川崎フューチャー・ネットワーク(特定非営利活動法人)

みんなの力で、川崎を “環境都市” に!

開催報告: 【脱温暖化2050 川崎版】 ワークショップ

2010-08-17 | KF-netの活動:エネルギー(気候変動)
KF-net&MAKE the RULE 川崎 共同開催:未来創造プロジェクト2010
2010年7月17日(土)13:30~

めざせ、低炭素社会! 
 【脱温暖化2050ビジョン 川崎版】ワークショップ トーク×トーク×トーク♪

  あなたは川崎市をどんなまちにしたいですか?

「脱温暖化を目指したい!」
「低炭素社会にシフトしていかないと!」

  ・・・でも、どうやって?

それを、真剣に話し合う「場」を設けて、とことん、話しあってみました。

          ◆ プログラム ◆

  1.本日のプログラム ~ バックキャスティングとは?
  2.「低炭素社会を実現するために- 大幅削減のシナリオとその道筋-」概要
  3.テーマに沿って話そう! Part.1
  4.「川崎市 地球温暖化対策推進計画(案)」説明 
           ~川崎市環境局地球環境推進室長 福芝康祐さま
  5.テーマに沿って話そう! Part.2
  6.まとめ

      


◆将来ビジョン(2つの社会像) ~望ましい将来の姿とは?~

   

『脱温暖化2050プロジェクト』では、
低炭素社会実現のために、上記の二つの社会シナリオを提示しています。
参考:「2050日本低炭素社会」シナリオ
   (「2050日本低炭素社会」シナリオチーム(独)国立環境研究所・京都大学・立命館大学・みずほ情報総研(株))
    みんなでつくろう低炭素社会:http://www.team-6.jp/teitanso/

このどちらのシナリオを選んでも、低炭素社会(80%のCO2削減)が可能なのですが、
川崎市のモデルとして、「シナリオA:活力」と「シナリオB:ゆとり」のどちらを選びたいでしょうか?
また、川崎が本気で低炭素社会を目指そうとした時、どちらを選んだほうが実現できるでしょうか?
もしくは、どんな新しい「シナリオ:川崎版」が作れるでしょうか?
川崎らしい、川崎の特長を生かしたアピールポイントは、どこでしょう?

そして、その実現のためには、どんな施策から始めるのが良いでしょう?
本当は、一番効率が良い施策があっても、実現が困難な場合は、
とりあえず、取り組みやすい取り組みから始めることも良いと思います。
一歩、進んで、低炭素社会に近づいたと感じるためには、何をすれば良いでしょうか。

あなたなら、どんなシナリオを選び、どんな施策から始めますか?

◆【脱温暖化 2050 川崎版】ワークショップ 感想

1. とても充実した意見交換ができ良かったです。
  意見書の内容を考えるのに際し、17日の意見交換会は大いに参考にさせていただきました。
  市主催の説明会にしか出ていなかったら、今回の意見書に含まれる提案的な内容は出てこなかったと思います。
  有意義な機会を作っていただいた皆様に改めて御礼申し上げます。
2. CO2削減とか、いろいろな企業を巻き込んで、スポンサーに仕立てたほうが楽だと思いました。
  EX. SBIR(中小企業技術革新制度)制度とか
3. 温暖化対策について、たいへん有意義なフォーラムであった。
4. 行政の方と良く話す機会が生まれて良かった。
  いろいろな団体の方々とトーク×トークができ、次への展開が生まれるキッカケになればと願う。
5. 市の方にワークショップに加わって頂く形式は、これまでの説明会形式よりも断然良かったですね。
  短い準備期間、3連休の初日、おまけに暑い! という悪条件にもかかわらず、
  環境・温暖化対策に関心の高い、いわば同志と会えたことに嬉しさと心強さを感じました。
  市の方にも来ていただき、交流でき、有意義だった。
  また、単なる講演会よりも、こうしたワークショップは楽しい。
  こうした場づくりは、やはり大事。行政にも場づくりの支援をしていただきたい。
6. 川崎市の取り組みは市民には目立たないので、
  市長市幹部と全職員、さらに市内著名人と一斉に「真夏の打ち水」作戦で市民の目に触れる、
  マスコミに取り上げられるような仕掛けを提案しました。
  良きにつけ、悪しきにつけ、最近の国政選挙ではありませんが、マスコミでの露出度が高く、
  かつ戦略的な報道に取り上げられることは、必要なのだと思います。
7. 各人が意見が言えて良かったです。司会の方の進め方がすばらしい。
8. 参加させていただけて本当に良かったなあ~と感じています。
  みなさんの真剣なご意見を伺い、身の引き締まる思いです。
  このような場を作っていただき、ありがとうございました。
9. 参加して良かった!! 勉強になりました。ありがとう!
10. 計画案など勉強するのに、とてもいい機会だった。
  仲間づくりも大事だし、場は必要
  広報の仕方について、みんなで勉強すれば? と思います。広報って大変なんですよね。
11. 参加した方々が、全員、何かしら意見を言える「場」ということで、やはりワークショップ形式にしくはないと思った。
  都市のめざすイメージということで、シナリオAとBで希望をとってみたが、
  思っていたよりもBが多かったのは驚きだった。
  「このシナリオを目指すとすれば何ができるか」など、もうちょっと丁寧にやりたかった。残念。
  こういった機会を重ねていきたい。
  次は、もっと具体的に「川崎市民を巻き込むために、まず何をする?」というようなテーマでも話してみたい。



