先週の東京帰省は奥多摩のあとも雨、雨、雨の毎日で
お出かけも億劫でしたが、久々に映画を見ることにしました
それを見たいと思って出かけたわけではなかったけど
映画館についてから選んだ映画のタイトルは「ラスト・ゲーム」
敗戦が色濃くなりつつある1945年ころ、終戦間際になって
学徒動員が決まり早稲田と慶応の野球部員が戦地に赴く前に
最後の早慶戦をやりたいというものでした
映画を見て納得したことは「好きなことをする」という
単純ではあるがそれが人間にとっていかに大事であるかということ
「野球は生きて我が家に還るスポーツ」という言葉の裏には
これから、お国のために戦場に赴く学生たちが、もしかしたら生きて
還れないかもしれない。だから最後の思い出のために野球をやるんだ
戸塚の早稲田グラウンドで行われた最後の早慶戦に燃やす闘志と
試合を終えたあとに待っている、戦場への恐怖が入り混じったまま
白球を追う若者たちの命の大切さと、はかなさを思い知らされる映画でもありました
予告を見て次に見たい映画は「20世紀少年」
1999年から2006年まで週刊ビッグコミックスピリッツで
連載された浦沢直樹のSFサスペンス漫画の映画化で、この作品名は
マーク・ボランが率いたT・レックスの曲「20th Century Boy」に
因んでいる。主人公のモデルは管理人が10代のころ
「君も僕もぉ♪猫もぉみんな好きだよ♪カレー-ライスが・・」
と唄っていたミュージシャンの遠藤賢司だとは知りませんでした
娘たちが毎号買ってくる単行本の回し読みで読んだあらすじは・・
「日本が高度成長期のまっただ中の1970年代に、夢と希望に
満ちあふれた時代。少年たちが空想した世界で、地球滅亡をもくろむ
悪の組織、東京を破壊し尽くす巨大ロボットが出てきて世界は混沌し、
滅亡に向かっていく。それに立ち向かい地球を救う、勧善懲悪の
正義のヒーローとその仲間たち・・」
こんなくだらないストーリーを“よげんの書”と、少年たちは名付けた
大人になるにつれ、そんな空想の記憶は薄れていく。でも、1997年
幼なじみの死をきっかけに、その記憶が次第に呼び覚まされていく
そして、世界各地の異変が昔幼い頃空想した、“よげんの書”通りに
起こっていることに気づく。出来事に必ず絡んでくる謎の男“ともだち”との
出会いによって、全ての歯車は回り出すというもの
確かに自分の記憶をたどっても、小学校時代によく一緒に遊んだ友達の顔や名前を
ひとりひとり鮮明に覚えてなんかいない。30年前の記憶なんてあいまいだけど
このドラマはそんな記憶のあいまいさを抱え込んだまま進展していく
そしてオウム真理教を連想させるカルト教団を率いる〈ともだち〉は
小学校時代の仲間なのか、彼はケンヂたちが遊びで書いた物語「よげんの書」を
読んでいるのか、というサスペンスが生まれる。
唐沢寿明演じる主人公のケンヂは当時をほとんど思い出せないまま、
コンビニのオヤジとして経営に四苦八苦し、他の仲間たちはサラリーマンや
公務員をしているというどこにでもいそうなキャラクターだが
カルト教団に立ち向かう彼らの戦いの背景には、大阪万博や
アポロ11号の人類初の月面着陸、少年サンデーや平凡パンチ、
ボブ・ディランやグループサウンズ・・と懐かしくダブってくる
シリーズものの常として、この第1作は主要キャラクターの紹介と
スケールの大きな物語のプロローグにすぎないとあった
第2作と繋がってゆく楽しみもあるし、映画としてどんなふうに
仕上がったのかにも興味のあるところ
明日から封切りのこの映画は是非見に行ってみたいと思う
お出かけも億劫でしたが、久々に映画を見ることにしました
それを見たいと思って出かけたわけではなかったけど
映画館についてから選んだ映画のタイトルは「ラスト・ゲーム」
敗戦が色濃くなりつつある1945年ころ、終戦間際になって
学徒動員が決まり早稲田と慶応の野球部員が戦地に赴く前に
最後の早慶戦をやりたいというものでした
映画を見て納得したことは「好きなことをする」という
単純ではあるがそれが人間にとっていかに大事であるかということ
「野球は生きて我が家に還るスポーツ」という言葉の裏には
これから、お国のために戦場に赴く学生たちが、もしかしたら生きて
還れないかもしれない。だから最後の思い出のために野球をやるんだ
戸塚の早稲田グラウンドで行われた最後の早慶戦に燃やす闘志と
試合を終えたあとに待っている、戦場への恐怖が入り混じったまま
白球を追う若者たちの命の大切さと、はかなさを思い知らされる映画でもありました
予告を見て次に見たい映画は「20世紀少年」
1999年から2006年まで週刊ビッグコミックスピリッツで
連載された浦沢直樹のSFサスペンス漫画の映画化で、この作品名は
マーク・ボランが率いたT・レックスの曲「20th Century Boy」に
因んでいる。主人公のモデルは管理人が10代のころ
「君も僕もぉ♪猫もぉみんな好きだよ♪カレー-ライスが・・」
と唄っていたミュージシャンの遠藤賢司だとは知りませんでした
娘たちが毎号買ってくる単行本の回し読みで読んだあらすじは・・
「日本が高度成長期のまっただ中の1970年代に、夢と希望に
満ちあふれた時代。少年たちが空想した世界で、地球滅亡をもくろむ
悪の組織、東京を破壊し尽くす巨大ロボットが出てきて世界は混沌し、
滅亡に向かっていく。それに立ち向かい地球を救う、勧善懲悪の
正義のヒーローとその仲間たち・・」
こんなくだらないストーリーを“よげんの書”と、少年たちは名付けた
大人になるにつれ、そんな空想の記憶は薄れていく。でも、1997年
幼なじみの死をきっかけに、その記憶が次第に呼び覚まされていく
そして、世界各地の異変が昔幼い頃空想した、“よげんの書”通りに
起こっていることに気づく。出来事に必ず絡んでくる謎の男“ともだち”との
出会いによって、全ての歯車は回り出すというもの
確かに自分の記憶をたどっても、小学校時代によく一緒に遊んだ友達の顔や名前を
ひとりひとり鮮明に覚えてなんかいない。30年前の記憶なんてあいまいだけど
このドラマはそんな記憶のあいまいさを抱え込んだまま進展していく
そしてオウム真理教を連想させるカルト教団を率いる〈ともだち〉は
小学校時代の仲間なのか、彼はケンヂたちが遊びで書いた物語「よげんの書」を
読んでいるのか、というサスペンスが生まれる。
唐沢寿明演じる主人公のケンヂは当時をほとんど思い出せないまま、
コンビニのオヤジとして経営に四苦八苦し、他の仲間たちはサラリーマンや
公務員をしているというどこにでもいそうなキャラクターだが
カルト教団に立ち向かう彼らの戦いの背景には、大阪万博や
アポロ11号の人類初の月面着陸、少年サンデーや平凡パンチ、
ボブ・ディランやグループサウンズ・・と懐かしくダブってくる
シリーズものの常として、この第1作は主要キャラクターの紹介と
スケールの大きな物語のプロローグにすぎないとあった
第2作と繋がってゆく楽しみもあるし、映画としてどんなふうに
仕上がったのかにも興味のあるところ
明日から封切りのこの映画は是非見に行ってみたいと思う