ドンドンドン!!
クード:ドリミン!ドリミンドリミn
シロー:クード、落ち着け幽霊のはずないんだ。
若:しょうがないな。ハァ!
クード:ゲホァ!
シロー:わ、若。なんかクード白目むいてるんだけど…。
若:錯乱しているよりマシだ。それより、幽霊のはずがないってのはどういうことだ?
シロー:俺の前に現れたのは大学内で見たことのある奴でした。誰かに頼まれたと。
若:ビデオになにか手がかりが写っているかもしれない、再生してみよう。
[テープ]
パカン パヵン パカン
ドリミン:ぬう、巧いな…。
????:フアハッハハッハア。甘い!甘いわ!
このまま貴様を打ち倒し、練習相手として連れ去ってくれるわ!
パカン カコーン…
ドリミン:俺が負けただとぉぉぉぉ。
若・シロー:…。
シロー:手がかりなしだな。
若:いやいや。これって、卓球部の霊との交戦記録じゃないのか!
シロー:なんでこんなことに…。
クード:ドリミンがカッコイイからかも知れない。
若:正気に戻ってるか?
クード:お陰様で落ち着いたさ。ここは俺に任せろ!
ドリャァァァ!
シロー:ドアを体当たりで壊すとは…。後先考えてないだろ。
[1F ジム内部]
クード:ドリミーン!ドリミンはいねーが!
シロー:落ち着け、クード…。
ガタガタガタガタ ドンッ
シロー:カウンターが跳んだ…。
クード:ぽぽぽぽ、ポルターガイスト現象か!
若:タァ!
クード:机が真っ二つ。すごい蹴りだ!
シロー:若、備品を壊すな!
クード:シロー、そんなこと言ってる場合かよ…。
ガタゴト…
シロー:若危ない!
若:ヌッ
クード:ハサミがロッカーの上から落ちてくるなんて、洒落にならないだろ。
若:くッ誰がこんな苦質なことを。使ったら元に戻せ!
シロー:そーいった問題ではないだろ…。
とにかく、2階の卓球場まで一気に行くぞ。
[2F 卓球場]
ダァン!
シロー:ドアを蹴破るな、クード!
クード:ギャース、白い影がぁぁぁ。
若:本物の幽霊か?
シロー:まて!ドリミンを何処にやった!
白い影:むぐぐぐぐぐぐぐ…
シロー:さあ、話せ!
白い影:ムググググ…
若:離してやれ…シロー。
シロー:でも、こいつが若とドリミンに。
若:そのままだと窒息死するぞ。霧島が。
シロー:ぇ?霧島?
白い影:そ、そうです。霧島です。意外に熱いシローの一面にクラクラしてます。
若:酸欠だろうが。
シロー:どうしてこんな事をした。ドリミンはどこだ!
ドリミン:まだかー霧島。
クード:おお、ドリミン。無事だったか。
若:説明を希望する。霧島よ。
霧島:いやー、実は特撮同好会とホラー研究会の合同の「実録風ホラームービー」の撮影でして…。
ドリミン:霧島に協力を依頼されたのだ。
霧島:出演者集めと脅かす役を頼まれた次第ですOTZ
シロー:やれやれだ…。
@1話あるかもね
バイトなんだし( ´Д`)y──┛~