≪市のご担当者の方から≫
  川崎市の計画案を説明する機会を設けてくださり、ありがとうございました。
  今後は、市民・事業者・行政の協働を「見える化」したいと思います。よろしくお願いいたします。"
  様々なご意見を頂戴しまして、計画づくりには、大変勉強になりました。



「低炭素社会って、本当に実現できるのだろうか?」
「CO280%削減なんて、現実的な話なんだろうか?」
「できるとしたら、どうやったらいいんだろう?」

それを知るために開催したのが、
昨年10月の「『脱温暖化2050プロジェクト』勉強会 低炭素社会を実現するために」でした。
そして、それが実現可能であることを、みんなで学んだのです。

でも、考えているだけでは何も始まりません。
一緒に、とことん議論しあって、アイデアを出し合って、一歩でも前に進みたい。
市民も、行政も、企業も、学校も、家庭も、大人も子どもも、みんな一緒になって考えていきたい。
みんなでつくる「川崎版 脱温暖化2050」ビジョン
まずは、そのための“場”を作りたいと思っています。

今回のワークショップだけでは話し足りなかったことばかりなので、
このテーマは、今後も継続していきたいと考えています。
ぜひ、ご一緒に考えてみませんか?

川崎の環境問題に本気のみなさま、ぜひ、お集まりください!

※今回は18名の方々にご参加いただき、無事に開催させていただきました。
 地球環境推進室の福芝室長さま、広瀬課長さま、ご参加・ご協力くださったみなさま、
 本当にありがとうございました!
  
                            川崎フューチャー・ネットワーク


★「川崎市地球温暖化対策推進基本計画(案)」についての意見募集の結果が、
 環境局地球環境推進室に掲載されています。
 ぜひ、目を通してみてください!


-------------- (開催概要) --------------

  ◆日時:7月17日(土)13:30~16:00(開場 13:15)
  ◆場所:川崎市平和館 第1・2会議室(武蔵小杉駅から徒歩10分)


   ※参加者の方には、「脱温暖化2050プロジェクト」勉強会の講演録を差し上げます。


お申し込み・お問い合わせは、川崎フューチャー・ネットワーク : kawasakifuture@gmail.com まで。

くわしくは、こちらをご覧ください。

【未来創造プロジェクトとは?】
川崎市を住みやすいまち、ずっと暮らしていきたいまちにするために、
何をしようかと考える「未来創造プロジェクト」。
今年は、具体的に何ができるか、どこに焦点を絞ったら良いかを考えてみます。



※KF-netは、かわさきコンパクトに参加しています!

このワークショップは、
「KF-net」と「MAKE the RULE 川崎」の共同開催です。
あなたは川崎市をどんなまちにしたいですか?
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