本日は、川北小学校の109回目の開校記念日です。
川北小学校は、大正4年(1915年)9月5日に私設標津原野教育所として開設されました。
明治45年4月に天塩団体が8戸、大正2年に長沼団体8戸が入植し開拓がはじまった川北地区は、大正4年には戸数が32戸、学齢児童が20名となり教育所の建設が急務となったそうです。
当時、弓削蠖三氏が熱心に奔走し、大正4年4月に地区の集会で教育所建設を決議し8月上旬に工事に着手、8月25日には早くも校舎落成、9月5日に開校式を挙行、9月6日から教師弓削蠖三氏1名と児童数18名で授業が開始したそうです。
初代校長 弓削蠖三 先生
当時の校舎は約9m×約3.6mの教室が一つと職員室があったそうです。
当時の写真を見ると、屋根は草葺きですが、当時は高価だと思われるガラスが使われているところから、地域の方々の学校建設にかける並々ならぬ想いが伝わってきます。
以来2,367名が本校から巣立ち、各分野で活躍されていると聞いております。
保護者の皆様の中にも、本校を卒業されたという方が多くいらっしゃると思います。
ぜひ開校記念日の今日、ご自身の小学生時代の思い出を話題に挙げてお子様にお話していただければと思います。