「今週の斜め読み視点」は、景況感での想いです。
最近の経済ニュースには、明るい話題がありません。自動車産業を中心に日本の産業界をリードしてきた、この東海地区にも不況風が吹き出しました。
設備投資の先行指標である機械受注が、大幅減少となっています。先行性を加味した指標の数値・グラフを見る限りV字回復は望めず、今後更に落ち込むことを暗示しています。波及効果を考えると、足元にとどまらず地域一帯の市民生活においても相当な打撃を受けそうです。
名古屋で働いている私の娘に聞いたところの返答は「確かに、昨年に比べて会社の営業数値は落ち込んでいる。だからといって、そのことを考えていたら尚更気持ちが落ち込む。ここは、このことを考えずに一生懸命に笑顔で接する。そうすれば、何かが生まれて来る筈」です。
備えようのない部分があります。せめてもの気持ちは、ポジティブな姿勢を保つことでしょう。娘に教えられました。
昨日の中日新聞の記事です。
タイトル「中部8社の工作機械受注39%減 自動車向け不調」
『中部経済産業局が28日発表した管内(愛知、岐阜、三重、石川、富山県)の工作機械主要8社の10月の総受注高は、前年同月比39・9%減の293億円で、企業の設備投資の先送りや凍結が相次ぎ、4カ月連続で前年割れとなった。300億円を下回るのは4年8カ月ぶりで、工作機械業界の下方局面入りが鮮明になった。
国内受注は48・4%減の103億円。中でも自動車工業向けが63・3%減、一般機械工業向けも35・8%減と、主力2分野が大幅に減少。電気機械工業向けも51・8%減だった。
海外受注は34・1%減の190億円。北米が20・6%減、欧州が44・2%減、アジアが49・1%減となっており「国内も海外もいい地域がない」(中部経産局)状況という。
トヨタ自動車など自動車関連メーカーの減産の影響は今後本格化しそうで、中部経産局は「11月の総受注高はさらに悪化し、減少幅が拡大する見通し」とみている。
また「工作機械各社は来年3月ごろまで受注残をこなし、比較的高水準の生産ペースを維持するようだ」とも指摘。本格的な生産調整は来春以降になりそうだという。 』
最近の経済ニュースには、明るい話題がありません。自動車産業を中心に日本の産業界をリードしてきた、この東海地区にも不況風が吹き出しました。
設備投資の先行指標である機械受注が、大幅減少となっています。先行性を加味した指標の数値・グラフを見る限りV字回復は望めず、今後更に落ち込むことを暗示しています。波及効果を考えると、足元にとどまらず地域一帯の市民生活においても相当な打撃を受けそうです。
名古屋で働いている私の娘に聞いたところの返答は「確かに、昨年に比べて会社の営業数値は落ち込んでいる。だからといって、そのことを考えていたら尚更気持ちが落ち込む。ここは、このことを考えずに一生懸命に笑顔で接する。そうすれば、何かが生まれて来る筈」です。
備えようのない部分があります。せめてもの気持ちは、ポジティブな姿勢を保つことでしょう。娘に教えられました。
昨日の中日新聞の記事です。
タイトル「中部8社の工作機械受注39%減 自動車向け不調」
『中部経済産業局が28日発表した管内(愛知、岐阜、三重、石川、富山県)の工作機械主要8社の10月の総受注高は、前年同月比39・9%減の293億円で、企業の設備投資の先送りや凍結が相次ぎ、4カ月連続で前年割れとなった。300億円を下回るのは4年8カ月ぶりで、工作機械業界の下方局面入りが鮮明になった。
国内受注は48・4%減の103億円。中でも自動車工業向けが63・3%減、一般機械工業向けも35・8%減と、主力2分野が大幅に減少。電気機械工業向けも51・8%減だった。
海外受注は34・1%減の190億円。北米が20・6%減、欧州が44・2%減、アジアが49・1%減となっており「国内も海外もいい地域がない」(中部経産局)状況という。
トヨタ自動車など自動車関連メーカーの減産の影響は今後本格化しそうで、中部経産局は「11月の総受注高はさらに悪化し、減少幅が拡大する見通し」とみている。
また「工作機械各社は来年3月ごろまで受注残をこなし、比較的高水準の生産ペースを維持するようだ」とも指摘。本格的な生産調整は来春以降になりそうだという。 』