コンビニエンスストア最大手「セブン-イレブンジャパン」の本部が、フランチャイズ契約を結んだ加盟店に対して、販売期限の近い弁当やおにぎりを値引き販売する「見切り販売」を不当に制限していたとして、公正取引委員会は22日、独占禁止法違反(優越的地位の乱用)で、違反行為の取りやめと再発防止を求める廃除措置命令を出した。
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理論的には、廃棄ロスが全くなく、売れれば理想的である。しかし、その日何が売れるかなんて、天候・気温・湿度によって刻々と変わる消費者の欲求によって違うので、現実的に不可能である。だから売れ残りのロストはなくならない。
もちろん、ロストを発生することは誰の得にもならないので発注精度は常に高めないといけない。
セブンイレブンは、安易な見切り販売によって、お客様のセブンイレブンの価格に対する不信感・ブランドイメージの毀損・価格競争が起こり、長期的な視点で見ると必ずしも加盟店様の利益にはつながらないと見解を表明している
しかし、同じ時間帯に値下げした商品と推奨商品が並び、一物二価となることで、セブンイレブンの価格に対し不信感を生じる恐れはないと思う。スーパーの値引きシールと同じだと思う。
大体、好き好んで、積極的な値引き販売するためにわざと多めに発注するとも考えられないし、そういうオーナーだけ注意すれば良い。
逆にロストの弁当は、値引きで売ることを推奨すれば、環境にも優しいってことで消費者からの印象も良くなると思う。
コンビニが定価で売っている500mLのペットボトルジュースを100円ショップは100円で売っている。
100円ショップでまとめ買いすることもあれば、近くのコンビニで定価で買うこともあり、消費者自身、時と場合で使い分けている。
消費者・本部・加盟店、どこを向いて商売をするのかを考えれば良いと思う。
ちなみに僕は、セブンイレブンはあまり好きになれず、ファミマ派である。