"島田洋七"原作の『佐賀のがばいばあちゃん』を読みました。
がばいド貧乏だけど、がばい明るくて、がばい頑張りやで、がばい強情で、がばい温かくて、がばい楽しいばあちゃんの話。
ちなみに"がばい"というのは"すごい"という意味らしい。
一人でこれ読みながらクスクス笑ったり、ポロポロ泣いたり、とても面白かったのであっという間に読んでしまいました。
この中に"ばあちゃんの楽しく生きる方法語録"というのがあって、これ読んでるだけでもがばい楽しくなる。
・世の中には、病気で死にたくない人がいっぱいおるのに、自殺なんて贅沢だ。
・今のうちに貧乏しておけ!金持ちになったら、旅行へ行ったり、寿司食ったり、着物を仕立てたり、忙
しか。
・時計が左に回ったら、壊れたと思って捨てられる。人間も昔を振り返らず、前へ前へと進め。
・貧乏には二通りある。暗い貧乏と明るい貧乏。
うちは明るい貧乏だからよか。それも、最近貧乏になったのと違うから、心配せんでもよか。
自信を持ちなさい。うちは、先祖代々貧乏だから。
・「暑い」「寒い」と、うるさく言うな。夏は冬に感謝し、冬は夏に感謝しんしゃい。
・人に気づかれないのが本当の優しさ。本当の親切。
・生きていることが面白い。なりふりかまうより、工夫してみろ。
・人間は死ぬまで夢を持て!その夢が叶わなくても、しょせん夢だから。
・「ばあちゃん、英語なんかさっぱり分からん」
「じゃあ、答案用紙に『わたしは日本人です』って書いとけ」
「漢字も苦手で・・・・・・」
「『僕はひらがなとカタカナで生きています』って書いとけ」
「歴史も嫌いでなあ」
「歴史もできんと?『過去にはこだわりません』って書いとけ
・頭がいい人も、頭が悪い人も、金持ちも、貧乏も、五十年たてば、みーんな50歳になる。
・ケチは最低!節約は天才!
・葬式は悲しむな。丁度よかった、しおどきだった。
こんなばあちゃんに育てられた島田さんが羨ましい!!!
ワタシもこんな子育てが出来たらいいなぁ~。