かはたれのジエン

イタチの最後っ屁 ・・・なので、コメントにも屁を垂れるしかできませぬ

忍ぶ草(第百段)

2014年11月21日 | 伊勢物語 

壮観ですな

 昔、男が、清涼殿と後涼殿の間を渡っていたら、あるやんごとない女君の部屋から、忘れ草を「これが忍ぶ草?」と、差し出させたので、受け取って、

   忘れ草生える野とでもお思いで? 忍ぶ草です大丈夫です

伊勢物語 百段 忍ぶ草 わかりやすい訳 現代語訳

忘れ草おふる野辺とは見るらめど こはしのぶなりのちも頼まむ

 

ついに、(ようやく?)100段。また「しのぶ」。初段に。タカタ、来ましたな。

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