藤岡和美(フジさん)’s Life

ゆく河の流れは絶えずして、しかも、もとの水にあらず。また、花は半開にて足る。ここに趣あり。

【3月11日(水)】 ドイツはスクラップ・ボーナスで順調

2009年03月11日 | 雑記帳(好きなことを書きます)
 インセンティブ(奨励、刺激,報奨)が必要なようです。

 日本では、定額給付金の12,000円、20,000円が国中に支給され出しました。ドイツでは、目的を特化してスクラップ・ボーナス(9年以上経過した車を環境保護対策の基準を満たす新車に買い換えると、約31万円分の奨励金)が支給されています。

 景気刺激策としての即効性はどちらに軍配が上がるかは分かりませんが、ドイツでは、目的が明確で内容に方向性、思想が感じられます。

 9日の読売新聞の記事です。

 タイトル「ドイツで新車販売好調、カギは31万円の環境奨励金」

 『ドイツの2月の乗用車の新車登録台数が前年同月より21%以上増えた。

 多くの国が販売不振に苦しむ中、先進国では唯一のプラス成長だ。秘密は、ドイツ政府が景気と環境対策の一環として1月から始めた31万円の環境奨励金。自動車王国ドイツでの“異変”は、注目を集めそうだ。

 フランクフルト市内で新車と中古車の販売を手がけるジム・コベルトさんは上機嫌だった。

 「1月終わりぐらいから売れ行きが伸び始めた。新車は、12月は数台しか売れなかったのに、2月は10台以上売れた。3月も好調が続いているよ」

 自動車販売店を見て回っていたバセットさん夫妻は「昨年から新車購入を検討してきた。いまこそ買い時だ」と言葉を弾ませた。

 奨励金は、9年以上経た中古車を、環境対応の新車に買い替えると1台あたり2500ユーロ(約31万円)が支給される。追加景気対策の目玉として、1月27日に制度導入が決まり、1月14日の購入分から、さかのぼって適用された。年内販売分が対象で、奨励金がもらえるのは60万台までだ。

 さらに、政府は、自動車税の課税基準を、排気量から二酸化炭素の排出量に変更し、排出量が少ない車ほど自動車税を安くする改革案も同時に公表した。7月から実施する方針で、環境対応の新車購入者には二重の恩恵となる。

 独自動車工業会(VDA)によると、奨励金の効果が浸透してきた2月の新車登録台数は27万台を超え、2月としては、この10年で最高を記録した。

 1日あたりの奨励金の申請件数は、1月末の約2000件から、2月末には8倍の1万6000件に急増し、3月6日までに申請件数の合計は18万件を超えた。早い者勝ちのため、政府が定める対象台数の約3割が早くも埋まった。奨励金フィーバーは当面続きそうだ。

 フランスやイタリアなども年内までの環境奨励金の制度を始めている。ドイツの成功で導入の動きが広がる可能性がある。』