日々是好日記

仙台市のお隣富谷市在住「草香」のありさまです。

どこのお国のお客様?

2006年05月26日 | Weblog
とある保険会社のカスタマーセンターに向かうよう、無線が入りました。

早速そちらへ赴くと、お客様はまだ玄関にいらしてませんでした。
で、しばし待機。車内のチェックをしたりしていると、
玄関付近の窓から、大きめの荷物を引きずった(ころがした?)お客様がチラッと見えました。
「ははぁ、きっとこのお客様だなぁ」なんて思っていると、やっぱりそのお客様でした。
で、その内お一方(ひとかた)はどうやら外国の方のようです。
どうやらこちらの日本人の担当者としっかりと握手を交わし、お別れの挨拶をなさっていた御様子。
で、結局その男性の外人さんと、日本人の女性2人に御乗車頂きました。
大きめの荷物をトランクに詰め込みました。
女性2人はリヤシートに、従って外人さんは助手席に御乗車なさいました。
目的地は女性からお伺いして、そちらに走行開始です。

女性の内お一人は通訳の方で、助手席の外人さんとしきりに会話なさっていました。
一見して東洋人とは思えない助手席のお客様。でも話しているのは英語ではない様子…。
でもどこかで聞いた事があるような発音です。

通訳さんとの会話が途切れた頃あいを見計らって、私から通訳の方に話しかけてみました。
「こちらのお客様は、どちらのお国のかたなんでしょうか?」
すると、「ああ、ブラジルの人ですよ」とのこと。
実は、初夏あたりになるとしきりとボサノヴァを聞きたくなる私。
その歌の歌詞に使われているのがブラジルのポルトガル語です。
どおりで聞き覚えがある訳だ~などと勝手に思いながら走行。

すると、「サッカーで対戦しますね」(通訳さん経由)と話して頂きました。
音楽好きなわたし、ボサノヴァの父といわれる、ジョアン・ジルベルトの名前を出してみたのですが、
どうやらそちら方面には関心がないご様子。そのまま会話は途切れ、
お客様はほとんど見た事がないであろう仙台の町並みを眺めていらっしゃいました。

目的地に到着し、外人のお客様から料金を頂いて、領収書とお釣りを手わたし、
トランクの荷物をお渡しして、「ありがとうございました」
お客様からも"Thank you" とか「どうも」と言って頂きました。

お客様の姿が見えなくなってから料金を片付け、さて、待機場所へ帰ろうかと思った時に、
ポルトガル語で「ありがとう」は「オブリガード」だと思い出しました。
…時既に遅し…

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