流星群と警戒！？

１５日がピークだったふたご座流星群。

１４日から曇りがちで、見る機会に恵まれませんでした。
そして今朝（１７日）、勤務と精算を終えた午前３時４０分ごろ空を見上げると…
むむむ！結構良く晴れている…寒さのせいか（氷点下２度だった）、星も冴えているようだ…。
…ということで、私が勝手に身近な観測ポイントにしている富谷町役場へ向かいました。
何度か書いていますが、光害あれど近所でこれだけ空が広く見渡せる場所はありません。
４時ごろ到着し、車内でオーバーパンツとスノートレッキングシューズを身につけて外に出ました。

闇に目が慣れてくると、星が冴えてきました。
注目のふたご座は既に西の空に直立していました。
真上にしし座、西の空におとめ座、うしかい座など、春の星座がありました。
当然のごとくふたご座に注目…２０分程で２つの流星を数えることが出来ました！

さてもう一つぐらい…なんて思っている視野に、思いがけない赤い光が…
…そう、パトライトです。役場の駐車場はパトロールの経路になっているようです。
夜明け前のこんな時間に男が一人空を見上げている様子はさすがに放って置けないでしょう。
私の車の横にパトカーが停車し、総勢３名のヴェテラン警察官さんが降りてきました。
開口一番「おはよう。何してんの？」…そりゃそう聞きたくもなるだろう…
しし座流星群の話をして、それを見に来たこと。
深夜に仕事が終わるタクシードライバーの私にとって仕事後の楽しみが天体観察であること。
私がどこの会社で働き、どこに住んでいるかも進んで話しました。
たちまち納得してくれた警察官さんと一緒にちょっとだけ流星探ししましたが、
残念ながらその間に見ることは出来ませんでした…人の良い警察官さんでした。
「風邪ひかないようにね～」と別れ際に声をかけていただき、会釈して分かれました。
走り去るパトカーが視野から消えたとき…お！３つ目の流星！
３０分の観察で３つの流星を見ることが出来ました。

体が冷えてきたので天体観察を切り上げました。防寒帽欲しいなぁ。