かずべ~のつぶやき

かずべ~の釣り情報管理者かずべ~のつぶやきブログ
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かんたん胴締め②

2009年12月31日 22時12分00秒 | 釣り道具につぶやく
さて、かんたん胴締めの仕掛けです。
基本普通の移動式鼻環仕掛けです。
いつもなら鼻環移動部の前のゆとりはできるだけ短く調節するのですが
かんたん胴締めを併用する時にはこのゆとり部分を10cm~15cmと
長くとります。
それだけです。
もしも金属等水中糸の付け糸に鼻環を直結する仕掛けの場合は
付け糸の太さを0.4~0.6号と少し太めにし
長さを40cm程度と長くとります。

あとは囮を取り付けるときに一工夫するだけです。
ほかに胴締め用の紐などは一切使いません。
普段の仕掛けで少しだけ工夫するだけの胴締めです。
だから「かんたん胴締め」なのです。
その工夫とは…
初詣に出る時間になりましたので
続きはまた今度ということで…(^^ゞ

みなさん よいお年をお過ごしください m(__)m

かんたん胴締め①

2009年12月30日 00時36分00秒 | 釣り道具につぶやく
本家HPの釣行記に書きました「かんたん胴締め」について書いてみようと思います。
ひょっとしたら読んだ方の役に立つかもしれません。

「かんたん胴締め」そんな仕掛けはありません。
かずべ~が勝手に作って、勝手に名付けただけの方法ですから。

今からもう十年ほども前になるでしょうか
冷水病の登場で、それまで放流鮎の主流であった湖産鮎が保菌鮎で放流した鮎は
全部冷水病になって解禁前に死んで浮いてしまい川を白く染めました。
それに変わる人工種苗鮎はまだ育成技術が追いつかず価格も高く、質も悪い。
そして無菌で育った人工鮎は抵抗力が弱く、これまた放流後すぐに死んでしまう…。
各河川、鮎は少なく、そして弱い。友釣りが一気に衰退した時代でもありました。

そんな状況の中でも鮎を掛けるために囮の元気さを長持ちさせる方法として背針と胴締めが脚光を浴びました。どちらも狙いは同じで、囮を引っ張る支点を鼻環の延長から目の上に変えることにあると考えます。背針は支点をずらせるために背に針を打ち、背針から伸びる糸と鼻環からの上糸で三角を作りその頂点を目の上に置く。胴締めは銅に回した紐で目の上に鼻環上糸を貼り付けることに違いがあると理解しました。

当然、僕も両方の釣法をやってみました。効果は抜群。確かに囮は弱らないし、ノーマル仕掛けに比べると強い流れの中に囮を入れても潜ってくれます。仕掛けのセットは背針の方が簡単。仕掛けに背針をセットして囮の背中に背針を打てばいいだけです。胴締めは胴締め紐のわっかを広げて鮎の頭を突っ込み胸びれの後ろと両エラに引っかけ、紐を締めないといけません。でも、釣り方は胴締めの方が簡単。普通の鼻環仕掛けと全く同じ感覚で釣ることができます。背針の場合は背針から伸びる糸と鼻環上糸を直線の2辺とする頂点を作ることを常にイメージして竿操作をしないといけません。そのため少し竿は立て気味に構えることになります。このことから背針の場合は常に糸を張ったテンションを加えてなくてはいけませんのでオバセ泳がせではその存在は邪魔になるだけとなります。胴締めは糸をゆるめても支点は変わらないのでオバセ泳がせをしても効果があります。

なんとかもっと簡単に胴締めを使うことができないかなぁ…。そんなことを考えて思いついた方法です。最近ではたとえ冷水病が出ても、漁協が追加放流をしてくれますし、天然訴状鮎を増やす試みが功を奏して川には元気鮎がたくさんいるので、この背針釣法も胴締め釣法もあまり使われなくなってますが、それでも鮎の魚影が薄く囮を長い間隔で使わなくてはならないときや初期の放流鮎がまだ体力がついてなくて浮き気味の時や売られている養殖囮が弱くて潜らないとき、終盤のつわり時期の囮が浮いてしまう時期には効果を発揮する釣法です。

100円ショップお役立ち

2009年12月29日 02時05分00秒 | 釣り道具につぶやく
いや~ すごいですね。100円ショップ。
最近はホントいろんなものを置いてますよね。
店内物色していますと釣りに役立ちそうなものが見つかります^^
(ほんとの釣り具も置いてますが…)
ってなわけで 今回は 化粧品グッズのコーナーに置いてある
いろんな爪切り用はさみ?の中から 仕掛け作りに最適なのを発見☆
ただし当然メタルやPEには対応してませんので
無理に切ったら刃こぼれして切れ味が鈍ります。


