ヒトは世代を変化(進化)させるために、老化という老化遺伝子がセットされていると言われています。
遺伝子は一つの細胞の中に3000~5000個あり、すべての遺伝子が常時働いているわけではありません。何かの作用に反応してスイッチが入ると、その遺伝子が働きだします。
老化遺伝子のスイッチを押せば、老化モー ドへと移行していきます。
たとえば、コラーゲンを作るときに必要な酵素を、若者はどんどん分泌します。
しかし、老化の遺伝子のスイッチが入ると、たんぱく質を壊してしまうコラゲナーゼという酵素を作り出し、大切なコラーゲンの合成が妨げます。そのため皮膚の弾力性が低下していきます。
また、炎症に関係する代表的な遺伝子がありますが、この働きを活性化するのが酸化と糖化です。
これまで細胞内に存在していたけれど働いていなかった、炎症を起こしやすくする遺伝子が酸化と糖化によってス イッチが押され、次々炎症反応を起こします。
これが、歳をとってくると、膝が傷んだり、身体のいたるところの痛みとして現れる大きな原因です。
「 いつまでも元気で若々しく、美しく生きるためには」
老化モードになる遺伝子のスイッチを押さないことが大切です。
またスイッチが入るタイミングはできるだけ遅らせる事が大切です。
老化遺伝子のスイッチを押さないための生活習慣。
それは、抗酸化と抗糖化を心掛ける生活です。
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