霧島荘2号店

三十路男 霧島の生活、ネット上での出来事をつらつらと書き綴る

不定期更新ブログ「霧島荘2号店」

とある女の子が亡くなりました②

2010年02月20日 11時05分48秒 | 新・日々の日記
 
昨日は辛くなってお見舞いのところをガッツリ省略してしまったのでその辺から書いてみようと思います。
軽く自己紹介の後、彼女の母親も交えて色々と話しました。
自分の仕事のこととか、趣味のこととか自己紹介の延長みたいな感じですね。
17時過ぎにおばさんが退出した時に、色々ありました。
弱音も聞いたし、大泣されたし、気持ちとナイフも渡されましたし。
おばさんが晩御飯を買ってきたので病室で食べました。帰りはおばさんの車で近くの駅まで送って貰うことになりました。
車の中でお礼の言葉やら、彼女の病気の現状とか色々聞きました。

お見舞いの後はケータイのアドレスも交換したので、夜勤の間には仕事の合間にメールしたりと若干距離が縮まった気がします。
年越しの時にあけおめメールしました。マリモ達と飲み会をしていたので、奴らが横にいてビクビクでしたが・・・
彼女とのメールは消してしまったので詳しい日にちがもう分かりませんが、1月の中旬頃から連絡がなくなりました。
彼女との縁の切れ方は、突然に終わるとは思っていました。そしてそのまま日常に消えていくものだと。

2月15日
彼女からメールが来ました。正確には彼女の母親からですが。
彼女がなくなったのは2月7日で葬式などは終わり、遺品の整理をしていたそうです。
親類で葬儀を行い、部外者には特に知らせることもないはずだったのですが、彼女の日記を読んだ事によって自分にも連絡することにしたそうです。

自宅の住所の他に、線香をあげて欲しい、見せたいものがあると。
正直、重すぎてかなり迷いました。
心の葛藤は割愛


休みの17・18日に彼女の家まで行きました。
玄関にも遮光カーテンが貼ってあったり、XPの人が生活するための設備が整った家でした。
家の中に入った瞬間に来たことを後悔。線香の匂いがするんですよ……かなり気が滅入りました。
彼女に挨拶してからおばさんと少し会話した後、晩御飯に誘われてのでお受けしました。
父親の方にも会って行って欲しいと言われたので。
おばさんが料理している間、客間(居間)で仏壇と睨み合っているうちに寝てました・・・
起きれば19時。おじさんも帰っていたのでそのまま晩御飯になりました。
就活の面接より緊張しましたね。
切り出し方は見舞いの時と同じです。ボキャブラリーなくてすいません。
彼女のこと、病気のこと、かなり詳しく教えてもらいました。

晩御飯が終わった後におばさんから見てもらいたい物が出てきました。
予想の範囲内で最悪なものでした。
例の日記です。読んでくれと言われました。

色々書いてあった
答えの出そうにない自問自答、自虐、不安見て取れるだけ色々だ。
親の金を食って学校にも行けない、仕事も出来ない
親には苦労ばかり掛けてるのに何も出来なし
父親とは仕事から帰って寝るまでのわずかな時間しか会えないし、母親には自分の生活リズムに合わせてもらっているくらいだ
そんな感じの事が書いてあった。沢山あってちょっと思いだぜないわ・・・
あとよ、俺がメール、特にメッセで話した日にはそのことが日記に書いてあった。
その日は書かれている量がかなり多いし、なんか楽しげなんだよな。こっちから話しかけたら「話しかけられた」みたいな事まで書いてあったしさ。
こんなだったらもっと話しかけたらよかったとか思って、泣いてたわ。

10/29 夢が叶いました

泣いて手を止めてたらおばさんがここだけは読んで欲しいって開いたページ。
最悪だよ。きっかけは道楽のチャットで
今だって同情道楽半分だってのに、ドラマでしょうか?なんですか。
こんなに感謝されるような事は何もしてないのに、こんな事いわれるときつい……
結構な時間泣いていたんじゃなかろうか。


気づいたら時間は22時を回っていたので帰れなくなりました。
おじさんが泊まっていきなさいと言ってくれたので泊まっていきました。
仏壇のある部屋で寝させるとは気が利いていますね。日記も全部読みたかったので一晩借りました。

次の日におじさんの出勤の時に駅まで乗せてもらいました。
お礼の他に旅費を渡されました。あとで中身を見たら5万円。多すぎるよ……

おじさんの車を見送った時に思ったのは二度と会うことはないんだろうなって思った。
帰りの電車では後悔ばかり。日記を読んで彼女の心が見えて、ここはもっとこうしてあげたらよかったとかね。
家に帰ったら帰ったで暴走してしまって、アドレスとかメッセのログとか消してしまった。
その日の夜勤は酷い有様だったよ・・・一昨日の話だがな



未だに感情が安定しないのが現状
彼女のことは愛とか恋の「好き」ではないはずだった
やっぱり悔しいのだろうかね

忘れたいわけじゃないし、出会いに後悔もしてないけど、気持ちが風化して欲しい


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6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (霧島)
2010-02-26 22:55:23
>通りすがりさん
お心遣いありがとう御座います
前向きに考えるように頑張ろうと思います

