私が住んでいる、宮城県富谷市…。
宮城県は、お天気的には東部と西部に分かれます。
その境目は、よく「東北自動車道だ」と言われています。
それは、富谷市のど真ん中を南北に通っています。
…おわかりと思いますが…丁度境目です。
大陸からの冷たい高気圧が雪雲を東北地方に運んできますが、
その中央を貫く奥羽山脈にぶつかると、かなりの割合の雪が山脈西側…
つまり、山形県側に降ってしまいます(積雪が多いわけです…)。
強い西風に押された雪雲は、一部山脈を越えて太平洋側にも流れてきます。
その西風の強さによって、この地域の天候が変化します。
風が比較的弱い時、雪を被った山を観ることが出来ます。
この地域で雪は降っても「はらはら」と舞い降りる感じ。
日あたりで見るその様子には、風情があります。
風が中程度の時、山は降雪でけぶっており、その姿を見るのが難しくなります。
しかし、東側(海側)の空は晴れていて、青空だったりします。
雪は風に押されて山から流れてくる感じで、少し斜めに降ってきます。
風が強い時、東の空も雪雲に覆われ、雪は山から流れてくるだけでなく、
上からも降ってきます。山は暗くて見えなかったりします。
地上では風が穏やかでも、上空に雪雲が流れてきていて、
雪がさんさんと振ることもあります。
以上のことから、上空の風の流れ具合によって、
雪雲がどんなふうにこちらに流れてくるかが決め手となっているようです。
富谷市は…お天気的に「西部」に含まれています。
丁度境目ですから、山は降っていて、上空は曇で雪が山から流れてくるけど、
東側(海側)は晴れていて(特に午前中)日差しがある…ってのが多いように思います。
こんな天気だけど、気温が比較的高く、雪が雨として降りてくる時は、
朝に虹を見る機会が多いです。
…一方…
国道4号線の泉IC付近から北側の「大沢」という地域は、
富谷に向かって丘を登り、頂上から先が富谷で、そこから下り…
つまり、小さな「峠」です。
しかし、この地域は一般的な意味での「峠」というだけでなく、
お天気的にも「峠」なのです。
積雪の具合が、そこから北側で明らかに増します。
気温もぐっと下がります。
冬の最低気温は、市内中心部のそれよりマイナス3度…と言われています。
だから、実際の「峠」としての規模は小さくても、
お天気としても「峠」なので、よく「大沢峠」と言われています。
高校生の頃、自宅の富谷から、仙台市内まで自転車で通学していました。
片道約14km…。雪が降ってもお構いなしで、ガンガン行ってました。
その頃よく思っていたのですが…帰り道…
泉ICを通り過ぎると、空気が変わるのです。
…なんというか…少し引き締まった空気…その味…(匂いかな?)も違います。
…「山の空気」と言って良いのかもしれません。
私にとっては馴染のある空気だからでしょうか…なぜか落ち着いたものです。
お天気の「際」(きわ)に当たる富谷市…
通過することがあったら、以上のようなことを思い出してみてくださいませ。
宮城県は、お天気的には東部と西部に分かれます。
その境目は、よく「東北自動車道だ」と言われています。
それは、富谷市のど真ん中を南北に通っています。
…おわかりと思いますが…丁度境目です。
大陸からの冷たい高気圧が雪雲を東北地方に運んできますが、
その中央を貫く奥羽山脈にぶつかると、かなりの割合の雪が山脈西側…
つまり、山形県側に降ってしまいます(積雪が多いわけです…)。
強い西風に押された雪雲は、一部山脈を越えて太平洋側にも流れてきます。
その西風の強さによって、この地域の天候が変化します。
風が比較的弱い時、雪を被った山を観ることが出来ます。
この地域で雪は降っても「はらはら」と舞い降りる感じ。
日あたりで見るその様子には、風情があります。
風が中程度の時、山は降雪でけぶっており、その姿を見るのが難しくなります。
しかし、東側(海側)の空は晴れていて、青空だったりします。
雪は風に押されて山から流れてくる感じで、少し斜めに降ってきます。
風が強い時、東の空も雪雲に覆われ、雪は山から流れてくるだけでなく、
上からも降ってきます。山は暗くて見えなかったりします。
地上では風が穏やかでも、上空に雪雲が流れてきていて、
雪がさんさんと振ることもあります。
以上のことから、上空の風の流れ具合によって、
雪雲がどんなふうにこちらに流れてくるかが決め手となっているようです。
富谷市は…お天気的に「西部」に含まれています。
丁度境目ですから、山は降っていて、上空は曇で雪が山から流れてくるけど、
東側(海側)は晴れていて(特に午前中)日差しがある…ってのが多いように思います。
こんな天気だけど、気温が比較的高く、雪が雨として降りてくる時は、
朝に虹を見る機会が多いです。
…一方…
国道4号線の泉IC付近から北側の「大沢」という地域は、
富谷に向かって丘を登り、頂上から先が富谷で、そこから下り…
つまり、小さな「峠」です。
しかし、この地域は一般的な意味での「峠」というだけでなく、
お天気的にも「峠」なのです。
積雪の具合が、そこから北側で明らかに増します。
気温もぐっと下がります。
冬の最低気温は、市内中心部のそれよりマイナス3度…と言われています。
だから、実際の「峠」としての規模は小さくても、
お天気としても「峠」なので、よく「大沢峠」と言われています。
高校生の頃、自宅の富谷から、仙台市内まで自転車で通学していました。
片道約14km…。雪が降ってもお構いなしで、ガンガン行ってました。
その頃よく思っていたのですが…帰り道…
泉ICを通り過ぎると、空気が変わるのです。
…なんというか…少し引き締まった空気…その味…(匂いかな?)も違います。
…「山の空気」と言って良いのかもしれません。
私にとっては馴染のある空気だからでしょうか…なぜか落ち着いたものです。
お天気の「際」(きわ)に当たる富谷市…
通過することがあったら、以上のようなことを思い出してみてくださいませ。
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