「パンとサーカス」とは、ローマ時代の支配のやり方で、民衆に「食料と娯楽」を与えてさえおけば、簡単に支配ができるというもの。グラディエーターとは剣闘士(剣奴)のことで、コロッセウム(円形競技場)で人間同士、動物との殺し合いをさせられ、民衆の娯楽となった。
現代も、まさにその通りである。
今回は娯楽の中でも、芸能界とスポーツについて取り上げ、支配者の意図については触れません。
その話をすると、どうしても長くなってしまうので。GHQの3S政策もそうだし、受験勉強やゲームもそう。これらについては、また後日。
我々は彼等の演技を見て、楽しんだり、感動したりする。
しばし現実を忘れ、力をもらったりする。
でも冷静に考えると、いい大人が仕事もせずに、歌ったり、野球したりしてるんだよね。「芸能そのもの」の話も、ちとタンマ。芸能人、スポーツ選手個人は否定しません。
芸能界やスポーツの世界の本質とは何か。
ま、興行でしょうな。
東京ドームの満員の観客は、ちょっとした市の人口よりも多い。
彼等が移動し、飲み食いし、買い物してお金を落とす。
やめられませんわ。
結局、儲けるのは興行主。
いらなくなった個人はポイ捨て。
彼等の成れの果てを見るとよくわかる。
まさに、現代のグラディエーター。
戦っている所も、現代のコロッセウム(スタジアム)。
町内の歌のうまい人、おもしろい人、スポーツの得意な人じゃダメなんかいな。
普段はフツーの仕事をしてさ。
歌ったり、スポーツしているだけならねぇ。最近はいっぱしのコメンテーター様になっている。台本読んでるだけなのにね。挙句の果ては政治家なんて猛者も。生稲ちゃん、イジメんでね。
若貴兄弟が全てでしょ。あの後もTVを見ようってんだから、始末に終えん。両人は、今も出てるし。
芸能界のおっかない話については、これ以上書くことができませぬ~。