>優
予想と違った状況になる・・・似ているかもしれない
自分は気が晴れる方向に気が向いたし、彼女もそうだったのかもしれないと思えるようになった。かもしれない


人は人と出会うために生まれてくるなんて言葉を思い出した。


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Unknown ()
2010-02-21 18:16:24
たしかに予想はしてなかったけどね(;´v`)でも苦労もしてなければ被害も受けてないんだぜ。むしろ自分で書いたコメントは果たして正解だったのだろうかって思ってた。難しいね…本当、余計なこと言ってたらすまない。

>ぐうたら日記が書き込まれると思ったら~
これって霧さんの状況とちょっと似てるよね。内容とか重さは全然違うけどさ、何となしに声を掛けたら実は自分が予想してなかった展開が待っていて…って。気づかないだけで、こういうことって結構あるものなんだなぁって思った。

話すこと、書き記すことで気持ちが落ち着いたなら良かった。次のブログも待つ。
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Unknown (通りすがり)
2010-02-21 13:18:15
不快に思われてしまうかもしれませんが、霧島さんはもう少し自信を持ちましょう。
あなたの行動は彼女の人生にとって大きなプラスでしょう。
A郡の色素性乾皮症では学校生活を送るのはほぼ絶望的だったと思われます。となれば彼女には友人と言えるようなものはかなり少数になります。
人生の多くの時間は両親との時間で、そんな中霧島さんという+αが生まれました。
両親と違い、彼女と近い年齢で彼女に比べ多くのものを見たあなたの出会いはとても有意義なものはずです。

もっと自分に自信を持ちましょう。
彼女に多くのもの(マイナスの感情も含めて)を与えたのは間違いありません。
今すぐは無理でも、元気になりましょう。彼女もそう思うのではないでしょうか?


説教のようになってしまい申しわけありませんでした。ただ、ブログを読んでみてこの日記での霧島さんは余りに落ち込んでいるように感じてしまい一筆してしまいました。

霧島さんの今後に幸あれ!
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Unknown (霧島)
2010-02-21 12:03:41
二人ともコメありがとう

>優
今回のことを糧にするのはまだまだ時間がかかりそうだね
じっくり痛みと向き合っていこうと思っているよ
それにブログに一通りの事を書いたら少し落ち着いたんだ。内側に内側に考え込んでいると駄目なようだ・・・
因みにこうやって曝け出したのは優の「書くとなんて何でもいいやん」って言葉なんだぜ
最大の功労者で、一番の被害者なのは優かもしれないな
ぐうたら日記が書き込まれると思ったらコレだもんな!


>ドリ
迂闊に深入りするからryは、この日記を見たマリモにも電話で言われた
次からはやばそうなら腹括ってから突っ込むとするわ
怒りって言うかなんだろな。壁をぶん殴りたいとかそういうのとは違って、突っ伏したくなる感じかな
大事に握ってたものがいつの間にかなくなってたとか似てるかも

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Unknown (ドリミン@毎日閲覧中)
2010-02-21 02:03:48
自分の気まぐれで突っ込んだ世界が想像以上に重いなんてのは笑えないんだよ。

冗談にもならねぇ。

自分が出会っちまった人間が、関わってしまった人間が思いのほか大きい爪で精神を抉るんだから効くよな。

勝手に出会って、勝手に深入りして、勝手に消えちまって。
『俺は一体何なんだよ』っていう怒りに似た感情が燻り続けるのって何でだろうな。
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Unknown ()
2010-02-20 19:37:24
内容がそれなりのことだけに、軽い気持ちでコメント残すことは出来ないとは思ったんだけど、でも思ったこと感じたことがあったから少しだけ書き残していくことを許して欲しい。

残った側の気持ちって苦しいよね。残していった側だってもちろん苦しいんだと思うんだけど。
勉強とか仕事だったら、自分の間違いに正解を提示されればそこからもう一歩って出来るけど、そうできない物事って生きてく中には凄く多いよね。と、私も最近の自分を振り返ると思ったりするわけで。難しいよね、なんでも上手に生きていくって。葛藤とか、後悔とか、そういうことって大小違いはあるけどいつも身の回りにあって、今回は凄く大きいものが霧さんに巡ってきて。そこで「これを糧に」とか「これをきっかけに」とかって出来るものと出来ないものがまたあって。今回のことは…霧さんはどうだろう?私だったら、多分出来ないかな。きっとずっと苦しくて、どうしようもなくて、ただもう心の整理がついて欲しいってなるような気がする。もしそうなってしまったら…今のところ、私は「待つ」って対処法しか知らないんだよね…気持ちが落ち着くまで待つ。痛みが和らぐまで待つ。
誰かに話をするってことも、一つだとは思う。日記でもなんでも、口で喋らなくても文章にするだけで気持ちがまとまるときってあるし。それも誰かに話したいことと、誰かに話したいわけではないこととあるから…うん、もし話すことで少しでも落としどころが見出せそうなら話したらいいよ。ブログに書けば、読みに来るし。
これは勝手な考え方かもしれないけど、霧さんが道楽って言ってる中にある日常的な部分っていうか…生活の中にあるものとのやり取りが、彼女には幸せに感じるものだったのかもしれないなって思うよ。ごめん、本当は全然違うかもしれないけど、霧さんがいう「感謝されるような事」じゃなかったことが彼女には大切に思えることだったんじゃないかな。

言いたいことが上手く纏められなくてぐだぐだ文章打ってたらすごく長文で読むのつらいことになってしまった…すまない。言いたいことが半分も伝わりそうにないような、ありきたりのことしか言ってないような…そして的外れにも程があるような…うん、すまない…
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