父と私が意氣投合して 一緒に見ることのできる 数少ないドラマ (ドキュメンタリーや紀行番組、音楽番組などは もっとつき合えるものが多いんですが) のひとつが、人氣の刑事ドラマ 「相棒」 。
夕べも二人して見始めたのですが。
この先、昨晩放映の 「相棒 シーズン14 ・ 第17話 物理学者と猫」 の内容について語っています。
知りたくないよという方は、ごめんなさい、ここまでになさってくださいね。
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番組開始よりしばらく後、「シュレディンガーのネコ」 から タイムループ、並行世界と これまでにないストーリー展開に、ぐっと身を乗り出す貴秋と、なんじゃこりゃ? と テンションがどんどん下がってゆく父。。。。いささか仕事疲れの父は 途中から居眠り始めちゃいましたよ(笑)
一方で、わ~ 「相棒」 でパラレルワールドだ~ と俄然精彩を増した私。
パラレルワールドを 奇想天外 ・ 意味不明な作り事と捉えるか 日常に当たり前にあるものと捉えるかの違いでなのでしょうね
五感を超えた世界に興味を持つと、量子物理学や 「シュレディンガーのネコ」 と出逢う確率は、かなり高くなるような氣がします。
私も、知識としては 以前から知っていましたが、ぐんと理解と親しみが増したのは、以下の三つの続きもののブログ記事を読ませていただいてから。
「ド ・ ブロイおじさんの動画」 「良く考えると怖い量子力学」 「この世界はパラレルワールド」
ブログタイトルや 散見される下ネタは ちょっと苦手なんですが、このブログからも 貴重な情報や氣づきをいくつも頂いています。
愛読書 「ONE」 との出逢い以来 身近なものに感じていたパラレルワールドが、自身の暮らしの分かちがたい一部として ぐぐっと深く入り込むようになったのは、この三つの記事のおかげ。
で、「相棒」 に話を戻すと、それが妄想であれ 実際に時間遡行したのであれ、「繰り返し遡り 見直される事件」 というテーマをもってくるなら、そのラストは ぜひとも希望に満ちたものであってほしいと 途中から強く願うようになっていました。
だから、あのエンディングには 心から満足だったなぁ♪
幸せとはいえない子ども時代や青春時代を送ったであろう堀井准教授、やっと巡り合えた よき理解者を失った悲しみからの暴走は、何度繰り返しても 辛い結末に。
そして、そのたびに口にするのが、「僕に他にどんな世界があるというんですか?」
それは、彼のそんな不幸ベースの思い込みがあってこそ 創り出される世界なのだけれど、彼自身は 結果のみならず 原因も自分由来であることに 氣づけない。
彼の意識を変えない限り、「何度繰り返しても 幸せな結末にたどり着けない」 のは、本人の言うとおり。
でもね、その思い込みを変えることができれば、あなたの世界も変われるんだよ、わかってよ、氣づいてよ。。。。と こちらは 祈る思い。
ここで そんな思いに応えてくれたのが、他ならぬ主人公の右京さん。
堀井氏に代わって 聡明で曇りない彼の目が解き明かして見せてくれた 思いもよらない現実に、堀井氏の前に 新たな道 (選択肢) が開ける。
チョークを握り、亡き恩師の教え 「RT(Re think = 考え直しなさい)」 を実践するその姿を眺めながら、名状しがたい温もりが 胸のうちに広がっていきました。
そう、なかなか理解できないことだけれど、握り締めたままの古い思い込みが 自分を不幸に縛りつけ、可能性を狭めるんだよね。
思い込みを手放せれば、世界は大きく変えられる。。。。希望が宿る 新しい人生の始まり、よかったねぇ (^^)
それにしても、この種の感動を アニメやSFではなく 刑事ドラマからもらえようとは思わなかったなぁ。
スピリチュアル系に対する 世の中の目も、変わりつつあるのかもしれないね☆
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