ウェルカムボード

弟が花嫁を迎えることと相成りました。
今月末に婚礼を挙げるのですが、披露宴の受付に置くウェルカムボードの依頼を引き受けたのは…正月のことでしたか(苦笑)。
「自分の写真を受付に飾りたくない」というのが私に依頼した理由らしい…。
というわけで、現在お尻に火がついて慌ててラフを描いてるところです。

未来の義妹は、弟にはもったいないくらいキュートなお嬢さん
絵描きとしては、未来の妹に喜んでもらえるモノを描きたいところ。
そこで、弟に写真を送ってくれるように頼みますと…猛烈に重い写真データが届きました。
「写真はオレが厳選した！」というメッセージとともに…。
気合いの伝わる写真だよ…撮ったのは君だな弟よ。
このかわいらしさを…私に絵で表現しろと言うか弟よ。

さて、ラフを描き始めてからハタと気がついたのですが…婚礼の受付に置くウェルカムボードってことは、服装は当然ながら…婚礼装束？
花嫁衣装は女の子の夢ですから、当然気合いを入れて選んでいるに違いない。
そのウェディングドレスを適当に描いたら…それはかなり問題があるのではないか？？？
再度弟にウェディングドレスデザインの写真があればと要求してみると…。
２回ばかり送信失敗を重ねた後、前回以上に重たい写真データが苦労の末に届きました(苦笑)。
ファイルを開いてみると…弟が撮ったとおぼしい超キュートなドレスの花嫁が！
写真のかわいらしさに「めっちゃかわいいティアラとドレスじゃないか！」と電話すると、きっと喜ぶと思うから花嫁にもそう伝えるという返事。
声がにやけているぞ弟よ。

そして電話を切ったとき、再び気がつきました
このティアラ、めっちゃ細工が細かいぞ。
チョーカーとイヤリングも、ティアラとおそろいでデザインが細かいぞ。
しかもドレスの胸元のチュールレース、やけに凝ったデザインじゃないか？
写真を拡大表示して改めて見ると…思った以上に複雑なデザインなのが見えてきた…。
私はこれまでの人生で、こんな細かい細工のアクセサリーや衣装を描いたことが一度もない…ということを思い出しましたよ。
実は私、かなり深い墓穴を掘ったのではないだろうか？
まあ、かわいい花嫁を喜ばせて、弟の前途を祝するためということで…。
チーフだって言っている「好きだからこそ、逃げるわけにはいかない！」って。
今週は、花嫁を描くこと集中してみます。

風水