蛇口への仕掛けのセット

2009年12月27日 23時00分00秒 | 釣り道具につぶやく
みなさんもうやってることかもしれませんが…

渓流竿も鮎竿も仕掛けをセットする蛇口が昔のリリアンから大きく変わりました。
蛇口がリリアンの時は迷いなく、トラブルなく、セットは「二重チチワをとっくり結びで取り付ける。」でOKでした。
ところが昨今の竿先には感度をよくするためにとリリアンは使われなくなり、
金属製の糸止め部となってしまいました。金属になったことで取り付けに注意を払わなければいけなくなりました。シマノの回転「超感」トップは結びがゆるまないような取り付けをしないと釣ってる最中に天井糸からすっぽ抜けてしまうことがあります。僕はこれまでの二重チチワのとっくり結びで幾度となくこのすっぽ抜けに遭ってしまいました><仕方がないのでとっくりの2重掛けにするのですがこれにすると何かの加減で仕掛けをしまうときにとっくり部がゆるまなくて切断することがよくありました。ダイワの竿はトップ部分にあるカバーに要注意です。天井糸をセットして、このカバーを先方向にプチっと引っ張って竿先を隠すのですが、このカバー部の引っ張り固定部がキッチリしてなくて、使用中知らないうちによくカバーが下に落ちてしまっていることがあるのです。そうなると竿先の引っかけ鍵部分から天井糸の結び目がするりと抜けてしまうトラブルに遭うことがよくあります。

これらトラブルを避けるために、竿先への取り付けは首つり結び…語呂が悪いので引きほどき結びと言うことにします。…でしっかり締める方法に取り付けを変えました。
しかしこの方法はほどく時にちょっと大きい力を加えますので、竿先を折ってしまわないかと心配することがありました。そして、最近出てきたソリッド穂先は竿先が実に細い。引きほどき部を引っ張る時に竿先が折れてしまいそうで怖い怖い。
そこでちょっとした工夫をして使ってます。
それは竿先に取り付けるわっか部分に2本ほど糸端をつけるのです。ほどくときは天井糸を引っ張るのではなくこの2本の糸端を引っ張ればわっかが広がってはずれます。これなら細い竿先を引っ張らなくてもほどけますし、仕掛けを糸巻きに巻き付けるときにわっか部分を締め切ってしまっても糸端を引っ張ればすぐにわっかができるのでずつに都合がいいのです。くくりつける糸端があまり太いと竿先に取り付ける締め付けが十分にできない恐れがあるので引っ張ることができる範囲での細めのものにしてください。(僕は3本撚りウィリーのうちの一本だけを利用しています。)そし、同じことで悩んでおられる方がいらっしゃったら試しにやってみられたらいかがでしょうか。そして、もっといい方法があれば教えてください。







2009年も終わります

2009年12月26日 01時35分00秒 | 釣り道具につぶやく
なんだかいつもこの時期になると
「今年も、もう終わりかぁ~1年がはやかったな。。」
と思ってしまうのですが…
鮎の解禁まではまだ5ヶ月もある。。。
このオフの間に昨シーズンの釣りをいろいろ振り返り
反省なのか後悔なのかわからないけどするのです。
でも、今年は久しぶりに僕にとって画期的出会いがありました☆
道具です。
鮎の道具はたくさんあって、それぞれの道具は各メーカーから
いろいろ出ているんだけれど
「これだ!」
と自分が思うにぴったりな道具と出会うということはなかなかないものです。
鮎の道具に求めるもの
・自分の釣り志向に合ったもの
・使いやすいもの
・作業(仕掛け作り時)しやすいもの
・信頼が置けるもの
・値段が安価なもの
新製品や有名メーカーが出してるものがそれに当てはまるということは決してありません。
「これ気に入ってたのに…」
というものでも売れないのか姿を消してしまうものも多いものです。
全く不満がないというものと出会えば、その道具は絶対的信頼を寄せて
もういくら新製品が出てもそれ以外使わない浮気をする必要はないのです。
でも、不満を持ちながらぴったりくるものじゃないのに使ってる場合は
ぴったりくるものを探し続けます。
今年はこの探し続けてた道具の一つで
「これだ!」
というものに出会うことができました。
こういう出会いはもううれしくてたまりません。
今年であったその道具とは…
根巻き糸です。
ナイロンラインの根巻き糸は仕上がりがきれいですが
仕事がしにくい。
テトロン等でできている根巻き糸は作業はしやすいけれど
できあがりが美しくない。
こういった不満を解消してくれたのは
マルトの根巻き糸です。

仕事がしやすくできあがりがきれい。引っ張りに対して適度に伸びるので
巻き上げたとき針を締めてくれて型くずれしにくい。
編み糸なので針がすべらない。瞬間接着剤を吸収してくれるので
接着剤をつけやすい。
細身にできているので、巻き付けるときに
あまり強く力を入れすぎると巻いてる最中に切れてしまうので
ちょっとだけ注意が必要ですが
速く巻けてきれいに巻ける。
今までいろいろと試したけれど
僕には一番です。
今度から根巻き糸は悩まなくてもすみます。
周辺のお店にはあんまり数置いてないようなので
全部僕が買い占めてしまうかもです(笑)。
マルトの根巻き糸はすばらしいの一言です。
このぐらい感動するほどぴったりの道具との出会いはないものなのです。
逆さバリの「白一体サカサ」に出会って以来の出会いかもしれません。