大蔵流狂言師・茂山千之丞さんがお亡くなりになられたことを知りました。
思わぬ訃報に愕然としました。
学生時代、能をかじっておりましたので、何度もその芸に接する機会がありましたので、私の記憶の中ではいつまでも当時のイメージのままでした。
御年87歳におなりであったことを知り、別の意味で嘆息いたしました。
お父様である3世茂山千作さんは90歳でお亡くなりでしたから、わずかにお若い…。
そして、お兄様である4世千作さんは現在90歳とのこと…もうそんなお歳におなりなのですね。
茂山千之丞さんといえば、今も思い出すのはお兄様である4世茂山千作(当時は茂山千五郎)さんとご一緒に演じられた月見座頭の舞台です。
たしか舞台では長らく演じられていなかったものの復曲であったかと記憶しております。
座頭を千之丞さんが演じられ、目が見えないのに月見に…という一風変わった役所でした。
ご兄弟ならではの息のあった演技、そして、文字通り急転直下の展開に愕然としたことが今もありありと思い出されます。
実に…役者を選ぶ難曲といいますか…。
茂山家の意気を感じた演目の一つでした。
千之丞さんは狂言師という枠組みを超えてご活躍され、今年10月まで舞台に立っておられたとのこと。
もうあのお姿を舞台で拝見することはかなわなくなりました。
心よりご冥福をお祈りいたします。
風水
思わぬ訃報に愕然としました。
学生時代、能をかじっておりましたので、何度もその芸に接する機会がありましたので、私の記憶の中ではいつまでも当時のイメージのままでした。
御年87歳におなりであったことを知り、別の意味で嘆息いたしました。
お父様である3世茂山千作さんは90歳でお亡くなりでしたから、わずかにお若い…。
そして、お兄様である4世千作さんは現在90歳とのこと…もうそんなお歳におなりなのですね。
茂山千之丞さんといえば、今も思い出すのはお兄様である4世茂山千作(当時は茂山千五郎)さんとご一緒に演じられた月見座頭の舞台です。
たしか舞台では長らく演じられていなかったものの復曲であったかと記憶しております。
座頭を千之丞さんが演じられ、目が見えないのに月見に…という一風変わった役所でした。
ご兄弟ならではの息のあった演技、そして、文字通り急転直下の展開に愕然としたことが今もありありと思い出されます。
実に…役者を選ぶ難曲といいますか…。
茂山家の意気を感じた演目の一つでした。
千之丞さんは狂言師という枠組みを超えてご活躍され、今年10月まで舞台に立っておられたとのこと。
もうあのお姿を舞台で拝見することはかなわなくなりました。
心よりご冥福をお祈りいたします。
風水
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