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第57回:リサイクルではない“3R”
●ごみ減量のために、リサイクル以外の“R”も大事にしませんか?
今回のエコサロンでは、
「ごみを減らす」という目的を達成するために、
本当にすべきことは何なのかを考えてみました。
ごみの対策について考える時、よく“3R”と言いますが、
Reduce(ごみを減らす)、Reuse(再使用する)、Recycle(再資源化:別なものに作り変える)のうち、
左から順に、エネルギー消費が少なくなっています。
つまり、Reduce が進むことが一番環境にやさしいわけです。
そもそも、リサイクルをするのも、
「ごみを減らす」という目的のため。
でも、リサイクルをすることで、ごみの総量は減っているのでしょうか。
また、“3R”の他にもRを加えて4R、5Rという言い方もあります。
その場合、主に以下のものを加えます。
Refuse(ごみを断る)、Repair(修理する)。
※参考:http://www.heco-spc.or.jp/ecokids2/02_02.html
他にも、Rebuy(再購入)、Returnable(リターナブル)など、
かつては行われていたものがが、今は行われていないものもあります。
今回は、リサイクルに限らず、
その他の“R”についてスポットを当てて、
より環境負荷の少ない“R”の実現に向けて、できることは何か、
意見交換をしました。
たとえば、
よくリサイクル品を購入するものは何か(紙、PCなど)
再使用できるもの(古着、電池など)、修理をして使っているもの(靴など)、
それから、どうしてリサイクル品などの購入が進まないか、
リサイクルの輪(循環)が進むためには何が必要か、などを考えました。
一番大事なことは「ごみを減らす」こと。
それも、分別して分散させるのではなく、総量を減らすこと。
そのためには、市民だけが行うのではなく、
販売、製造のところからの取り組みも重要で、
それを選択する市民の目も問われてくることでしょうし、
(ごみになるような過剰包装を選ばない)
市民と企業が一緒になった取り組みが必要になるでしょう。
リターナブルの製品も、今はほとんど見られなくなりましたが、
それは消費者が購入しなくなったからということも関係しています。
量り売りやばら売りも、ごみを出さない販売方法でしょう。
今、川崎全市において分別が細かくなってきて、
各家庭において、ごみの中身について関心が強まっているので、
この機会に、分別して終わりではなく、その先で循環するところまで、
もしくは、その手前で、ごみを家庭に入れないようにするために、
Refuse(ごみを断る)することも含め、
具体的に考えていく必要があると思いました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6d/c0/05375f9db7886abde39d74fe87063b71.jpg)
(C)High Moon(高月 紘)
■話題提供:三枝信子(KF-net代表、環境ファシリテーター)
●日時:11月21日(木)19時~20時45分
●場所:エポックなかはら(5階)ボランティア交流室
☆2013年開催の「学び合いエコサロン」については、こちら。
●ごみ減量のために、リサイクル以外の“R”も大事にしませんか?
今回のエコサロンでは、
「ごみを減らす」という目的を達成するために、
本当にすべきことは何なのかを考えてみました。
ごみの対策について考える時、よく“3R”と言いますが、
Reduce(ごみを減らす)、Reuse(再使用する)、Recycle(再資源化:別なものに作り変える)のうち、
左から順に、エネルギー消費が少なくなっています。
つまり、Reduce が進むことが一番環境にやさしいわけです。
そもそも、リサイクルをするのも、
「ごみを減らす」という目的のため。
でも、リサイクルをすることで、ごみの総量は減っているのでしょうか。
また、“3R”の他にもRを加えて4R、5Rという言い方もあります。
その場合、主に以下のものを加えます。
Refuse(ごみを断る)、Repair(修理する)。
※参考:http://www.heco-spc.or.jp/ecokids2/02_02.html
他にも、Rebuy(再購入)、Returnable(リターナブル)など、
かつては行われていたものがが、今は行われていないものもあります。
今回は、リサイクルに限らず、
その他の“R”についてスポットを当てて、
より環境負荷の少ない“R”の実現に向けて、できることは何か、
意見交換をしました。
たとえば、
よくリサイクル品を購入するものは何か(紙、PCなど)
再使用できるもの(古着、電池など)、修理をして使っているもの(靴など)、
それから、どうしてリサイクル品などの購入が進まないか、
リサイクルの輪(循環)が進むためには何が必要か、などを考えました。
一番大事なことは「ごみを減らす」こと。
それも、分別して分散させるのではなく、総量を減らすこと。
そのためには、市民だけが行うのではなく、
販売、製造のところからの取り組みも重要で、
それを選択する市民の目も問われてくることでしょうし、
(ごみになるような過剰包装を選ばない)
市民と企業が一緒になった取り組みが必要になるでしょう。
リターナブルの製品も、今はほとんど見られなくなりましたが、
それは消費者が購入しなくなったからということも関係しています。
量り売りやばら売りも、ごみを出さない販売方法でしょう。
今、川崎全市において分別が細かくなってきて、
各家庭において、ごみの中身について関心が強まっているので、
この機会に、分別して終わりではなく、その先で循環するところまで、
もしくは、その手前で、ごみを家庭に入れないようにするために、
Refuse(ごみを断る)することも含め、
具体的に考えていく必要があると思いました。
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(C)High Moon(高月 紘)
■話題提供:三枝信子(KF-net代表、環境ファシリテーター)
●日時:11月21日(木)19時~20時45分
●場所:エポックなかはら(5階)ボランティア交流室
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