かずべ~のつぶやき

かずべ~の釣り情報管理者かずべ~のつぶやきブログ
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鮎の飼育⑥

2010年08月14日 20時48分00秒 | ノンジャンル
夏本番 渇水・高水温の時期になり、鮎も土用がくれおまけに囮は泳ぎません。
こちらも強い日差しの元でうかうかしてると熱射病、めまいクラクラしてきます。

屋内の水槽ですら水温は上がります。
水槽の場合、外気温と水温はほぼ同じになるのです。
夏が近づいてくると夜でも水温は下がらなくなります。
ペアーの鮎を逃がしたので、広々とした水槽環境を独り占めし、
ゆうゆうと餌を食べ、のびのびと泳いでいた鮎ですが…
水温が27度より下がらなくなって、体の艶がなくなってきました。
さらに上がると餌を食べる勢いもなくなってきました。
そうしてついに30度。
30度になると一気に元気がなくなりました。
餌も与えても全然口にしなくなりました。
体の表面はざらざらになり、
どこかで擦ったのでしょうか眼球に入った傷が一気に悪化し、
眼球回りが真っ白になりました。
餌をとらないので日に日に体はやせていき、
ついに泳層が水面近くとなってしまいました。
このままでは死ぬと判断し、
川へ逃がしてやりました。

水温30度はきっと友釣りが成り立つ限界温度なんでしょうね。
こんな時はいくら粘っても無駄なんだとわかりました。
上流部、支流、わき水、、、
とにかく30度以下の水温の場所を水温計ではかって、
探し出すのが得策なんだと思いました。

鮎の飼育⑤

2010年08月03日 22時05分00秒 | ノンジャンル
さて、残りの2匹の鮎を観察していて新しい発見がありました。
小さい13cmほどの鮎2匹です。120cmの水槽ならお互いの縄張りを持って
共存するだろうと思っていたのですが…
餌を与えた時最初に餌付いた鮎が優位に立ちました。
それからは優位に立った鮎はもう一匹の鮎をひたすら追うようになったのです。
こんな小さな鮎ですらやはり座布団一枚分のテリトリーを持とうとするのです。
追われた方の鮎はろくに餌を食べることもできずやせほそっていきます。
早朝は仲良く2ヒキ連れだって泳いでいた鮎がある明るさになったとたんに
激しく追い出すのです。
追われた鮎は水槽の隅に勢いよく逃げて隅に追いやられます。
それでも気が収まらない優位の鮎は適度な間隔をあけてまた追います。
その様相はまるでひどいいじめのようです。
逃げ場を失った追われた鮎はついに口がツンツンするほど水深30cmほどの水面に
浮きます。
浮いた囮は追われない
これは友釣り界では常識と言われる論ですが…
なんとこの水面まで浮いた鮎ですら
優位に立った鮎は追うのです。
水面でバシャバシャ水槽から飛び出して逃げそうな鮎を
30cm底から水面めがけて突進するのです。
そういえば瀬の中で引いていた囮、掛からないからポイントを変えようと
囮を浮かしたときに急にビビビンと掛かった経験、
みなさんございませんか?