藤岡和美(フジさん)’s Life

ゆく河の流れは絶えずして、しかも、もとの水にあらず。また、花は半開にて足る。ここに趣あり。

【3月23日(月)】 自国車購入促進で内憂外患

2009年03月23日 | 雑記帳(好きなことを書きます)
 個人にとって、自動車は住宅に次ぐ大きな買い物です。この辺を刺激して景気回復のきっかけにつなげたいと思うのは何処も同じです。

 ドイツをはじめヨーロッパに続いてアメリカも新車買い替えで助成の動きがあります。自国車購入を促すとなれば、グリーン仕様であっても保護主義政策といわれるのでしょう。アメリカは、自動車大手のビッグ3救済もしなければならなく、正に内憂外患です。

 (雑記帳の3月11日「ドイツはスクラップ・ボーナスで順調」をお読み下さい。)

 22日の読売新聞の記事です。

 タイトル「米国製の低燃費車買い替え、72万円助成…米下院が法案」

 『米下院に、米国で生産された低燃費車への買い替えを促す助成制度を導入する法案が提出されたことが21日、わかった。

 8年以上になる古い車を低燃費車に買い替える場合、最大7500ドル(約72万円)を助成する。経営危機に苦しむ米自動車大手3社(ビッグスリー)を販売面で支援する狙いがある。ただ、輸入車は対象外で、日本の自動車メーカーからは「明らかな保護主義だ」と反発する声も出ている。

 法案はオハイオ州のベティ・サットン下院議員(民主)が、17日に提出した。ペロシ米下院議長は、法案に賛同する姿勢だ。

 09年~10年は、燃料1ガロンあたり24~30マイル(1リットルあたり10・1~12・6キロ・メートル)走る米国車を購入する場合は4000~5000ドルを助成する。このうち、カナダ、メキシコで生産された車は1000ドル減額する。11年型以降は米国で生産された電気自動車とプラグイン・ハイブリッド車に限り、7500ドルを助成する。

 日本のメーカーなどが現地生産した車は助成されるが、日本から輸入するハイブリッド車などは対象外となる。』