

 年末の忙しさにかまけて、八丈台製作現場に顔を出さないでいたら、スーパー用務の石森さんは着々と作業を進めていました。学校業務の合間をぬって、というよりも石森さんの中では、総てが予定として組み込まれているようです。

        

 すでに柱になる部分にはホゾ穴が掘られていました。二種類のホゾ穴です。前回どちらにするか、仮に作りましたが結局両方を使い製作することにしたのです。これも石森さんの頭の中では計算済みで、なんらかの飾りが出来るはずです。

        

 柱と柱を結ぶ横板です。ちょっと見えにくいのですが、ホゾ穴が二つのものが台の下側になるものです。二枚重なった下にある横板はだいの上になるものです。



 横板のアールにカットされた部分は、写真手前の糸ノコで作ります。

        

 ホゾの微調整をしています。使っている道具に注目してください。この道具は元々は木工用のヤスリなのですが、それに刃をつけ自分専用の道具にしてあるもので、石森さん作です。『いまではカンナの刃も替え刃式のものを使う職人さんが増えた』と、刃物屋さんに聞いた事がありますが、昔の職人さんは、自分で使う道具も自分で作っていたのでしょうね。なかなかまねは出来ませんが、道具を大切にするとはこういうことなのでしょうね。

        

 出来上がったホゾに切れ目を入れます。その切れ目に楔(くさび)を打ち込むのだそうです。そうすることで、隙間が埋まると同時に、強度も増すそうです。いろんな工夫があるものですね!

        

 出来上がったものを入れてみました。この出っ張った所がいいですね。

        

 こうして組んでみると全体像が見えてきます。かなり楽しみです。高校三年生の『日本の芸能』の講座では、まっちゃん達が習って来た八丈太鼓に取り組みはじめました。八丈島の方達に見ていただける表現をめざします。応援してくださいね。

入間生涯学習フェスティバル 公演

2008-12-08 | 公演情報
  前回の続きです。


  

 すばらしい天気の中、一回目の公演を終えました。終わった途端、出店へ向かったことは言うまでもありません。

        

 産業文化センターの中庭が午後のステージです。秋田竿燈囃子の寄せ太鼓で始まりました。



 二回目ステージの司会は、アスカとアユミ(通称 パンさん)です。このパンさんの司会がまた素敵なんです。回りの状況に惑わされず、やわらかく進めていける。(本人はドキドキなのかもしれませんが)

        

1 中国舞踊 華鼓燈
   この場面で拍手がありました。演技する二人はもちろんですが、見てくれている方達の視点もすばらしいですね。

        

2 神着太鼓
   ここでは太鼓一つでの演技でした。『かっこいいなあ』と感じたのですが。見ていただいた方はいかかがでしたか? 中二のユウタ、太鼓歴はながいのです。きまっているでしょう。

        

        

3 中国舞踊 鷹
   マイシューズを作ってからか、動きが大きくなってきましたね。表情も意識されています。アスカのファンがまた増える?

        

4 ソーラン節
   労働動作がはっきりと見えはじめ、力強さが加わってきました。この動きに負けない唄声をまっちゃんも出さなくては!

        

        

5 中国舞踊 チベット群舞
   一回目のチベット群舞とメンバーが違っていることに気が付きましたか。



   お囃子からの説明。いつもその場に合わせたしゃべりをよく考えるよなあ。

        

        

        

6 荒馬踊り
   センターの中庭はちょっと暗くて寒いのですが、『ラッセラー、ラッセラー』の声、みんなの笑顔でパーッと明るくなるのは気の精でしょうか。



  カーテンコールです。当たり前のように並んでいますが、これが以外に難しいのです。



  出演した子ども達の保護者の方達です。いつもどなたかが追っかけてくれています。うれしいことです。とくに高三は来年がありませんから、最後までおねがいしますね!
  大学入試も一段落して、高三のメンバーが多く中身の濃い公演でした。さすが三年生ですね。他のメンバーもそういう姿を見てきっと育つのですね。
  この公演に参加した三年生はほとんどの人が、合格しています。ちなみに、和光大、立教大、ものつくり大、都留文大、大東大、日芸。皆の表現は普段の学びから産まれてきます。学びときちんと向き合って来た人達は、しっかりと育っているし、一つの結果もついて来るのです。

 今度の公演(今年最後になります)は21日(日)です。くわしくは後程。

入間生涯学習フェスティバル 公演

2008-12-07 | 公演情報
  2008年 12月 7日(日)

 今朝は寒かった! 朝6時30分の駐車場の気温はなんと、マイナス2度でした。でも天気は、快晴。張り切っていきますか!



