時節柄 やはり言わねばなりますまい。
暑い!!
流汗淋漓とはまさにこのこと、デトックスを兼ねて冷房を点けずに家事をしているので 首に巻くタオルは欠かせず、水を始め各種飲料の消費量もハンパなし。
しかし慣れとはすごいもので、今では真昼間でも 湿度60%台で氣温35℃ぐらいまでならクーラーなしでへっちゃらです
そしていまや毎朝5時開演のセミ合唱団コンサート。
メンバー見っけ
早朝から全身を包み込むような大合唱も不思議とうるさいとは思いませんが、さすがにこの距離だと耳にビリビリきてツライ (^_^;)
でもまあ 強烈な日差しにセミの声、花火にスイカ、麦茶に水ようかん。。。とやっと夏らしい夏が来てくれてうれしいです♪
先日の 「居場所と名前」 という記事でちらっとお名前を挙げた こんまりさんこと近藤麻理恵さんのご著書 「人生がときめく片づけの魔法」 は、いまや世界40ヶ国以上で翻訳出版されてミリオンセラーになっているそうですが、この 「ときめき」 という言葉は こんまりさんの片づけ指南で 持ち物をとっておくか処分するか決める際の指標となっているようです。
貴秋はまだこんまりさんを存じ上げないうちから、こんまりさんがモデルのドラマで 仲間由紀恵さん演じる片づけコンサルタントの 「ときめくかどうかで見分ける」 というアドバイスのセリフにインパクトを感じていました。
これが意識のどこかに沁み込んでいたのでしょう、和歌山を引き払う際の荷物の片付けで 無意識のうちにこの 「ときめき」 の有無を選別の基準にしていたように思います。
そして実家に居を移してすぐに見たこんまりさんのドキュメント番組で 改めてこの 「ときめき」 というワードと出会い、以来 「ときめき」 は 貴秋にとっても重要な指標となりました。
貴秋の中で、「ときめき」 と似て非なるものに 「色めき立つ」 というのがあります。
氣持ちが高ぶりドキドキしてくるという点で 「ときめき」 と似ているので混同しそうになりますが、注意深く観察すると、「ときめき」 は舞い上がるように軽やかで迷いがないのに対し、「色めき立つ」 のほうは妙な焦りや緊張感を伴うドキドキで、「ときめく」 ときのようにスッとピンポイントでキマる感じがありません。
好きなものと出会ったときに起こるという点は同じですが、「色めき立つ」 ときの 「好き」 はマインドに働きかけてくるようで、「欲」 と対になっている感があります。
欲をかき立てる魅力とそれが手に入らなかったらどうしようという恐れ、そして奥に秘められた 「それを手に入れる ・ 実現することで 嫌なことを忘れたい」 という切なる願い、そんなものがない交ぜになったのが 「色めき立つ」 なのかなと思います。
内側の感触からこの二つを見分けられるようになって以来、「ときめき」 はこの上なく確かな指針のひとつとなりました。
「ときめく」 とは 波長が合うとかいうようなことでしょうか、とにかく何をするにも何を買うにも ときめくかどうかで決めれば間違いはありません。
子どものころから 夢中で手に入れたものがすぐ色あせて魅力を失うことにさんざん悩まされてきましたが、それももうおしまい。
セミの声、トンボの舞、ゴーヤのつぼみに思いがけない夕刻の涼風、夏向きの料理やおやつのアイデア、などなど ときめきでいっぱいの夏は、猛暑であっても幸せです (*^^*)
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