 この日の為に、シュンを中心にのぼり旗を作りました。
 このフェスティバルは今回で14回目です。我々は今回で4回目?の参加です。テーマは『続、きっかけ』です。のぼり旗は各参加チームが、入間市から配られた真っ白ののぼりに、独自にデザインして開場の回りに立てます。

        

 開場は、入間市産業文化センターと入間市児童館です。

        

 駐車場の豊岡中学からまずは荷物運びです。ゲンちゃんのさわやかな笑顔で道具運びもルンルンです。

        

 開場作りも手慣れたものです。まっちゃんはこのごろほとんど手だしをしてないなー。

        

 左の写真の白いシャツの中二のユウタはこのところよく公演にさんかしてくれます。嬉しい限りです。準備運動も完璧?
 今日の控え室のお世話をしていただいたのは、今年退職された名雪さんの奥様でした。差し入れまでいただきありがとうございました。

        

 まずは、オープニングです。ステージのスクリーンに参加団体の代表がうつしだされました。チエ、カナオ、ゲンちゃんの三人の参加です。



 展示コーナーも設けていただきました。この展示パネルは学校から持って来たものですが、みなさんは知っていましたか。



 さあ、10時30分になりました。このステージ最初の団体は私たちです。そして、司会はチエとユイちゃんです。この公演では、まっちゃんの出番はありません。ちょっと気分が楽なのは気のせいでしょうか?

        

1 神着太鼓
   この太鼓に木遣りがあることは皆さんも良く知っていると思います。最初の木遣りは、ゲンちゃん、二回目の木遣りはカナオです。



   最後もビシッときまりました。天気がよく空気が澄んでいるからか、みんなの腕があがったからか、響く、響く!

        

        

2 中国舞踊 チベット群舞
   このステージは芝生なのですが、中国の草原で踊っているようで、いいかんじです。

        

        

        

3 ぶち合わせ太鼓
   何回見ても飽きない演目です。そう思いませんか?同じリズムなのに、打ち手によってこれほど変化する演目もめずらしいですね。

        

        

4 中国舞踊 茶碗
   受験も終わり安心したのか、のびのびとした演技でした。手のおちょこも頭の茶碗も陶器です。何事もないように踊っていますが、ものすごい集中力です。

        

        



5 秩父屋台囃子
   この太鼓もずいぶん遠くまで響いて行きました。本当にうまくなったねー!

 後半は、また明日報告します。ちょっと疲れたかなー。

森の踊り衆と在校生の七頭舞合同練習会

2008-12-04 | 練習風景
  2008年 11月 29日(土)30日(日)

 森の踊り衆とは、自由の森学園の卒業生が、在学中に学んだ日本の踊りや太鼓をさらに深めたいと結成した学びの集団です。今年で20周年をむかえます。その記念公演が 、下記の日程でおこなわれます。

             記

1 日   時   2009年 1月 11日(日) 開場 15:00  開演16:00
2 場   所   のかのZERO 西館小ホール  
3 住   所   東京都 中野区 中野 2-9-7 
4 電   話   03-5340-5000 (代)
5 入 場 料   無料

 基本的には月二回、隔週の日曜日に練習会を開いていますが、記念公演の関係でこのところは毎週練習を行っています。普段から地元の師匠のところへ通ったり、師匠を招いたりと常に学びの姿勢は前向きです。
 今回はそんな踊り衆に学ぼうと、数名の在校生が練習に参加させてもらいました。

        

        

 朝10時くらいから夕方6時ごろまで、みっちりと練習です。かまりきついと思うのですが、雰囲気はなごやかです。在校生達の動きが最初と終わりではまるっきり違っていい表現になっていきます。在校生の踊りたい、上手くなりたいという想いはもちろんすごいものがあります。加えて、卒業生達の芸能に対する真摯な想いが、そのことをさらに押し上げてくれるのでしょうね。



 知らない人が見たら、どの子が在校生やら卒業生やら分からないでしょうね。共に同じ文化を共有していることのすごさですね。